学校生活

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第70回卒業証書授与式

3月10日、第70回卒業証書授与式が挙行されました。

校旗を先頭に卒業生133名が入場し、卒業証書の授与が行われました。続いて校長式辞、教育委員会告示、来賓祝辞をいただき、それぞれに卒業生との3年間の思い出と餞(はなむけ)の言葉を述べられました。

その後は一中らしく、在校生代表からの送辞と式歌「タンホイザー行進曲」が在校生によって歌い上げられた後、卒業生代表の答辞と卒業生式歌「大地讃頌」「仰げば尊し」の感動的な歌声が響きました。

なかでも、教職員を感動させたのは答辞の中の「学べることのありがたさ、学ぶことの楽しさを知りました。」という言葉でした。私達にとって、喜びとかけがえのないものとなりました。保護者を一番感動させたのは、やはり「大地讃頌」を歌う際、卒業生が一斉に立ち上がって保護者席を振り向いた瞬間だと思います。涙ながらにも精一杯歌う子どもたちの姿、そしてその圧倒的な歌声に、胸が熱くなりました。

卒業式に立ち会ったすべての方が、一中の良き伝統の継承・進化を感じていただいたのではないでしょうか。

最後に、関係の皆様方に心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。

避難訓練(不審者対応)

2/15(金)に避難訓練(不審者対策)が行われました。今回は天候が雨だったため、避難後の集合は耕心館となりました。避難する際は、生徒たちは先生の指示に従い、しっかりと行動することができていました。集合後には集会も行われ、生徒たちは警察署の方から話を聞きました。また職員は、今回の活動を通して改善すべき点などを話し合いました。

学校全体で考え、活動できたよい機会になりました。

  

2年生立志式

2月8日(金)2年生の立志式と記念講演を行いました。

立志式では、校長先生から式辞を、PTA学年委員長様から励ましの言葉をいただきました。続いて、新生徒会長が決意の言葉を述べました。会場には立志を迎えての生徒全員の決意表明を、座右の銘として展示しました。

続いて新生徒会役員の進行で、「夢への挑戦」と題して、車椅子陸上競技選手である中尾 有沙様による記念講演を行いました。その場にいた生徒、教職員、保護者みんながファンになったのではないかと思われるほど、チャーミングで、前向きで、魅力的な方でした。「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ。」という言葉は、まだまだ挫折を知らない子どもたちがやがて人生の壁にぶつかったときに思い出してほしい、声をかけてあげたいと思わずにはいられませんでした。そして、「心のバリアフリー」として、「困ったときは人に頼むこと、困っている人には手助けをすること」という、ハンディのあるなしにかかわらず助け合うという人としての心構えを教えていただきました。

生徒たちも積極的に質問し、「緊張に負けそうなときは?」「緊張するほど良い成績が出ると思っています。」「怪我をして得たものは?」「苦しんでいる人の気持ちがわかるようになりました。」と励まされる答えが返されました。

最後に、陸上部員は特別に控え室にお邪魔させていただき、記念撮影もさせていただきました。

2020年の東京パラリンピックで応援できることを楽しみにしています。

 

 

コミュニティ・スクール「教科等支援コミュニティ」の取組

 本校はコミュニティ・スクール(CS)の指定を受け、学校運営協議会を設置しています。CSの活動として1月28日(月)から2月15日(金)にかけて、「教科等支援コミュニティ」の方々のご支援をいただき、1・2年生の家庭科の授業で、郷土料理の「つぼん汁」と「ねったんぼ」づくりの調理実習を行っています。地域の方々に教えていただきながら、生徒たちは一生懸命につくっています。実習の後は「美味しかった」「楽しかった」という感想がたくさん聞かれます。

 コミュニティ・スクールは、学校と保護者や地域の皆さんがともに知恵を出し合い、学校運営に意見を反映させることで、一緒に協働しながら子供たちの豊かな成長を支え「地域とともにある学校づくり」を進める法律(地教行法第47条の6)に基づいた仕組みです(文科省ホームページより)。本校も、地域の方々に支えられ、地域とともに地域を学びながら、「地域とともにある学校」「地域に誇れる学校」を目指してまいりたいと思います。

 ご支援いただいております皆様、本当にありがとうございます。(文責:中村)

 

思春期保健事業

「性教育旬間」の取組として、2年生では「思春期保健事業」を行いました。

1月23日(水)保健センターより保健師さんにおいでいただいて、「異性との関わり」について考えました。

まず、事前に行ったアンケートをもとに、男女の性に課する興味や関心の違いを確認しました。

続いて、保健師さんの講話を聞き、実際に高校生同士で子どもができたときに、「自分たちだけで育てられるのだろうか?」という設定で、予想される課題をグループで討議しました。いろいろな角度から課題を挙げており、保健師さんも、「自分たちでしっかり考えることができているので、すばらしいですね。」と感心されていました。

最後に、困ったときの相談窓口を紹介いただきました。

お互いを大切に責任ある行動をとることの大切さに気づかされた立志式直前の2年生でした。