給食室から
2月9日(金)の給食
献立:麦ご飯、牛乳、マーボー豆腐、中華和え
今日の中華和えには、鶏ささみを使いました。鶏ささみは、他の肉のよりも、タンパク質が多く、低脂肪な食品です。タンパク質は筋肉など人の体になる栄養のため、スポーツする際にはぴったりな食品です。低脂肪のため、ダイエットにもオススメです。パサついているのが苦手な人は、加熱する前の肉に塩麹を漬け込んでおくと、柔らかくなります。下味もつくので、おいしく食べられますよ。
2月8日(木)の給食
献立:つなひきよいしょ、牛乳、かきたま汁、ちくわの磯辺揚げ、即席漬け
今日は山鹿の味再発見の献立です。「つなひきよいしょ」は、山鹿の調理員さんが考えた献立です。不動岩、権現山の綱引きのお話から考えられました。うるち米ともち米、大豆と小豆を入れたご飯です。もち米と豆が入っているので、かみ応えがあり、満腹感もでます。今日の大豆は、鹿本町産の大豆を使用しました。
2月献立表
2月6日(火)の給食
献立:ハヤシライス、牛乳、きゅうりのごまサラダ
今日はもやしについて紹介します。もやしは豆などの種子を水に浸し、日光に当てずに発芽させたものです。もやしは意外と栄養価が高い野菜です。豆とは違い、ビタミンCや消化酵素を合成します。もやしに含まれるビタミンCは、熱に弱いため、さっとゆでるのがオススメです。食物繊維も豊富に含まれているため、便秘や肥満予防、また、腸を掃除してくれるため、大腸がんの予防にも良い食品です。
2月5日(月)の給食
献立:セルフおにぎり、牛乳、肉じゃが、かつおと昆布の和え物
この日のセルフおにぎりの「のり」は、熊本県漁業協同組合連合会からいただきました。のりは、昔から日本人が好んで食べてきた食品です。西暦701年には、大宝律令で産地諸国の産物に指定されました。この法の施行日が2月6日だったことから、毎年2月6日は「のりの日」とされました。のりは、良質のタンパク質、ビタミン、ミネラルをバランス良く含んでいます。頂いたのりは香りも良く、パリパリとした食感が楽しめました。子ども達の残菜も少なかったです。
2月2日(金)の給食
献立:丸パン、牛乳、野菜スープ、チーズサラダ、サツマイモとりんごの重ね煮
この日はサツマイモとりんごの重ね煮を作りました。レーズンが入っているため、苦手な人もいたかもしれません。しかし、レーズンは、含まれているエネルギー量が多く、ビタミンB群や鉄分、カリウムなどの栄養が沢山含まれています。手軽に食べられるため、運動をする際のエネルギー補給にもオススメです。カリウムは、体の水分量や血圧、筋肉の動きなどを調整する栄養です。塩などを取り過ぎると、ナトリウムが体の中で増えますが、カリウムはこれを排出する働きがあります。レーズンにはカリウムも多く含まれているので、苦手な人もぜひチャレンジして食べてほしい食品ですね。
2月1日(木)の給食
献立:ひじきご飯、牛乳、麩汁、ほうれん草と大根のマヨ和え、りんかけ
今日は一足早く、節分にちなんだ給食にしました。節分とは、季節の変わり目である、立春の前日のことを指す日本の伝統的な行事です。節分では、邪気を払い、福を呼び込む「豆まき」を行います。そのため、今日は大豆のりんかけを作りました。体の中からも邪気を払い、元気に過ごしてほしいです。大豆は「畑の肉」と言われるほどタンパク質や脂質を多く含みます。他にも、成長期に必要な鉄やカルシウムなどの栄養も含まれています。
1月31日(水)の給食
献立:わかめご飯、牛乳、のっぺい汁、千草焼き、白菜のゆず和え
今日はのっぺい汁の紹介をします。のっぺい汁は、日本全国で作られている郷土料理です。根菜類をたくさん入れた料理で、地域によって汁物だったり、煮物だったりします。そのため、少しずつ違った名前で全国に広まっています。今日の給食では9種類の食材を使って汁物にしました。熊本県では、食材を全てサイコロ状に切ることが多く、とろみをつけて仕上げます。様々な食材使っているため、食べ応えも良く、それぞれの食材の栄養をとることができます。地域でもそれぞれ違いがありますが、家庭によっても使う食材や味付けが違うようです。
1月30日(火)の給食
献立:ミルクパン、牛乳、ちゃんぽん、ごぼうとナッツのサラダ、甘酒ゼリー
今日は甘酒の紹介をします。初詣などに行った人は、神社で甘酒が配られているのを見たことがあるかと思います。その甘酒は、ご飯に米麹を加えて作られます。米麹とは、お米に「麹菌」とよばれる菌を付着させ、「麹菌」の力でお米を発酵させたものです。
甘酒は、麹菌のおかげで、お米の自然な甘みを味わうことができるのです。甘酒には「ブドウ糖」や「ビタミンB群」など、私たちの体に欠かせない栄養素が含まれ、病院で使われる点滴の成分にも似ていることから「飲む点滴」といわれることもあります。
「ブドウ糖」は脳のエネルギー源になり、脳や体をしっかり働かせるのに役立ちます。運動後に取り入れれば、素早いエネルギー補給になります。「ビタミンB群」の中でもビタミンB1はご飯などの糖質からエネルギーを作るのに必要なビタミンのひとつで、疲労回復の効果が期待できます。今日は、ゼリーにしています。体に良い効果が沢山あるので、ぜひチャレンジして食べてみてください。
1月29日(月)の給食
献立:麦ご飯、牛乳、トック、プルコギ
今週も給食週間の特別献立が2回あります。今日は「トック」について紹介します。トックとは、韓国で生まれた食材で、「お餅スープ」のことです。「トッ」がお餅という意味の言葉です。元旦を祝うために、日本の雑煮のような、韓国のお餅が入ったスープを食べる習慣があります。澄んだスープに真っ白いお餅を入れて煮込むトックッには、謙虚な気持ちになって新しく始めるという意味が込められているそうです。韓国のおもちは、精米所の手づくりが定番になっており、カラフルな色の餅や雑穀やゴマなど体にいい物を入れた餅もあるそうです。