2021年11月の記事一覧
修学旅行に向けて(1週間前)
2年生の修学旅行(11月29日~30日)まで1週間となりました。本日(22日)の4校時、2年生の各クラスでは、その事前学習として貸し切りバスの座席決めや班別自主行動の計画などをおこなっていました。
2年生の様子を見ていると、修学旅行を楽しみにしているとは分かりますが、無駄にはしゃいだり、興奮したりするような様子はなく、粛々と準備を進めているという感じがします。「この学年はほんと大人だな‥‥。」これがたまたまの偶然なのか、それとも新設校だからなのか検証できてはいませんが、学校は安全安心で学びに集中できる場であるべきですから、何よりの雰囲気だと思っています。
ご家族も含め生徒の皆さんにお願いしたいことは「健康管理」です。新型コロナウイルスが小康状態だからといって油断は大敵。2年生全員が元気に修学旅行に参加できることをとにかく祈っています。
小学校の学校訪問(総合訪問)
本日(18日)、合志楓の森小学校では、菊池教育事務所の「総合訪問」が行われています。1校時は概要説明、2校時・3校時は授業参観、4・5校時は各授業・各部会(保健・給食等)への指導・助言、6校時は全体会(学校経営全体への指導・助言)の流れで、合間には諸表簿点検なども行われます。「総合訪問」は、義務制の小中学校にとって一大イベントであり、先週から角田校長先生はじめ小学校の先生方に少しピリピリ感があったのはそのためかもしれません。
本日は、菊池教育事務所から所長・指導課長・管理主事・指導主事6名・社会教育主事、合志市教育委員会から教育長・教育委員4名・教育部長・教育審議員・学校教育課長・指導主事2名、その他にも参観授業の協力者として他校の先生方14名と、たくさんのお客様が来校されています。
本日は中学校に直接は関係のない行事ですが、おのずと中学生の様子も目にされることになります。中学生に特別な期待をすることはありませんが、挨拶だけはいつも通りやってほしいと思っています。
なお、合志楓の森中学校の「総合訪問」は、3学年揃った来年度(令和4年度)に実施される予定です。中学校としては本日の小学校の対応をしっかり参考にさせていただき、来年度へ向けて準備を進めたいと思っています。
後期中間テスト
本日(18日)と明日(19日)は、後期の中間テストを実施しています。教科は5教科で、1年生が本日は国・社・理、明日は英・数、2年生が本日は社・英・国、明日が理・数の順番になります。
1校時の様子を見て回りましたが、テスト問題が共通テスト、引いては公立高校入試問題の出題形式を強く意識した問題になっていることに一目で気が付きます。たまたま1校時の問題作成者が、内田教諭(1年国語担当)と町田教諭(2年社会担当)で、これまで生徒たちを幾度となく高校へ送り出してきた百戦錬磨の強者(つわもの)だったからかもしれませんが、こういう問題で鍛えられていたら、間違いなく入試問題に強くなるだろうと推測しました。
なお、こういう話を聞くと、ペーパー学力を高めようとする学習塾的な発想と受け取られるかもしれませんが、問題内容そのものは、普段の「主体的で対話邸な深い学び」の実現を目指した授業とのリンク(指導と評価の一体化)を意識したものであることは言うまでもありません。
掃除の様子
今日(17日)は午前中、私(校長)は合志市の社会教育委員会議に出席しており、授業の様子からHP掲載のネタを探すことができなかったので、掃除の様子を見て回りました。
全体的に言えば、本校の生徒たちはよく掃除をしていると思います。しかし、よく見てみると私語をしている生徒(無言掃除では?)やボーッと突っ立っている生徒が全くいないわけではありません。また、広さに対する配当人数が少ない場所の生徒の方が、配当人数が多い場所より頑張っている感じがします。人数が多ければ「自分一人ぐらい‥‥」という甘え心が出てしまい、前述のような一部の生徒の様子になるかもしれません。人は役割の大きさに比例して責任感や使命感も大きくなるのかもしれません。そう考えれば、生徒指導の三原則の一つ「自己有用感を与える」は、とても大事な考え方ですね。
身内を褒めることになりますが、本校の先生方は、とにかくよく掃除を頑張ります。「師弟同業」と「率先垂範」。教育指導の定石です。
学級担任がいなくても(朝の会)
本日(16日)の朝の会の様子を見て回ると、1の3(左写真)と1の4(中央写真)には学級担任がいません。2人は本日、人間ドックと研修で不在です。もちろん副担任が代理で教室に入って指導をしていますが、両クラスとも日直が前に立ち、自分たちで朝の会を進行しています。
感心したのは、その際私語をしたり、別のことをしたりする生徒もおらず、ほとんどの生徒が顔を上げてしっかり朝の会に参加していることです。私(校長)がかつて学級担任をしていた頃、学級担任が不在の日、学級経営が不十分な(支持的風土ができていない、規範意識が育っていない)クラスは、朝の会が「ガタガタ」の状態だったことを思い出します。つまり、学級担任が不在の日に「生徒たちは本性を現す」のかもしれません。それでも学級担任がいて「ガタガタ」(つまり「学級崩壊」の状態)ではなかったので、ずっとマシだったとは思いますが、当時の私の経験と比較して、本校の1年生のレベルは相当高いと言ってよいと思います。
と言っても、学級の中にはいろんな個性を持った生徒がいますので、可能な限り個別に「合理的配慮」を行なっていく必要があります。同時間に3階の西展示スペースでは、本校の特別支援教育のスタッフ(もみじ学級担任、教育活動指導員、教育介護補助員)の打合せが行われてました(右写真)。これは毎日のルーティーンです。
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