上天草市立大矢野中学校
ホームページへようこそ
学校教育目標
「未来を切り拓くために主体的に努力する生徒を育成する」
テーマ ~ 夢 実 現 ~
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昨年度までの駅伝大会からマラソン大会に変更し、学校から中北小学校方面への往復のコースで行いました。新しいコースで心配されましたが、多くの皆様方のご協力のお陰で無事に終えることができました。
まずは、女子の2Km。グラウンドを2周して、道路へ。3年生の小﨑美陽さんが終始先頭を走り、そのまま1位でゴールしました。上位は、九州大会出場の駅伝メンバーが占めました。
次に、男子の3Km。3年生が意地を見せ、上位を引っ張る展開。多くの女子が声援を送るゴール地点へ最初に飛び込んだのは、3年生の有島來明さんでした。
全員に全力で走り完走してほしいという思いで、少し短い距離でのマラソン大会としました。出場した全生徒が、期待通り最後まで精一杯力を出し切り、ラストスパートする姿や疲れた中にも満足の笑みを浮かべる姿がたくさん見られました。
男女の最後尾について走ってくださった川﨑先生、各ポイントに立ってくださった保護者役員の皆様や先生方、生徒に温かい声援を送ってくださった保護者・地域の皆様、ありがとうございました。
11月の後半から「人権週間」で人権学習に取り組んできました。そして、学んだこと(気づき)や考えたこと(決意)を、生徒全員で発表し合い、意見交換をする「人権集会」を開催しました。
まず、人権委員会が「人権アンケート」から見える大中生の学年ごとの良さや課題を発表しました。(以下はその抜粋です。)
〇良さ・・・優しい、困っている人を手伝ってくれる、助けてくれる、勉強を教えてくれる、全力で取り組む
▲課題・・・見た目・運動能力などをからかう、馬鹿にする、嫌なあだなを言う、悪口や陰口がある
そして、「おかしさに気づき、互いに知り合い、いじめや差別のない大矢野中学校に」と呼びかけました。
1年生は、職業差別の学習から、専門技術や誇りを持ってされている仕事に上下や偏見があってはいけないと学び、「差別をゆるさない学年になります」と宣言しました。
2年生は、「水平社宣言と西光万吉」を題材に部落差別の実態や戦い続けた姿を学び、「正しく学んでいきたい、差別をしない、許さない」と宣言しました。
3年生は、「社用紙と統一応募用紙」を題材に就職差別について学び、家族や家族の職業・学歴・収入など、自身に関係ないことを問う履歴書や面接のおかしさを学びました。そして、級友の就職差別に対して質問状を出した学級の話から、「正しく判断し、差別と闘う なかま になる」と決意を発表しました。
そして、それぞれの発表に対して真剣に書いた「返し(感想・意見)」を、全体で出し合いました。20人の生徒が勇気を持って、「返し」を述べてくれました。
全校生徒で、差別や偏見に向き合い、思いを共有する素敵な集会となりました。