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OJT

【OJT】鹿北小・中学校合同研修会

5月8日(水)15時50分より、鹿北小・中学校合同研修会を開催しました。今回は、授業力向上プロジェクト特別活動、そして期集会について具体的実践を始めるための研修会です。各自が授業力を高める実践を具体化したり、特別活動、特に話し合いの場面設定や期集会の期日や内容を決めたりと、かなり具体化されてきました。鹿北小中学校は、研究授業のための研究授業にならないよう、日々の授業1回1回に改善の視点を明確にして取り組み、その成果や変容を検証授業という形で振り返り、また次の実践につなげていくという短期間のPDCAを繰り返し行うことで授業力を高めていきます。そして、生徒の学力を高めていくことにつなげていきます。日々の実戦の継続にどれだけこだわることができるか、一人一人の先生のチャレンジが始まります。

【ОJT】鹿北小・中学校合同校内研修

 3月13日(水)15時50分より、鹿北小・中学校合同校内研修会を行いました。今回は、今までの取組、実践を振り返り、次年度の研究をどうするのかが主なテーマです。UDの授業づくり、特別活動における話し合い活動を行ってきての、反省点や改善点を出し合い、次年度の研究の方向性について協議しました。今年度の方向性を踏襲しつつ、新たな視点での研究を、次年度は行っていきます。

 生徒の学力向上、生きる力の育成に向けて、小中学校協働での研究を行っていきます。

【OJT】検証授業:あやすぎ学級

2月28日(木)3時間目、あやずぎ学級(自閉・情緒)にて検証授業が行われました。

【授業改善の視点】

学んでみたい導入の工夫

互いに高め合う「学び合い」ができる工夫をしている。

【授業改善の視点】

生徒の興味・関心が高まる課題の提示。

以前の学習の写真準備。(イメージがもてる)

得意な活動や動作性がある活動の取り入れ。

言語活動が豊かにできる内容の工夫。

【検証授業の視点】

生徒たちが出すアイデア。

生徒たちが互いに関わり合う姿。

 

「めあて」は、「卒業生へのプレゼントを考えよう。」で2000円以内で、3人の卒業生へのプレゼントを考える授業。3月15日に、手をつなぐ育成会主催の卒業を祝う会が予定されていますが、そこで渡す卒業記念品について考えていきました。

タブレットを使い、事前に聞き取りをしておいた卒業生の希望に沿って記念品を考えていきます。防止やバッグ、文房具などいくつか候補をあげて、意見交換をしました。

わいわいとにぎやかに、楽しく活動することができました。検証の視点である「生徒たちが互いに関わり合う姿」が見られ、また、タブレットの中から、記念品としてふさわしいものを探す時に卒業生一人一人のことを考えながら活動できているところに温かさを感じました。人との関りの心地よさを実感できる授業であったと思います。

TT授業の時のT2の先生の動きや活用を工夫すると、「学び」が深まると思いました。

 

【OJT】検証授業:数学

 2月28日(木)2時間目、数学の検証授業がランチルームにて行われました。

【授業改善の視点】

 互いに高め合う「学び合い」ができるよう工夫をしている。

【授業改善の視点】

 授業の途中からTTにより、少人数に分けて学習を進める。

 習熟に応じた課題を用意。

【検証授業の視点】

 TTの活用で、習熟に応じた学び合いの取り組み。

 得意、苦手に限らず、学び合いに取り組む。

 

 「めあて」は、「硬貨を投げた時の確率を求めよう。」で、最初に、2枚の硬貨を同時に投げた時、1枚は表、1枚は裏となる確率を求めました。予想を立て、どのように考えていくのかをみんなで確認しました。その中でポイントとして、硬貨をA、Bというように区別して考えることと、樹形図を使って考えることを共有しました。

次に3枚の硬貨を投げた時、少なくとも2枚が表、または3枚が表となる確率を求めました。共有したポイントを使いながら、全員が答えを導き出しました。

そして、問題演習。難易度に応じた場所を設定しそこにプリントを準備し、場所を移動しながら、自分のペースで取り組んでいきました、二人の先生は、個別指導を行います。すべての問題をクリアした生徒は、リトルティーチャーとしてアドバイスを行います。

 質問しながら、一人一人が一生懸命課題に取り組む姿が見られました。

 めあてとまとめの連動において、やや合っていないかなと思いましたが、得意、不得意に関わらず、一人一人積極的に授業に取り組む姿勢がすばらしいと思いました。

 

 

【OJT】検証授業:国語

 2月26日(火)1時間目、国語の検証授業が行われました。

【授業改善の視点】

 互いに高め合う「学び合い」ができるよう工夫をしている。

(UD化チェックリスト⑤)

【授業での工夫】

 授業の途中からTTにより、少人数に分けて学習を進める。

 習熟に応じた課題を用意。

【検証授業の視点】

 TTの活用で、習熟に応じた学び合いの取り組み。

 得意、苦手に限らず、学び合いに取り組む。

 

 授業のめあては、「話し合いを通して言葉の理解を深めよう」

班ごとに教科書から興味のある言葉を選びます。一人一人、その言葉から思いつくことを付箋に書いていきます。班をつくり、みんなで付箋を紙に貼り、グループ分けを行い、見出しを付けていきます。そして、なぜ、そのような見出しをつけたのかを話し合います。

 まとめでは、話し合いを通して、言葉の意味がどのように深まったのかを見つめ、最後に今日の話し合いの振り返りや学びについて確認していきました。

 いわゆる「KJ法」を用いての話し合い活動でしたが、みんなで意見を出し合いながら、それぞれの考えを整理していきました。次の時間では、さらに共通点について話し合い、言葉を定義するところまでいきたいとのことでした。

 話し合いの途中で、意見が出なかったり、煮詰まってしまう場面をどのように切り抜けていくのか、また、話し合いは、共通点に見出しをつけることと、共通点から見えてくる気づきを書き込むという2つの活動がありましたが、時間配分を考えることも大切だと思いました。

 お互いの班の話し合ったことを紹介する場面があると学びが深まると感じました。今回学んだスキルを、国語以外の様々な活動にも生かしてほしいと思います。

【OJT】検証授業:英語

 2月25日(月)1時間目、英語の検証授業を参観しました。

【授業改善の視点】

 互いに高め合う「学び合い」ができるよう工夫をしている。

 (UD化チェックリスト⑤)

【授業での工夫】

 グループ活動を取り入れ友だちに質問できる。

 苦手な生徒も得意な生徒にアドバイスできる活動を仕組む。

 全員が内容理解するまで教え合いをする。

【検証授業の視点(見どころ)】

 生徒が好きなものや人について理由をつけて説明する

 板書やヒントによる自力解決できる。

 代表生徒が前に出て今日の月日・曜日を英語で確認し、次に、今日のめあてと単語の学習をテンポよく行いました。ペア学習も協力し集中していました。

 その後、5つのグループに分かれて、5つの課題(①練習1、②練習2・3、③通訳、④単語、⑤音読グループ)を割り当て、ローテーションしながら、自分たちですべての課題に取り組んでいきました。先生は個別のアドバイスや音読の確認をしました。グループでは、わからないところを質問し合ったり、教えたりしていました。

生徒に聞いてみると、グループ学習は、

 ①わからない時に友だちに聞きやすい。

 ②自分たちのペースで学べる。

 ③みんなが学習に参加できる。

 などの意見を言ってくれて、グループ学習は楽しく学べるとのことでした。

 グループ学習のローテーションがそれぞれのペースなので、今どのような活動をしているのか錯綜したり、活動内容が集中する場面があったので、そこの工夫が必要だと思いました。

 日々、指導法の工夫改善に取り組み、試行錯誤を重ねて今のスタイルにたどり着きました。その努力に頭が下がります。

【OJT】検証授業:保健体育

 2月22日(金)3時間目、保健体育の検証授業が行われました。

【授業改善の視点】

 ねらいに応じて様々な学習形態を工夫している。(ペア、グループ、一斉など)

【授業での工夫】

 基礎技能習得のため、グループ活動(学び合い)を積極的に取り入れる。

【検証授業の視点】

 生徒同士の関わり合う姿を見てほしい。

 3年生のサッカーの授業。最初に準備運動を行い、今日の目当てを確認し、2チームに分かれて時間を区切って試合形式の実践を行います。時間が来たら、グループごとに振り返りを行い、自分たちで反省点を解消するための練習メニューを考え練習に取り組みます。そして、今日の授業のまとめと振り返りを行い先生からの話となりました。

 試合の後の話し合いは男女とも、意見を出し合いながらどうすればよくなるのか具体的に考えていました。

 試合の中でも、指示を出したり、声を掛け合っている姿が印象に残りました。反省点の解消の練習後に、再度試合形式でその成果を確認する場面があると「学び」を実感できると思いました。

 楽しそうに一生懸命活動する3年生の姿はいいものです。

【OJT】検証授業:理科

 2月21日(木)4時間目、理科の検証授業が行われました。

【授業改善の視点】

 互いに高め合う「学び合い」ができるよう工夫をしている。

【具体的実践】

 基礎基本となるワードがつかめるカードの提示

 生徒同士での学び合いができる役割分担。

 学習規律の徹底。

【検証授業の視点】

 話し合い活動での生徒同士の意見交換。

 生徒同士、ヒントを出し合い理解を深める。

【めあて】

 災害から身を守る行動を考えよう

 ~家の中で地震にあった時の身の守り方~

 初めに、ビデオ視聴を通して、過去の地震災害を確認し、どのようなことに気を付ける必要があるのかを考えていった。その際、こうやったら100点はなく、生き残ったら100点という発想で考えることを共有した。

 まず、自分で考え、そして班なって意見を出し合いホワイトボードに記入し、掲示した。

 その後、時間があれば出された意見について質疑の時間をとり、考えを交流させたり深める時間がとれたのだが、その時間がとれなかったのが残念だった。

 生徒の学習に取り組む姿勢は大変良く班の話し合いもみんなが意見を出していた。全体的な時間配分を考えれば、さらに主体的対話的な学びにすることができた。

検証授業【音楽】

 2月20日(水)4時間目、音楽科の検証授業が行われました。

【めあて】

 イメージをもたらす音楽の秘密を探ろう

【授業改善の視点】

 互いに高め合う「学び合い」ができる工夫

【検証授業の視点】

 生徒が話し合いながら課題解決する姿

 生徒が意欲的に発表する姿

 ジョーズ、ターミネーターの映画音楽を聴き、音楽の諸要素によって感想や思い浮かぶ場面を各自が考え記録する。その後、友だちと感想を伝え合い、なぜそのように感じたのかを音楽の諸要素を使い説明する。このような流れで授業が進んでいきました。お互いの感想を伝え合う場面では、ペアを組みながら積極的に活動する姿が見られました。

 自分の感想を一生懸命相手に伝えようと工夫する姿が印象に残りました。

 音楽の諸要素での説明が、音色、リズム、強弱に集中していたので、旋律、音の重なりなどの観点で説明できるとさらに深まると思いました。

 それにしても、音楽室の音響システムはすごいと思いました。音が体の芯まで響いてくる感じで、迫力に圧倒されました。

検証授業【社会】

 2月19日(火)4時間目、社会科の検証授業が行われました。

 【めあて】

  単元のテーマについて討論を通して、追求し、自分の考えをまとめよう

  ※単元のテーマ 

   →明治維新の様々な改革は、国民のための(政治改革である・政治改革ではない)

 【授業改善の視点】

  学んでみたい導入の工夫

  互いに高め合う「学び合い」ができる工夫

 【検証授業の視点】

  視覚資料を用いた導入

  形態を生かした授業展開。

 導入では、視覚資料を適切に用いて、テンポの良くみんなが発言しやすい雰囲気をつくっていました。

 「学び合い」の工夫では、授業の途中で、同じ意見の生徒が話し合いやすいように座席を移動させて、考えの交流や違う考えについて質問するなど、思考を深める時間をつくりました。授業では活発な意見交換を行う生徒の姿が数多く見られました。

 テーマについてのとらえ方

  全体の大きな流れの中でとらえるのか、個々の事象でとらえるのか

  江戸時代からみてとらえるのか、現代からみてとらえるのか

  その後の日本の歴史からとらえるのか

 など、様々な視点から考えることで、ものごとの見え方が違うなど、今日の授業の中での学びを、他の教科や活動にも生していくことができると思いました。