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OJT

【OJT】英語参観授業

 12月11日(水)3時間目、英語の参観授業を1年教室で行いました。山鹿市教育委員会から2名の先生、さらには、学校支援アドバイザーの先生方も途中参観されました。

 帯学習から、今日のめあての確認、めあてに到達するための課題設定と進み、各自自分のペースで問題に取り組んでいきます。ALTの先生、サポートティーチャーの先生が個別にサポートしていきます。

 生徒は一生懸命問題と向き合っています。先生も丁寧に一人一人と向き合っています。50分がとてもはやく過ぎていきました。

 4時間目は、授業研究会。様々なアドバイスをいただき、今後の授業に生かしていきます。

 若い先生の頑張りに、「進みつつある教師のみ教える権利あり」、30年近く前にいただいた言葉を思い出しました。

【OJT】特別活動研究授業&授業研究会

 12月4日(水)の午後、鹿北小学校6年教室で特別活動の研究授業が行われ、鹿北小・中学校の職員とともに、県立教育センターの講師の先生にも参観していただきました。

 議題は「ありがとうの会の計画を立てよう」です。子どもたちからたくさんの意見が理由とともに活発に出され、意見集約や合意形成へと進んでいきました。班での話し合いを経て、最終的には1つにしぼられていきました。

 子どもが下校した後、小中学校合同授業研究会を開催し、話し合いの進め方や支援の在り方について協議しました。

 合意形成の方法、時間配分、司会団との事前の打ち合わせの重要性、意見を持っているが発言までいかない子どもへのサポートなど多岐に渡る意見が出されました。

 県立教育センターの先生から、キーワードの活用や設定方法、意見がそれた時の修正方法、言葉の概念の捉え方の違いへの対応、人間関係形成を目的とした実践、そして、今日の話し合いの中での子どもの様子などを記録し、次の学年(中学校)につなげていくことで、こういう話し合い経て今ここにこの子たちがいるという視点を持ってほしい。そのためにもキャリアパスポートは大切とのアドバイスをいただきました。

 先生には、冬季休業中の合同研修会の時にもキャリアパスポートについてお話をしていただきます。ご多用の中、よろしくお願いいたします。

 子どもたちの活動から、たくさんの話し合いのテーマをもらったことで、今日の授業研究会がとても充実しました。

 また、馬場先生には、いそがしい中、授業をしていただきありがとうござました。今日の学びを全職員で生かしていきます。

【OJT】英語研究授業

 11月26日(火)14時20分より、鹿本中学校1年生英語の研究授業に、英語の先生と参加しました。山鹿市内外からたくさんの先生方が参観されました。

最初の15分は帯学習。動詞の時制の変化などをテンポよく全員で取り組んでいきます。まず、そのレベルの高さと生徒の集中力に驚かされました。

 その後、今日の学習である「Canを使ってヒーローを紹介しよう」に取り組みました。相変わらず、テンポよく、そして生徒が生き生きと授業に参加しています。自分が考えた紹介文を友だちと紹介し合うなど、授業が活気に満ちていました。もう50分経ったのかと思うくらい時間が過ぎるのが速く感じました。

 授業研究会では、班別協議などを行い、まとめでは「とにかく英語の授業では、英語に触れること、英語のシャワーを浴びること。だからボーッとしている時間はない。生徒が次に何をするのかがわかっていることが大切。中学校の先生は、小学校外国語の授業内容を把握し小中連携の視点を持ってほしい。」とのお話が心に残りました。

 大いに刺激を受けた英語の授業と授業研究会。鹿北中で生かせる点は、積極的に生かしていいきたいと思います。

【OJT】道徳研究授業

 11月20日(水)4時間目、1年1組教室で道徳の研究授業を実施しました。授業者は志方先生。公正と公平との価値項目の読み物資料を使って授業を行いました。「席替えをしたあと、仲の良い人同士で座るため、勝手に席を替わってしまう人が多い」という課題に対して、どう思うか、また、自分ならどうするのかを考えていきました。

 様々な生徒の立場になって考え、その考えに対し自分はどう思うか、どう行動するのか意見交換をしていきます。活発な意見交換が行われ、最終発問では、今日考えたことや共有したことを、これからの生活の中でどのように具体化していくのか、自分の考えをまとめ発表しました。

 話し合い活動がとても活発で、1年生は、道徳的心情や道徳的判断力が身についていることがよく伝わってくる授業であったと思います。

 放課後の授業研究会では、発問の工夫や意見交流の場面を意図的に作ったことなどが話し合われ、授業での気づきや学びを共有することができました。テスト期間中の研究授業で準備等大変だったと思います。学びの多い提案授業、ありがとうございました。

【OJT】技術・数学の検証授業

 10月31日(木)今週は「検証授業ウィーク」です。今日も1時間目の技術、2時間目の数学の授業は、「学び合い」の取組の成果を確認するための授業です。

 2年生の技術の授業は、災害時に使用するライト作りを通して、工夫した点やさらなる改善点について各自考え、友だちと意見交換しながら、よりクオリティーの高いライト作りにつなげていきました。

 1年生の数学の授業は、比例のグラフの簡単な書き方について、問題を解きながら考えを深めていきました。先生の発問に対して、一生懸命思考し発表したり意見交換する姿がとても意欲てきです。

 1年生も2年生も、学びの基礎基本がしっかりしていて、学級の雰囲気もよく、学び合いが自然にできる空気感が感じられることがすばらしく、先生が、生徒一人一人の学びへのモチベーションを上げていく工夫をしている点がさらにすばらしいと思いました。

 こんな授業が毎日行われている鹿北中は、当たり前のレベルがとても高い学校だとあらためて感じました。

【OJT】検証授業ウィーク

 10月30日(水)今日は、保健体育、あやすぎ学級、英語の検証授業が行われましたました。

それぞれ、「学び合い」の場面を設定して今まで工夫してきたことの検証授業です。

 保健体育は、バレーの基礎練習の活動です。今日のリーダーを数名決めて、そのリーダーが一人一人のアタックをチェックしながら気づきを伝えます。その気づきを聞いて練習の中で修正していきました。 

 あやすぎ学級での授業は、昨日のパン作りの振り返りを行いました。特に、みんなで協力できたことがよかったことと確認しました。後半はパン作りを教えてくださった先生方へのメッセージカード作りを行いました。

 英語は、「which」を使い友だちに質問する内容を考えました。そして、お互いに質問し合いながら、言葉の使い方を身につけていきました。英語での交流の場面がたくさんある授業でした。

 どの授業も、「学び合い」の場面を効果的に取り入れ、生徒が意欲的に活動する場面が見られ、活動を通して学びを深めることができました。

 今週は、検証授業ウイーク。明日はどんな授業が行われるのか楽しみです。

【研修会】高森町「新たな学び」研究発表会

 10月25日(金)、熊本県高森町「新たな学び」研究発表会に参加しました。午前中は公開授業と授業研究会です。

 公開授業1は、1年社会「世界に大きな影響を持つ北アメリカ」の授業。タブレット端末を持ち帰り、家庭学習と授業を効果的に結びつけた検証授業です。一人に1台のタブレット。そして、タイピングの速さに驚かされました。また、先生が授業を進めるのではなく、生徒が学習リーダーとなって授業を進めていく姿にも大きな刺激を受けました。

 公開授業2前半は1年英語で、特に高森東中との遠隔授業が大きな学びとなりました。お互いの学校の各班ごとに、パソコン画面を通して英語で交流する姿は、これからの授業の概念を大きく変える可能性があると感じました。

 公開授業2の後半は、2年国語を参観しました。筆者が示す「それ」という指示語が何を指しているのかを考える授業。最初に一人一人考え、次に班で考え、意見交換を通して、考えを絞っていく過程が素晴らしく、特にコラボノートを活用し、すぐに各自の意見や班の意見を共有し授業が展開していく様子は大いに参考となりました。

 タブレットを使った授業は、考えが共有できたり、根拠となる資料を視覚的に全員が共有できる点で、学びや理解が深まると感じました。

 また、遠隔授業は、教室という空間が無限の広がっていく可能性を感じました。

 授業研究会では、コラボノートの活用方法やタブレットを持ち帰ることでの学習効果などについて意見交換しました。

 昼食をはさんで午後は、文部科学省初等中等教育局 情報教育・外国語教育課長より「教育の情報化の動向」との演題でお話がありました。講話の最後に、「平成の時代は、パソコンやタブレットは学校にあったらいいなという教材でしたけれども、いよいよ令和の時代はですね、なくてはならない教材として、しっかりICT環境の実現を図ってまいりたいと思います。」との文部科学大臣の言葉が紹介され、とても印象に残りました。

 その後、東京工業大学名誉教授、宮崎大学副学長、東北大学大学院教授、鹿児島大学准教授の皆さんによるパネルディスカッションなどが行われ、「Society5.0」に対応した資質・能力の育成について考えを深めることができました。

 今日の研修で学んだことを、どう鹿北の教育に生かしていくのか、そのことをしっかり考え実践化していきたいと強く思いました。

 ICT授業を支える基礎基本のすばらしさ

 高森中の授業を参観して、生徒が調べたことを根拠をもって発表する姿、質問事項を共有し答えを導きだそうと意見交換する姿、考えよう、調べようとする意欲、考えを深めていく過程での学び合い、安心して意見が言える学級の雰囲気など、学びの基礎基本がしっかりしているからこそ、ICT活用が効果的に行えるということがわかりました。

【OJT】国語科検証授業

 10月23日(水)、1時間目、授業改善プロジェクトの一環として、国語の検証授業が行われました。「スピーチを行い、お互いに評価する力をつける」ことをめあてに、3つの班に分かれて、スピーチを行います。事前に作成した原稿をメモ代わりに見る生徒、まったく原稿を見ない生徒。相手に自分の伝えたいことをどうすれば効果的に伝えられるか声の大きさやスピード、抑揚など工夫をしています。

 そして、誰のスピーチを班代表とするのか根拠をもとに発表していきます。この取組を通して、学びを深め評価の力を高めていきます。

 生徒は、とても積極的に発表や話し合いに取り組むことができました。

 検証授業での課題がいくつか見えてきたので、さらに研究を深めていきたいと思います。

【OJT】1年理科研究授業

 10月9日(水)6時間目は、鹿北小中学校の先生が参観しての理科の研究授業が行われました。たくさんの先生がいる中でも、いつも通り、集中して頑張ろうとの意欲が感じられます。

 授業は「エタノールの状態変化をモデルで説明できる」ようになることを「めあて」として進められました。エタノールが温められ、液体から気体に変化した時、ビニール袋がパンパンにふくらみ、「わーっ」という声があがりました。

 そして、一人一人が描いた気体になった時の袋の中の粒子のモデルの様子を全部黒板に貼り、みんなで意見を出し合いながら一番正しく表されているものを探っていきました。

 この話し合いの過程が今日の授業の一番の見所です。考えを発表しながら、一番近いモデルに近づいていく「学び合い」の様子がとても素晴らしかったです。

 放課後、小中学校合同授業研究会を行い、先生方で意見交換を行いました。講師として来ていただいた山鹿市学校教育指導員の佐藤先生からは、最初に生徒のあいさつや態度の良さをほめていただきました。授業の中で生徒を育てることが大切とのこと。授業終了後の生徒の満足した姿から、今日の授業が充実したものであったことがわかる。粒子という見えないものを可視化することの難しさや、三角ロジックの発表方法を身につけるとさらに良くなるなどのアドバイスをいただきました。

 生徒が学習に意欲的であり、学級内に支持的風土があり、学びの空間に流れる空気感が生徒の成長を支えていることが伝わってきました。これは、とても素晴らしいことだと思いました。

【研修会】全九州中学校校長研究大会佐賀大会

 8月22日(木)、23日(金)の2日間、佐賀県で行われた全九州中学校校長研究大会に参加させていただきました。1日目は、文部科学省からの説明や分科会が行われました。第6分科会では、「多様化した教育課題に対応できる教員の育成」との研究テーマに沿って、大分と宮崎の先生の実践発表があり、その後、班別協議を行いました。福岡、大分、鹿児島、沖縄の校長先生方と時間を忘れるくらい活発に意見交換をしました。

 2日目は、大会宣言文の発表と記念講演が行われました。記念講演は、坪田塾塾長の坪田信貴先生「子どもやあなたの底力を圧倒的に引き出す5つのポイント」との演題でお話をしてくださいました。坪田先生は「学年ビリのギャルが1年で偏差値40上げて慶應大学に現役合格した話」の著者で、有村架純主演の映画「ビリギャル」で知られています。

 どうやって偏差値40も上げられたか、そのノウハウを5つの視点でくわしくお話してくださり、あっいう間に90分が過ぎていました。

 今までにない視点や発想、そして感性。驚きの連続でした。しっかりと持ち帰り実践に結びつけていきたいと思います。

 2日間研修に参加させていただいた分、学んだことを生徒や先生に返していきます。