学校生活
1年集団宿泊教室(2日目:マリン活動)
◆カッター艇体験
・小雨ですが頑張って活動します
・かい立てで指示を聞きます
・声出して頑張っています
・無事帰着です
・午後の創作活動に備えて、貝殻集めです
きたるべきときに備えて オンライン授業試運転
【3年学級通信から】
今週の水曜日の 6 時間目に,初めてオンライン授業を行いました。不具合もありましたが,実際に家でつながるかテストができたことだけでも,きたるべきときに備えて有意義な時間だったと思います。授業では,接続確認のほかに点呼やネット経由での課題配付・提出などを行いました。
次の日の日記では,「とても楽しく貴重な体験でした!」や「毎日 zoom での授業がいいです」と書いてあり,生徒にとっても新鮮な時間だったようです。
“世界の人々の幸せをお手伝いできる仕事” JICA国際協力出前講座
【2年学級通信から】
“視野を広げる”ことは大事だなと思います。私は吹奏楽をやっていることもあり、10代〜20代にかけて海外へ演奏旅行に行く機会を得ました。それがきっかけとなり、今までにヨーロッパを中心に15カ国を旅することができました。社会人になっても旅行をすることは、“視野を広げる”大事な機会となっています。
海外へ行くとその国を理解しようとします。同時に「日本」をより深く考え、自分を見つめる機会にもなります。テレビやインターネットが普及して身近に感じる海外ですが、実際に自分の目で見て感じることが、どれだけ自分を成長させてくれるかを身をもって経験することができました。コロナ禍で世界中が制限されている状況ですが、いつか自由に国と国を行き来することができれば、みなさんも興味のある国へ行ってみるのも良いと思います!
2年生にも“視野を広げる”機会がないかな・・・と考えていたときでした。JICA(海外協力隊)の方が派遣前に湯前町に派遣され、役場で活動をされているという話を聞いたのです。これは!と思い、講演の依頼をして今回の「JICA国際協力出前講座」を開くことができました。
JICA熊本デスク勤務で国際協力推進員の尾上香織さんが、トンガ王国での活動の様子、自分がJICAに興味をもったことから働くことができるまでのストーリーなどお話していただきました。興味をもって真剣に話を聞く2年生に、世界で働くということをどう感じたのでしょうか。みなさんの感想を紹介します。
(生徒の感想)
◆僕はこの話を聞く前には、「JICAってアフリカでの農業のことについて教えたり、手伝ったりしてるんだろうな。大変なんだろうな」と思っていました。話を聞いたら全然違い、色々なとことに行けることや農業以外の他にも自分の専門のことを教えられることを知りました。行った国での言語や価値観の違いがあって大変なこともあるけど、それ以上に楽しいことがたくさんあることがわかりました。
◆JICAの目指すものは、発展ではなく、一番は国の人々がより幸せになるようにすることだと思いました。大学生や大人でも、得意なことや専門知識などがあれば誰でも応募することができることを知りました。私は、ずっと昔から海外に行ってボランティアのような仕事をしてみたいと思っていたので、今日のことを学んで、自分でももしかしたらいけるのではないかと、少しやってみたい気持ちがあります。
◆僕はトンガ王国について初めて知りました。(映像で見た)トンガ王国の人々はとっても元気で歌が上手で笑顔が多いところだと思いました。みんな男女関係なく楽しんでるので誰でも仲良くなれそうでいいなと思いました。しかし、いろいろな問題があり、日本のあたり前が、世界では当たり前じゃないということがわかりました。水なども日本ではたくさん使っているけど、開発途上国などは雨水などの自然のものを使っていることもわかりました。
◆尾上さんが、とても楽しくて良い時間だったと言われたので、私が最初イメージしていた活動とは違いそうだなと感じました。トンガでの生活や衣装、風習などが知れてとても楽しかったです。尾上さんの子供の時と一緒で、私も開発途上国の映像を観たりすると「かわいそうだな・・・でも、私には何もできないな」とモヤモヤすることがあったので、今回のお話を聞けて、すごく勉強になりました。まだ、夢も完全に決まっていなくて悩み中だけど海外青年協力隊になってみたいなと思いました。(本心です)
やさしい地域づくりに貢献 ~認知症サポーター養成講座~
10/11(月)本校体育館で、2年生を対象に認知症サポーター養成講座が開かれました。
これは、湯前町保健福祉課が主催し、子供たちが認知症についての理解を深め、認知症の方への声のかけ方を実践する内容で、小学5年生と中学2年生を対象に開催されるものです。
2年生は、認知症の方への対応方法についてグループで協議し、認知症のモデルとなった方に積極的に声かけをして実践力を高めていました。
この講座を通して学んだ子供たちが、やさしい地域づくりに貢献できるよう願っています。
再開!読み聞かせ ~読み聞かせボランティア「なずなの会」~
10/11(月)コロナ禍で中止していた「読み聞かせ」を再開しました。
生徒たちは、読み聞かせボランティア「なずなの会」の皆様に、これまでずっとお世話になってきました。
本日は、3年生が、同会の姉川さんに、狂言「鳴子遣子(なるこやるこ)」の読み聞かせをしていただいてきました。
古典を分かりやすく解説しながら、巧みな表現で、狂言のおもしろさ伝えていただきました。
いざ参戦!! ~科学の甲子園ジュニア熊本県大会~
10/3(日)くまもと県民交流館パレアで、「科学の甲子園ジュニア熊本県大会」が開催され、2年生4名、1年生2名の計6名が本校代表として出場しました。
大会では、本校を含め、私立中学校や県立中学校、熊本市の中学校から出場した7校11チームで競い合いました。
競技内容は、理科・数学などの複数分野の高校生レベルに近い筆記問題と、課題に沿って考え制作する実技問題を6名で協力して解くというものです。生徒は問題にしっかり向き合い、一生懸命に解いていました。
結果は惜しくも3位入賞には届きませんでしたが、強力なライバルチームと競い合うことができたという経験は、大きな自信につながると思います。
保護者の方からも「科学の甲子園に向けての練習があった日は楽しかったと帰ってきていました。」「いい経験をさせていただきありがとうございました。」という言葉をいただきました。「子どもたちが楽しく科学に触れることができた」と嬉しく思いました。
来年度は、現1年生を中心としたチームを作り、再び参戦する予定です。これから少しずつ知識や発想力、国語力(読解力)などを伸ばしていき、「私に任せて!」と言ってくれる生徒が出てくることを期待しています。(理科担当)
科学の甲子園ジュニア都道府県代表(国立研究開発法人科学技術振興機構)
伝統を継ぐ ~復活!伝統芸能継承活動~
本校では、これまで地域に伝わる伝統芸能を継承する活動を行ってきましたが、コロナ禍の中、昨年度は活動を見送りました。
本年度、活動再開に向け準備をしてきましたが、まん延防止等重点措置により9月より計画していた活動を控えてきました。
措置が解除された10/2(土)土曜授業を実施し、保存会等の地域の方々に指導を受けながら、本年度の活動をスタートしました。
初日の活動は3時間に及びましたが、熱心なご指導のもと、生徒たちは集中して取り組みました。休み時間にも自主的に練習する姿も見られました。
今後、PTAと連携して夜間の練習も計画し、11月の文化祭での発表を目指して取り組んで行きます。
【東方組太鼓踊り:中学校体育館】
【球磨神楽:柔道場】
【浅鹿野棒踊り:小学校体育館】
ハイジのブランコ何m? ~小中合同研修~
9/29(水)湯前小中合同研修を行いました。
小中合同となれば参観者が多数になるため、密を避け体育館で第3学年数学の授業を公開しました。
授業の導入では、アルプスの少女ハイジの動画を全員で視聴。大きく揺れるブランコの周期から、2次関数でハイジのブランコの長さを求めるという問題に挑みました。
生徒たちが個で考える場面では、必要に応じて1人1人のタブレットにヒントカードを配付し個別最適化の学びを支援。
個の考えをグループや全体で交流する場面では、表・グラフ・式を使って説明したり、電子黒板に全員の考えを映し出したりして、協働的な学びにより問題解決を図りました。
GIGAスクール構想の中、生徒が、授業の中で学びのツールとしてタブレットや電子黒板を活用する姿が定着してきたと感じました。
授業後は、小中の教職員が、タブレットの活用などについて協議を行いました。
湯前に妖怪? ~マンガ授業~
9/3(金)1・3学年で、「マンガ授業」を実施しました。
講師に熊本大学の鈴木寛之准教授をお迎えし、「妖怪」をテーマにご講義いただきました。
「日本でもっとも豊かな隠れ里」として日本遺産に認定された人吉球磨は、豊かな自然と妖怪が描かれたマンガ原作のアニメ「夏目友人帳」の舞台とされ全国から注目されていること、また、湯前町出身の漫画家 那須良輔先生の著書にこの地域に伝わる妖怪が記されていることなどから、妖怪と私たちとの身近な関係について考えました。
妖怪を通して、自分たちのふるさとを見つめ直すことができた子供たちでした。
ゆ・ちゅう・あい ~対デルタ株大作戦~
8/27(金)2学期最初の生徒会専門委員会では、全国で猛威をふるうデルタ株の感染拡大の危機に対して、生徒会として主体的な感染防止ができるよう作戦を考えました。
生徒会長が、本年度の生徒会スローガンである「ゆ・ちゅう・あい(湯中愛)」を頭文字にこの作戦の方針をリモートで発表し、これを受け、各専門委員会でそれぞれの特色や役割を生かした対策のアイディアを出し合いました。このアイディアを委員長会で調整し、来週より取り組みを進めていきます。
学校で、家庭で、地域で、「ゆ」だんせず、「ちゅう」いして、「あい」てを想う愛のある行動を実践して、この危機を乗り越えましょう。