令和7年度 校長室から
山鹿市中体連夏季大会
6月21日・22日 山鹿市中体連夏季大会が山鹿市カルチャースポーツセンターで開催されました。本校からは、ソフトテニス部・バスケットボール部・バレーボール部が本大会に出場しました。
山鹿市中体連大会の見所の一つは、県中体連と同じように総合開会式が開催されることです。この大会に出場するすべての選手が総合体育館に集まりますので、選手たちは、他校の選手や他の競技の選手と出会うことができ、いい緊張感をもって開会式や試合に臨むことができたようです。
試合では、それぞれの競技で接戦を繰り広げ、試合をする楽しさと緊張感、勝負の厳しさと悔しさを味わうことができました。中学生にとって、中体連大会に選手として出ることは、3年間の憧れですし、そこでの学びが人生にとっても大変価値ある体験になりますので、子供たちには勝負の先にあったもの、発見したものを心に秘め、捲土重来を期してほしいと願います。
二日間の大会をとおして、出場したすべての選手、監督、コーチ、保護者、応援の皆さんの一所懸命な姿に感動するとともに大会をつくり、応援をしてくださった皆様に心から感謝しています。多謝。
炎天に走るこの先ボールうつ
授業します 研修します 生徒のモデルになります
6月19日 研究授業と授業研究会を行いました。今年度、最初の研究授業は2年生国語の授業をでした。
授業では「三角ロジック」を使って、事実とその理由付けを考え、図表があると文章がわかりやすくなることの説明に挑戦しました。また、個人思考からグループになり、発散的・収束的思考の場を確保することで、対話的な学びを生み出そうとする試みが分かる授業が構築されました。
授業研究会では、授業者が学級の実態に応じて対話を生み出す営みを仕組むことで、その成果が出てきているとの評価があり、子供たちの成長と変容を感じることができました。
この研究授業を実践するにあたり、先生方もまた対話をしながら、よりよい授業を創ろうと協働して学ぼうとしていたことに深く感謝します。
生活安全委員会と総務委員会の憂い
6月18日 生徒集会を開きました。今日の集会では、生活安全委員会と総務委員会が米野岳中学校の課題である「なかまづくり」や「お互いを大切にするコミュニケーション」をよりよくするためのスキルを身に着ける提案と実践についての発表でした。
生活安全委員会は、自分たちの課題として自認している自己表現力を改善することを目的にした「アサーショントレーニング」の実践をしました。アサーショントレーニングはアサーション(assertion=主張・表明・断言)とトレーニング(training=訓練、教練、練習、鍛錬)からできた言葉で、主張訓練、意見表明の練習ということになります。実際のアサーショントレーニングは、自分のことも、相手のことも尊重して主張をすることの教練を意味しています。
つまり、相手を攻撃的しないで、自分の考えを主張する力を身に着けるための練習です。怒りにまかせて攻撃的な主張をしても、相手には受け入れてもらえません。反対に、遠慮しすぎても、思いを十分に伝えられません。
発表内容を聞いた子供たちが、「自分も相手も笑顔になる」対話の能力、コミュニケーションを自分たちで身に着けていこうとしている姿がとても素敵でした。
総務員会は、子供たちの日常会話やSNSのやりとりで起きそうな問題を寸劇にしたり、提示ソフトを使って考えてもらう提案をしました。ちょっとした言葉の選び方や相手を思いやる言動で、自分も、相手も、みんなが笑顔になる判断を考えさせるチャンスを作っているのが立派でした。
今日、2つの委員会がともに同じテーマで発表したことに、子供たちの憂いがあり、その解決策を提案したことの意義深さに感心しました。そして、計画・準備・練習・発表に力を注いだ委員の皆さんに、ありがとうを送ります。
これから、米野岳中生がよりよい生き方、よりよい関係づくりができるように、アサーティブネスを自分のものにし、相手に共感したり、寄り添ったりする対話の力を身に着けて立派な大人になることを願っています。
準備をした委員の皆さん、先生方ありがとうございました。
いよいよ勝負の時です
今週末は、いよいよ山鹿市中体連夏季大会です。学校では、山鹿市中体連大会に出場する部が、仕上げの練習を熱心にしています。また、県大会出場や他の大会出場に備え、それぞれの部活動が午後の暑さにも負けず練習に励んでいます。
バスケットボール部やバレーボール部の練習には、卒業生も駆けつけ一緒に練習をしていました。
高校生にとっても時間は貴重なものですが、その時間を割いて後輩のためにひと役買おうとする心意気を大変嬉しく思いますとともに、心から深く感謝しています。
1年生社会科の授業で
6月13日、1年生で社会科の研究授業をしました。学習内容は縄文時代から弥生時代、古墳時代と日本の邑や州の成立過程を資料を使いながら学び取るところでした。
今回の授業では、子どもたちが立てた問いを協働的な学びの中で解決する学習にチャレンジしました。メンバーの意見に納得したり、疑問を投げかけたりしながら、納得解を導き出そうとする子供たちの姿が素晴らしく、学びに笑顔があってとても素敵でした。
田植え待つ岩原の君と語りたし
山鹿市中体連大会出場選手推戴式
6月12日 山鹿市中体連出場の選手推戴式を行いました。各部のキャプテンが、来る中体連大会向けて決意を語り、応援生徒を代表して激励の言葉を伝えていました。
また、総合文化部の部員が一つ一つ丁寧に作った応援グッズも贈っていました。
選手には、先日、引退を表明された東京オリンピックメダリストのウルフ・アーロン選手が語った選手として目標をもつことの大切さを話しました。また、全力体育大会と同じように、頭に全力をつけて全力プレー、全力応援をすることで、感謝の気持ちを伝えることも話しました。
二天一流を編み出した二刀流の祖、宮本武蔵先生の言葉「千日の稽古を鍛となし、万一の稽古を錬となす。そして、勝負は一瞬。」の言葉を引用し、一瞬の勝負にすべてをかけてほしいこと、そして、いい準備をして大会に臨んでほしいことを話しました。
勝負の行方は、これまでの積み重ねが左右しますので、選手には、残された時間を大切に使って大会に備えてほしいと思います。
小中連絡会
6月10日 5・6校時目にめのだけ小学校の先生と中学校の1年生担任で、連絡会を行いました。今回は小学校から担任の先生がお越しになり、1年生の授業の様子を見ていただきました。子どもたちは落ち着いた感じで授業に参加していましたが、中学生になって少し成長した姿をお見せすることができていたら、嬉しいです。
まいまいや除法は何ぞとぱちくりす
山鹿灯籠踊りを習う
6月6日 2年生が山鹿灯籠踊りの体験学習をしました。今回は2回目になりましたので、踊りにも慣れてきて体全体をしなやかに使って踊ることができていました。また、うちわの向きや高さもそろってきて、千人灯籠の輪の中に入っても十分踊れそうと思えるほどの練習ができていました。
千人灯籠踊りに参加するためには、もう1回練習することが必要ですが、2年生があの幻想的な空間に浸って舞う姿が楽しみになりました。この夏は、是非山鹿灯籠の踊り手として参加してほしいと思います。
ハート・セイバーになる。
6月2日・3日の二日間で、すべての生徒を対象にした一般救命講演会を開きました。山鹿消防署から合計5名もの隊員(救命救急士・消防隊員)の方々をお招きし、丁寧な実演指導をしていただきました。学年を縦割りにして、3学年を一緒に指導指導していただきましたので、それぞれの学年で、身に着けている技術の違いもあり大変だった思いますが、ユーモアを交えながら熱心に指導いただきました。隊員の皆さんに心から感謝します。ありがとうございました。
また、山鹿市出身の隊員もいらっしゃたので、将来の職業にしたいと思った生徒もいたかもしれません。
講習会では、子供たち全員に傷病者の発見から意識と呼吸確認をし、すぐに協力者を集め役割分担(消防署への電話連絡、AEDの用意等)をして心肺蘇生を始める救命の一連の流れと動作を心肺蘇生トレーニングツールを使いながら実習しました。
一人で1分間心臓マッサージをしてみて、はじめてその大変さや命をつなぐ役割の重さを感じていたようでした。
これから倒れた人を発見したら迷うことなく119に連絡し、そのあとの5分~10分の間、命をつなぎ続け、命を救うハート・セイバーに子供たちがなることを願っています。
1年生は集団宿泊教室で一致協力
5月29日・30日、1年生が菊池少年自然の家で集団宿泊教室を開きました。1年生は「一致協力」を学年のテーマにかかげ、事前準備をしてきましたので、当日の朝から集団の力を高めようと張り切っていました。
出発式では、3年生が体育大会で見せた集団の動きの美しさ「集団美」を例にあげ、「一致」させるために、集団が挨拶や行動をそろえて、動くことができる力を身につけてきてほしいことを話しました。また、「協力」するために、リーダー任せに頼りすぎず、誰もがリーダーとなったりフォロアーとなったりしながら、お互いに助け合うこと、人任せにせず協力することで集団をまとめる力を高めてきてほしいことを話しました。
集団宿泊教室から戻った1年生が、ここで身に着けた一致協力する姿を学校生活や家庭生活で発揮することを期待しています。
先生だって勉強します 研修します 生徒のモデルになります
5月26日 校内研修を行いました。研究主任を中心に今年度のテーマについてそれぞれの教職員が課題として考えていることを出し合い、ピラミッドチャートを使って学校全体で取り組みたい課題について協議しました。
先生方が、子供たちを伸ばすために、真剣に議論する姿とその熱意に感謝しますとともに、教職員一人一人が自立した学習となり授業改善と指導力向上の探求をしていくことを心から願います。
転回社のプロに学ぶ
5月22日、「総合的な学習」の時間の学びで、子供たちの思考力・判断力・表現力を高めるために、今年も「転回社」から4名のゲストティーチャーをお迎えして、体を使った表現方法や演ずることを学びました。それぞれの学年が、体を動かしながら、さまざまなお題に挑戦していました。
どの学年も2時間の限られた時間の中で、心と体をほぐしてもらい、体で心を表現する楽しさを味わわせてもらいました。
子供たちのようすを観ていると、それぞれの学年の反応に違いがあることが分かり、これからどのように変化していくかが楽しみになりました。
No challenge, no change.Embrace the change.
5月の生徒集会
5月21日、生徒集会を開きました。今日の生徒集会は、生徒会執行部が主催して体育大会の振り返りを行いました。
執行部の一人が、体育大会の練習から当日までの写真画像を使って、動画を編集してきましたので、全校生徒で視聴しました。音楽に画像や文字をうまくあわせた動画でしたので、皆で食い入るように観ました。
視聴したあとには感想の交流の場があって、そこで子供たちからは、「体育大会を全力で楽しんだので、3年間で一番の思い出になりました。」、「閉会式のあと、団員と肩を組んで校歌を歌ったのが楽しい思い出になりました。」等々の感想を伝えていました。
子供たちが、「自分に克つ全力体育大会」を叶えるようと本気でとことんチャレンジした分、楽しさも、嬉しさも増して、達成感も強く感じられていました。
生徒集会を企画した執行部の皆さんに感謝します。
お野菜をいただきました
5月20日・21日に、地域の元田様から玉ねぎやにんじんをたくさんいただきました。学校で使ってほしいと大矢野や菊陽へわざわざ取りに行って、運んでいただきました。早速給食で使わせていただきます。
ありがとうございます。
山鹿灯籠踊りの体験学習
5月20日 3・4校時に2年生が山鹿灯籠まつりについて学び、灯籠踊り保存会の方々に踊りを教えていただきました。
地域の伝統芸能である山鹿灯籠踊りは、青森県の「青森ねぶた祭」・石川県の「石崎奉燈祭」と並ぶ、日本三大灯籠祭りにあげられるほど高い認知度を誇ります。また、国内外で山鹿灯籠まつりに踊り手として参加したいと思っている人もいます。
今回は、山鹿市や灯籠踊りの未来を担う中学生に、山鹿の魅力を知ってもらい、魅力発信の一つの手段として灯籠踊りを活かすことができる力を身に着けてほしいという願いを込めて学習会が開かれました。
例えば、子供たちが海外の人と話をするときに、自国の文化や歴史を語ることが出来るのは、とても価値があることです。外国の方々は自国のことを語ることが出来る人に対して大きなリスペクトを表します。逆に、自分の国のことを自分の言葉で語れない人には魅力を感じないこともあります。
子供たちには、この山鹿灯籠まつりを知るとともにふるさと山鹿の魅力をワールドワイドに伝える発信者になってほしいと願います。
みんなでかたづけ
5月20日 18日の体育大会を成功させた子供たちが、今日も明るい挨拶をしながら正門をくぐってきました。少し疲れたりような表情の子供もいましたが、授業が始めれば、しっかり切り替えが出来て、元気な声が響いていました。
1時間目には、全校生徒が体育大会で使った道具を学年ごとに分担して片付けました。子供たちは短時間で受け持った仕事をしっかり仕上げようと努めていました。
「みんなの体育大会は、みんなで創る」「みんなで使った道具は、みんなで片付ける」、ここにも米野岳魂「我が為すべきことを行う」の実践があり、子供たちの考動に感心しました。
皆さんの協力に感謝します。
自分に克つ全力体育大会大成功
5月18日 雨で順延しました体育大会を開催しました。前日が雨のため、運動場にラインを引いたり、テントを張って机・椅子を並べたりする準備が出来ませんでしたので、早朝から職員と子供たちで準備をしました。
皆の協力があり、体育大会の会場が素早く仕上がり、予定のプログラムをすべて実施することが出来ました。
PTA役員の皆様にも、駐車場の誘導や会場案内等様々な協力をいただき、子供たちも職員も安心して体育大会に向かうことが出来ました。ありがとうございました。
今年の体育大会スローガンは「笑う米野には克ち来る~自分に克つ全力体育大会~」でしたので、子供たちはすべての種目で全力を出し切る勝負や演技をしていました。
子供たちの躍動する姿を観ていると、一生懸命にした後の爽やかな風がどこからでも吹いてくるようでした。清々しい気持ちになりました。そして、子供たちが全力で体育大会そのもを楽しむ笑顔がとても素敵でした。
ご観覧いただいた地域の方からも、「子供たちの一生懸命な競技とそれを盛り上げるアナウンスで、とても楽しませてもらいました」と、お褒めの言葉もいただきました。
お越しいただきましたすべての方、そして、これまでにご協力いただきました地域の皆様に感謝申し上げます。
子供たちが最高で最幸の体育大会を創り上げた物語の最後には、「子供たちが帰宅したあと、がらんとしたグラウンドには、職員たちがテントを片付けるカタン・カタンという金属音だけが響いていた。そのことは誰も知るよしがなかった」と記されていました。
体育大会実行委員の努力に心から感謝します。
仕上がってきました
5月17日(土) 昨日からの雨で体育大会は順延にしましたが、今日も雨が降っていて外に出ることが出来ませんでした。
それでも、子供たちは雨雲を吹き飛ばすくらいの元気で総仕上げの練習に励んでいました。
全校生徒の表現タンブリングとダンスは、リーダーの指示のもとそれぞれのチームが緊張感をもって1回きりの通し練習に臨んでいました。練習後、リーダーが伝えた話には感動させられました。
練習の最後には、赤団・青団ともに円陣を組んで応援練習をしましたが、笑顔いっぱいに、気合いいっぱいに仕上げていました。団長さん・副団長さん・太鼓奏者さんありがとう。
あとは、明日の天候の回復と子供たちが元気溌剌に躍動し、けがなく無事に体育大会を成功させることを願うばかりです。
雨ん中弾けんばかり青・赤団
みんなの体育大会はみんなでつくる
5月16日、明日の体育大会に備え、子供たちはそれぞれの委員会に分かれ、担当の準備をしました。
中学生になると、ネットの固定も自分たちで出来るようになり、頼もしさを感じました。
あいにく明日、雨が降る予報が出ているため、テントを立てたり、机椅子を並べたりすることは出来ませんでいたが、子供たちは受け持った仕事が終えると、運動場内の草引きや石拾いを丁寧にしていました。
一人一人することは違っていても、みんなの体育大会をみんなでつくろうとする心があちこちにちりばめられている運動場を見ることが出来大変感動しました。自分に出来ることを見つけて、進んで、黙々と作業を続けられる姿勢は本当に貴重なことです。子供たちが大人に近づいていることを改めて感じました。
梅雨前にセパレート描く汗一筋
お礼を伝えることができました。
5月12日、地域の村井様ご夫妻が、お仕事の合間をぬって学校におみえになり、整地の仕上げをなさいました。
砂入れや整地をする重機操作のプロの技に見とれて、お話をしておりましたら、子供たちが体育館や運動場から駆け寄ってきて、村井様に運動場をきれいに整えていただいたお礼を伝えました。
「人生意気に感ず」の言葉がありますが、村井様のご厚意に感謝を伝えるとともにこのご恩に報いるように、体育大会を大成功させ、お陰さまでの気持ちを伝えられることを願います。
深緑や子ら深々と頭たる
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 森 晋一郎
運用担当者 教諭 渡邉 陽一
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令和7年度
生徒会年間目標
生徒会年間目標 「わらうめのには かちきたる」
日本教育工学協会(JAET)により、学校情報化優良校として再認定していただきました。認定期間は、2025/06/28 ~ 2028/03/31です。初回認定は2021年度。
山鹿市立米野岳中学校
〒861-0561
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