学校生活の様子

2月17日、3月5日 性に関する教育講演

 

2月17日(月)熊本県助産師会 助産師 加治美由起先生から、1・3年生を対象に、3月5日(水)金子陽子先生から2年生を対象に性に関する教育講話を実施していただきました。内容は「生命誕生といのちの大切さ」「中学校を卒業する皆さんへ伝えたい生と性」等をテーマとして講話がありました。

命の始まりは、自分の誕生日ではなくもっと前の生まれる約38週前、その大きさは0.1㎜。母親自身が妊娠に気づいく頃の胎児の大きさはお米一粒の大きさであること。それから胎児の成長と母親のお腹の大きさの変化の様子を図で説明されました。人類はみな子宮から生まれたのです!

皆さんの誕生日は、母親が命がけで皆さんを産み、皆さんも命がけで生まれたこと。生まれてから皆さんは毎日誰かに抱っこされ、守られてきたこと。家族の愛情いっぱいの中で育ってきたのです!

このほか、中学3年生には生殖可能な身体、つまり妊娠について、その責任とその具体的な内容。さらに、人工妊娠中絶、性感染症等にも触れられました。

最後に、「性ってなんだろう」心+生=性。心が生きると書いて性。未来のことまで話し合える関係を!自分の命や相手の命を守る力、SOSを出す力が必要などデートDV等についても講話をされました。

生と性はこれから生きていくで最も大切なこと。その自覚の持ちながら生徒たちは真剣に聞き入り、学びを深めていました。

2月6日 新入生体験入学

2月6日に新入生説明会を行いました。当日は来年度の1年生とその

保護者の皆様方に西原中学校に来ていただき、中学校生活についての

説明を行いました。

前半は、児童と保護者に分かれて、児童は本校の生徒会役員の案内の

もと学校見学を行った後、体育館でレクリエーションを行いました。

とても盛り上がりました。

保護者の皆様には校長や教務主任より、中学校での目標や生活につい

て説明を行いました。後半は、児童と保護者一緒になって生徒会が学

校生活についてのプレゼンを行った後、情報モラルについてのオンデ

マンド講座を視聴してもらいました。

いよいよ春から中学校生活が始まる新入生。充実したものとなるよう

しっかりと中学校も準備を整えていきたいと思います。

 

1月29日 総合的な学習の時間(縦割班活動)

 

 

  熊本地震について講話を聴く班      栽培したコキア(ほうき草)でほうきを作成する班

西原中学校のすばらしいところや課題を生徒全員で考えることを目的に、1年生から3年生までの縦割班で総合的な学

習の時間で取り組んでいます。

各班が掲げている課題解決をめざし、地域や行政等の専門的な方々を生徒自ら交渉して、ゲストティーチャーとして

お招きして、自分たちの学びを深め、探究学習に取り組んでいます。(SDGsとSTEAM教育の視点での取組)

各班がこれからどのような活動をして、課題を解決しながら、どのような成果を得、それをどう発信していくのか

楽しみにしています。

そして、この時間を生徒たちが、楽しそうに、意欲的に取り組み、過ごしながら学年間の親睦を深めていることが何

よりも嬉しいことです。

  

       防災食を作成する班       行政の方々と震災復興記念館について構想する班

1月17日 第2回西原村子ども未来会議

 

1月17日、西原中学校ランチルームに西原中生徒会、山西小、河原小の児童会の皆さんが一堂に会し、また、オブザーバーとして村議会議員、教育委員、各学校の学校運営委員の皆様をお迎えして、第2回西原村子ども未来会議を実施しました。さらに3年生以上の児童生徒の皆さんは各教室とランチルームをオンラインで結びました。

はじめに、ランチルームから各代表が、あいさつ運動など各学校が頑張った2学期の取組について報告しました。次に中学生によるアイスブレイクを行い、楽しい雰囲気のもと、小学生の皆さんから中学生に向けて質問コーナーを設けました。

 

小学生からオンラインによる質問に対して、中学生が各教室から回答するというまさにICTを駆使した会議となりました。例えば、「効果的な学習はどうすればいいですか?」という小学生からの質問に対して、中学3年生から、自学ノートの効果的な取り組み方についてアドバイスがありました。さらに「まとまりのある学級になるためにはどうすればいいですか?」という質問には、誕生日を祝うメッセージを黒板に書いたり、牛乳乾杯したりしていることを伝えていました。小学生の皆さんは、中学生からのアドバイスを聞き、「自分たちも取り組んでみたいです。」などたくさんの感想や意見の返しをオンラインで発表していました。令和4年度に決議された未来会議のステップアップ宣言「発表者が自信のもてる返しをしよう」となる返しが次々と出され、村内の小中学生が一体感を感じることができた未来会議でした。

1月 生徒会新執行部発足

去る12月10日に行われた生徒会選挙によって、新たに1,2年生7名が新生徒会役員となりました。

その後、役職の互選を経て、1月8日の3学期始業式の日に生徒会役員引継ぎ式を行いました。

新生徒会長からは、就任の挨拶で生徒会目標を「西中を誰もが過ごしやすい雰囲気に」と設定し、「あなた

が主人公~西中という舞台で~」というスローガンのもと、全校生徒で一緒に楽しく活気あふれる学校にし

たいと力強く宣言しました。

新生徒会役員に選ばれてから1ヶ月、西中の未来を考え、ともに過ごす仲間を思って導いた素晴らしい目標

だと思います。

今まで、西中をしっかりと支えてくれた旧生徒会の土台のもと、新たな西中づくりに邁進していきます。

11月27日 西原村学校人権同和教育部会授業研究会

 

11月27日(水)、西原村学校人権同和教育部会の授業研究会が本校で行われました。

当日は、山西小学校、河原小学校の先生方、保育園、教育委員会からも参観いただき、

1年生と2年生の「人権教育」の授業を行いました。

1年生では、「人の値うち」という資料から、予断と偏見により差別は生み出されていく

ということを考えました。

2年生では、「水平社宣言」から、差別を受けた人々が差別にどのように立ち向かってい

ったのかを考えました。

西原中では部落差別(同和問題)をはじめとする様々な人権問題の学習を通して、自分た

ちの身の回りに潜む差別に気づき正していく心情を育み、差別のない社会をつくるために

自ら発信できる生徒の育成を目指していきたいと思います。

11月縦割班いもほり活動

11月6日(水)、6月に苗植えをしたサツマイモの収穫を行いました。当日は天気もよく、絶好の「芋掘り日和」

の中、縦割班活動で収穫しました。収穫したサツマイモをどのような形で活用していくかは、今後、やはり縦割班

で進めている「総合的な学習の時間」の探究活動のなかでしっかりと考えていきたいと思います。

上述しましたが、「総合的な学習の時間」では、西原中学校や西原村が持続可能な(SDG’sの視点)ものであるよう

に、様々な角度から探究していきます。テーマの中には「観光資源の開発」や「西原村の歴史、伝統を広める」など、

西原村の活性化につなげていきたいと考えているものもあります。探究の過程で、村民の皆様にお話を伺ったり、ご

協力いただいたりすることがあると思いますので、その際はどうぞよろしくお願いいたします。

      

10月18日 阿蘇郡市中学校体育連盟駅伝大会

 

10月18日に阿蘇郡市中学校体育連盟駅伝大会が阿蘇農村運動公園あぴかにて開催されました。当日は気温が高く汗ばむようなコンディションでしたが、各学校の精一杯疾走する選手の姿がありました。その中で、本校女子チームが優勝し、2連覇を達成。男子はAチームが3位、Bチームが12位と大健闘を見せ、それぞれのチームが掲げていた目標を見事に達成することができました。女子チームは阿蘇郡市の代表として、また西中のプライドをかけて、11月8日に天草市である県中体連駅伝大会に出場します。

10月17日 国際貢献講演 マゴソスクール早川千晶さん来校

 

ケニア在住36年、マゴソスクールの主宰者の早川千晶さんが本校に来校され、すばらしい講演をしていただきました。とてもバイタリティのある方で、目の前にいるストリートチルドレンをほっておけない、その子たちにまず給食をとの思いで、現地の親友(やはりストリートチルドレンだった方)と共同で学校(マゴソスクール)を設立されました。今ではたくさんの卒業生を輩出し、その人たちがさらに先生になって身寄りのない子たちを支援していくという好循環を生み出されました。早川さんの生き様に学ぶことがたくさんある講演会でした。

マゴソスクールを支える会HP http://magoso.jp/

9月30日 スクールロイヤーによる「いじめ防止授業」

 

弁護士でスクールロイヤーの村田晃一先生をお招きして、「いじめ防止授業」を実施しました。

いじめ問題やスマフォ危険について法的な視点や道徳的な観点から約1時間の講話があり、生徒

のみなさんは真剣に聞いていました。

村田先生から「許されるいじめはある?」という質問がありましたが、いかなる場合でも許され

るいじめはないことを、人権や法に基づく事例から説明され、生徒たちは納得しながら聞いてい

ました。まずいじめが起こらないようにお互いを知り、理解し、相手の立場を想像できる力をも

つことが大事であること、SNSの危険性を常に考えながらスマフォを使用すること、万が一ト

ラブルになったときはすぐに保護者や先生に相談することなどのアドバイスをいただきました。

このことを普段の生活に生かしてほしいと思います。