日誌

2022年9月の記事一覧

「朝の読書」の基盤。本を選ぶ時間の設定。

 9月21日、図書館で図書司書の先生と話をしていました。すると「次の時間、1年2組が本を借りに来ますよ。」とのこと。待っていると、国語の授業の前の休み時間に、1年2組の生徒全員が2冊の本をもって図書館へやってきました。すると慣れたものです。2冊の本を返却し、本を選び、新たな2冊の本を借りました。相良中学校は、本を借りるシステムがきちんと整っているのです。これが、昨年度一人平均72冊という驚異的な読書貸出冊数を生み出した基盤となっていることを再確認しました。本を選ぶ時間と本を読む時間があれば、人は本を読みます。そして、本の世界に入り、知識を高めたり、心を豊かにしたりします。相良中学校は、読書できる環境が整っています。これは、日本全国の中学校の中でもトップクラスだと自負しています。継続していきたい相良中学校の特色ある取組です。

ペットボトルキャップ集め。委員会活動での積極的な行動(ワーク)

 9月20日、給食時の放送で、美化ボランティア委員会主催「ペットボトルキャップ集め」の結果発表が放送されました。クラスマッチで行っていましたが、結果は1年1組の優勝でした。帰りの会にて委員会から賞状が授与されました。また、先週の登校中に、何人もの生徒が袋を持ってきていました。「何が入っているの?」と尋ねると、「ペットボトルキャップです。おじいちゃんからもらってきました。」との返答。委員会の計画や運営する姿、それに応えようとする生徒の姿に、積極的な行動(ワーク)を感じました。その結果、下の写真のように、全校生徒で、48.3kgのペットボトルキャップが集まりました。すごい量です。今後について、美化ボランティア委員長に尋ねると「この後ジャスコにもっていきます。最終的にはワクチンになります。」ということでした。ご家庭や地域の皆様、ご協力ありがとうございました。

台風14号。本校の一番の被害は杉枝!

 9月17日から9月19日までの台風14号接近に伴い、相良村をはじめ、人吉球磨でも大きな被害が出たところもあるようです。一日でも早い復旧復興を願っています。本校では、台風の影響で欠席した生徒はいませんでした。学校の校舎に被害はありませんでしたが、百年杉の杉枝が軽トラ10杯分くらい落ちていました。朝早く来た職員や生徒で、片づけをし、写真のように通れるようになりました。ありがたいことです。

職場体験に向けて、電話でアポイントメント。

 9月15日、2年生が、職員室から電話をしていました。何だろうと思って近づくと、受話器とメモを持ち、緊張しているのが伝わってきました。実は、10月4日の職場体験に向けて、事業所へアポイントメントの電話をしていたのです。受話器を置きホッとした生徒に感想を聞くと、「緊張したけれど、相手の方にうまく伝わったからよかったです。」とニコッと答えてくれました。

 当日は11の事業所に分かれて、職場体験を行います。事業所の皆様、受け入れていただき、本当にありがとうございます。また、本日の対応を含め10月4日当日も、大変お世話になります。そして、生徒たちをよろしくお願いいたします。

研究授業3年数学「新しい関数」

 9月15日、3年数学の研究授業を行いました。めあては「これまでの関数とはちがう、新しい関数について理解しよう。」でした。そして、下の写真のように、「ボールが斜面を転がるときの時間と距離の関係」について、自分で考えたり、ペアやグループで話し合ったりしながら、新しい関数「y=ax2」についてまとめていきました。ある生徒は、「y=ax2について、理解することができたのでよかったです。」と授業を振り返っていました。

 研究授業とは、授業者が「どのような授業を行うか。」という学習構想案を書いて、他の教師に授業を見てもらい、授業の検証を図る取組です。先生方は、年に2回程度、学習構想案を書いて、授業をお互いに見合うことにより、授業力の向上を図っています。