2020年2月の記事一覧
【全国学校給食週間】1月 24日 ランチメニュー
本日のメニュー
・麦ごはん
・牛乳
・鮭の塩焼き
・栄養すいとん
・1食味付けのり
※明治22年ごろの給食
毎年1月24日から30日は「全国学校給食週間」です。
皆さんは「全国学校給食週間」があることを知っていますか?
給食は皆さんの学校生活とは切っても切れない、そして楽しみな時間だと思います。
しかし、学校給食が行われている背景には、多くの人々による
努力の積み重ねがあったのです。
今日は給食の歴史について紹介します。
Q1:学校給食はいつからあるの?
明治22年、山形県鶴岡市の忠愛小学校で、お弁当を持ってくることができない
子ども達のために、おにぎり、焼き魚、漬け物といった簡単なものを、
お昼ご飯として提供したのが日本の学校給食の始まりだそうです。
今とは違って豊かとは言えない時代だったと思いますが、そんな時代でも
勉強をしたいと学校に通う子ども達を支えてくれる環境がつくられたのですね。
Q2:なぜ給食が広まったの?
食べる物が十分にないことが原因となる子ども達の栄養不足の状態を改善するため、
昭和7年以降は、国からの補助金を受けた学校給食が全国に広がりました。
Q3:どうして1月24日~30日が給食週間に定められたの?
昭和21年に戦争が終わった中、食べる物がなく栄養不足の日本の子ども達を見て、
外国から粉ミルクや缶詰、小麦粉が送られてきました。それにより、戦争のために
中止にしていた学校給食を再開することができました。
この物資の贈呈式は12月24日に行われたそうですが、その日は現在では冬季休業期間中。
そのため、3学期が始まって1ヶ月後の1月24日を給食記念日として定めたそうです。
今日もごちそうさまでした。