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先日、あるクラスに一枚のパネルが置いてありました。

 「夢を掴むこと」…。という内容の文章でした。

 

 実は、先日行われた立志式で、岩切教育長から2年生に送られた言葉です。

 

 「夢」を持てるということだけでも素晴らしいことだと思います。

 しかし、その「夢」にたどり着くことは、途方もなく果てしないことに感じ、途中であきらめたくなることもあると思います。

 

  だからこそ、目の前にある小さなこと(小さいと思われること)の積み重ねが大切だということです。

 

  ただし、やみくもに取り組んでも成果には結びつきにくいと思います。

 

 メジャーリーグで活躍する大谷選手は、81個の枠からなる目標達成シート(曼荼羅チャート)を作って努力を重ねたといわれています。それだけの努力項目を作るだけでも、大変なことで、多くの知識がなければ作成できないと思います。

 また、サッカーのキングカズこと三浦和良選手やボンバーヘッドこと中澤佑二選手は、高校時代、単身でサッカーの本場ブラジルに渡り技を磨きました。高校時代、二人とも何らかの実績があった選手ではありませんでした。

 その後、三浦選手はブラジルでプロ選手となり、55歳で今だに現役を続けています。また、中澤選手は帰国したあと、自らが卒業した高校のサッカー部で練習を続け、プロチームの練習生(給料はなし)からスタートし日本代表で活躍しました。

 

 このパネルを見ながら、改めて子どもたちに「生きること」のすばらしさや「夢」を持つことの大切さを伝えていきたいと思いました。同時に、何歳になっても「夢」を持ち続け、努力し続ける大人でありたいと思いました。

   (教頭 髙田)

 

 

 

 

 

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