カテゴリ:図書館便り「BOOK FOREST」
キャリア教育で、「熊本の学び」の授業をどう構想するか
本日5時間目に、1-4国語の研究授業が行われました。
今回は文学的文章「さんちき」の学習で、登場人物の心情を読み取り、自分の考えを持つことをねらった授業でした。
この国語のねらいに迫る手立てとして、キャリア教育の視点として「つながる力」と「計画する力」が位置づけられていました。
登場人物になりきってインタビューをしたり、みんなの意見を聞いて自分で考えをまとめたりすることで「つながる力(人間関係形成・社会形成能力)」が、登場人物の「仕事」への思いと自分の考えを比較する中で「計画する力(キャリアプランニング能力)」が、働くように工夫されていました。
今回は、熊本県教育委員会の研究指定校指導訪問、菊池教育事務所のスクールサポート事業、大津町教育委員会の校内研修訪問として行われました。授業後の研究会では、熊本の学びの学習構想案や、研究仮説の実現に向けて、どんな生徒を育成するのか、参加者全員で熱心な議論が行われていました。