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2021年11月の記事一覧
県PTA研究大会宇城大会
11月13日(土)に、県PTA研究大会が行われました。
コロナ禍ということで、参加人数と参加分科会は制限され、4会場に分かれての開催でした。
今回は、PTA会長と教頭の二人で宇土市民会館で行われた第二分科会(特別支援教育)に参加しました。
分科会で行われた講演では、ルーテル学院大学の河田 将一 副学長 が特別支援教育の視点とPTA組織との
つながりについて丁寧に話をされました。
多様性と共生の社会の形成が求められている中で、すべての子どもたちがともに学ぶための体制の整備と
就学前からの関係機関との切れ目ない支援の重要性についての内容でした。
「子どもたちのとる行動には、その行動の理由となる背景がある。そこを知らないで、叱られてばかりいると子どもは傷つき、自尊感情は低下していく。」という言葉が印象に残りました。
来年度は、山鹿で開催されます。 (教頭 高田)
町教育委員会訪問
本日は、午前中町教育委員会による学校訪問が行われました。
教育委員会から教育長をはじめとする8名に来校いただき、授業の様子を参観していただいたり、学校経営説明をして意見の交換等が行われました。
1年2組、英語の授業の様子です。
活発に発言する様子が見られました。
電子黒板では、英語で落語をする外国の方の動画が流され、
自分たちが学習したフレーズが実際に会話で
使用されているのを見て、英会話をより身近なものに感じていました。
1年1組、音楽の授業の様子です。
うつくしい合唱をするために、どんなことに気を付けて歌えばいいのか
を自分たちの合唱と見本の合唱を比較して
考えていきました。
3年生のバレーボールの授業の様子。
さすが3年生、ラリーもさることながら
鋭いスパイクを打っていました。
そのうちのひとチームがとても強く、そのチームと対抗するためには、
チームで戦術やローテーションをどのように工夫したらいいのか、
など考えて活動する姿がありました。
2年生の国語。
平家物語の群読です。
グループごとに、練習した古典の場面を、言い方を工夫したり、
場所を超えたり、音を鳴らしてみたりと様々な工夫をして、臨場感を
だしていました。
どの授業も、生徒が主体的な学びに導かれるような授業づくりが行われていましたし
何よりも生徒たちの授業に臨む姿勢は、積極的ですばらしいものがありました。
本日、訪問していただいた教育委員会の皆様にも、生徒たちの授業に臨む姿勢を高く評価していただきました。
また教育委員会の皆様、半日の訪問ありがとうござました。 (教頭 高田)
県中体連駅伝大会
先週11月12日(金)に熊本県民総合運動公園陸上競技場周辺で、県中体連駅伝大会が行われました。
朝8時前、駅伝メンバーがこれから挑むレースへの意気込みを述べていきました。
緊張が伝わってきます。
これまで数回試走していますが、県大会出場では、どんな走りになるのか、不安と期待が
入り交じっているようです。
あさから、挨拶運動の生徒をはじめとして、たくさんの生徒たちが
見送りました。
現地での応援はできないので、南小国で応援しています。
…1時10分スタートをして、引率の職員から随時連絡が入ってきました。
その連絡からも、メンバーの頑張りが伝わってきました。
3年生中心のメンバーで、7年ぶりの県大会出場で私たちに夢と希望を与えてくれました。
サポートしてくれたメンバーやメンバーの頑張りをみていた生徒たちにも勇気を与えてくれました。
本当にありがとうございました。南小国町の誇りです。
保護者の皆さま、関係者の皆さま、郡大会での激戦を制し県大会まで、多くのサポートをありがとうござました。(教頭 髙田)
平家物語
11月10日(水)、5校時に、2年生国語で研究授業が行われました。題材は古典「平家物語」です。
「ALTの先生に古典のすばらしさを伝えるために群読を行おう。」という単元の目標に向けて
「人物の思いや状況を表現できる群読台本づくりをはじめよう」という学習でした。
本時の目標達成のために設定された学習課題は「場面で一番中心となると思うところをどのように読んだら、思いや状況が伝わるかを考えて班での台本づくりに生かそう。」でした。
授業の最初に、群読のイメージを持たせるために群読の動画を見ました。
つづいて、南中文化の日で2年生がつくりあげた平和学習の劇「8時15分」の画像をみて
「それぞれの立場や状況でどんなところに気をつけて演じたか」ということを思い出しながら、目標達成に向けてのヒントを得ながら、学習を進めていきました。
各班で、指定された場面のなかから一番印象に残った場面とその理由を交流しながら
各班の意見をまとめていきました。
司会者の生徒が、班員の様々な意見を丁寧に聞きながら、意見交換を行っています。
登場人物の与一が、矢を射る前の場面、矢を射る場面、矢を射った後の場面
の三つの場面について考えています。
さまざまな意見が出て、班で一つの意見としてまとめる作業は
とても大変です。
ですが、さすが2年生
ホワイトボードに各班の意見を、簡潔に、しかもポイントを絞って
まとめています。
特に伝えたい部分は、字の大きさやマーカーで線を引いて
伝え方にも工夫がみられました。
授業の最後、まとめでは、「その時の状況や人の気持ちを考えると、聞いている人も楽しんで聞けるからよい。」と発表していきました。
その後の授業研究会では、3年の生徒が授業の感想等を発表しました。
「自分と異なる意見をまとめることは、難しかったが、新しい見方や感じ方が
あるということに気付くことができた。」
と難しさや成果を語りました。
今回の授業でも対話的・主体的で深い学びに迫る授業を生徒、そして先生で作り上げることができました。
群読ができあがるのが楽しみです。
(教頭 髙田)
町指導主事授業参観(1年生体育)
昨日(11/8(月))、5校時に町教育委員会指導主事による授業参観が行われました。
南小国町では、町指導主事による教員1人1回の授業参観が行われ、授業力向上を図っています。
今回は、1年1組の体育で、バスケットボールの授業が行われました。
それぞれのチームで課題をみつけ、
それぞれの課題を克服するための練習を考え
実践し試合を行いました。
個々の技の正確さを練習しているチーム
スクリーンという高度な戦術を使って、それを練習に落とし込んでいるチーム
シュートを打ち、リバウンドを狙う練習をしているチーム
積極的に声を出しながら、チームをまとめていくメンバーがおり
活気のある練習が展開されていました。
それらの練習を踏まえての練習試合…。
体育の先生に「どうですか。上達していますか?」とたずねると
「それはもう、最初に比べるとものすごく上達しています。」
「なにより、たのしそうに取り組めるようになりました。」
と話されました。
最後に、それぞれの班から、自分たちの班の課題、練習で工夫したポイント等
発表して、先生からのまとめがありました。
自らの課題をみつけ、周りの人々と意見を交流しながら主体的に課題解決を
図っていく…。
まさに現在求められている授業展開でした。
(教頭 髙田)