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OJT

【OJT】検証授業ウィーク

 10月30日(水)今日は、保健体育、あやすぎ学級、英語の検証授業が行われましたました。

それぞれ、「学び合い」の場面を設定して今まで工夫してきたことの検証授業です。

 保健体育は、バレーの基礎練習の活動です。今日のリーダーを数名決めて、そのリーダーが一人一人のアタックをチェックしながら気づきを伝えます。その気づきを聞いて練習の中で修正していきました。 

 あやすぎ学級での授業は、昨日のパン作りの振り返りを行いました。特に、みんなで協力できたことがよかったことと確認しました。後半はパン作りを教えてくださった先生方へのメッセージカード作りを行いました。

 英語は、「which」を使い友だちに質問する内容を考えました。そして、お互いに質問し合いながら、言葉の使い方を身につけていきました。英語での交流の場面がたくさんある授業でした。

 どの授業も、「学び合い」の場面を効果的に取り入れ、生徒が意欲的に活動する場面が見られ、活動を通して学びを深めることができました。

 今週は、検証授業ウイーク。明日はどんな授業が行われるのか楽しみです。

【研修会】高森町「新たな学び」研究発表会

 10月25日(金)、熊本県高森町「新たな学び」研究発表会に参加しました。午前中は公開授業と授業研究会です。

 公開授業1は、1年社会「世界に大きな影響を持つ北アメリカ」の授業。タブレット端末を持ち帰り、家庭学習と授業を効果的に結びつけた検証授業です。一人に1台のタブレット。そして、タイピングの速さに驚かされました。また、先生が授業を進めるのではなく、生徒が学習リーダーとなって授業を進めていく姿にも大きな刺激を受けました。

 公開授業2前半は1年英語で、特に高森東中との遠隔授業が大きな学びとなりました。お互いの学校の各班ごとに、パソコン画面を通して英語で交流する姿は、これからの授業の概念を大きく変える可能性があると感じました。

 公開授業2の後半は、2年国語を参観しました。筆者が示す「それ」という指示語が何を指しているのかを考える授業。最初に一人一人考え、次に班で考え、意見交換を通して、考えを絞っていく過程が素晴らしく、特にコラボノートを活用し、すぐに各自の意見や班の意見を共有し授業が展開していく様子は大いに参考となりました。

 タブレットを使った授業は、考えが共有できたり、根拠となる資料を視覚的に全員が共有できる点で、学びや理解が深まると感じました。

 また、遠隔授業は、教室という空間が無限の広がっていく可能性を感じました。

 授業研究会では、コラボノートの活用方法やタブレットを持ち帰ることでの学習効果などについて意見交換しました。

 昼食をはさんで午後は、文部科学省初等中等教育局 情報教育・外国語教育課長より「教育の情報化の動向」との演題でお話がありました。講話の最後に、「平成の時代は、パソコンやタブレットは学校にあったらいいなという教材でしたけれども、いよいよ令和の時代はですね、なくてはならない教材として、しっかりICT環境の実現を図ってまいりたいと思います。」との文部科学大臣の言葉が紹介され、とても印象に残りました。

 その後、東京工業大学名誉教授、宮崎大学副学長、東北大学大学院教授、鹿児島大学准教授の皆さんによるパネルディスカッションなどが行われ、「Society5.0」に対応した資質・能力の育成について考えを深めることができました。

 今日の研修で学んだことを、どう鹿北の教育に生かしていくのか、そのことをしっかり考え実践化していきたいと強く思いました。

 ICT授業を支える基礎基本のすばらしさ

 高森中の授業を参観して、生徒が調べたことを根拠をもって発表する姿、質問事項を共有し答えを導きだそうと意見交換する姿、考えよう、調べようとする意欲、考えを深めていく過程での学び合い、安心して意見が言える学級の雰囲気など、学びの基礎基本がしっかりしているからこそ、ICT活用が効果的に行えるということがわかりました。

【OJT】国語科検証授業

 10月23日(水)、1時間目、授業改善プロジェクトの一環として、国語の検証授業が行われました。「スピーチを行い、お互いに評価する力をつける」ことをめあてに、3つの班に分かれて、スピーチを行います。事前に作成した原稿をメモ代わりに見る生徒、まったく原稿を見ない生徒。相手に自分の伝えたいことをどうすれば効果的に伝えられるか声の大きさやスピード、抑揚など工夫をしています。

 そして、誰のスピーチを班代表とするのか根拠をもとに発表していきます。この取組を通して、学びを深め評価の力を高めていきます。

 生徒は、とても積極的に発表や話し合いに取り組むことができました。

 検証授業での課題がいくつか見えてきたので、さらに研究を深めていきたいと思います。

【OJT】1年理科研究授業

 10月9日(水)6時間目は、鹿北小中学校の先生が参観しての理科の研究授業が行われました。たくさんの先生がいる中でも、いつも通り、集中して頑張ろうとの意欲が感じられます。

 授業は「エタノールの状態変化をモデルで説明できる」ようになることを「めあて」として進められました。エタノールが温められ、液体から気体に変化した時、ビニール袋がパンパンにふくらみ、「わーっ」という声があがりました。

 そして、一人一人が描いた気体になった時の袋の中の粒子のモデルの様子を全部黒板に貼り、みんなで意見を出し合いながら一番正しく表されているものを探っていきました。

 この話し合いの過程が今日の授業の一番の見所です。考えを発表しながら、一番近いモデルに近づいていく「学び合い」の様子がとても素晴らしかったです。

 放課後、小中学校合同授業研究会を行い、先生方で意見交換を行いました。講師として来ていただいた山鹿市学校教育指導員の佐藤先生からは、最初に生徒のあいさつや態度の良さをほめていただきました。授業の中で生徒を育てることが大切とのこと。授業終了後の生徒の満足した姿から、今日の授業が充実したものであったことがわかる。粒子という見えないものを可視化することの難しさや、三角ロジックの発表方法を身につけるとさらに良くなるなどのアドバイスをいただきました。

 生徒が学習に意欲的であり、学級内に支持的風土があり、学びの空間に流れる空気感が生徒の成長を支えていることが伝わってきました。これは、とても素晴らしいことだと思いました。

【研修会】全九州中学校校長研究大会佐賀大会

 8月22日(木)、23日(金)の2日間、佐賀県で行われた全九州中学校校長研究大会に参加させていただきました。1日目は、文部科学省からの説明や分科会が行われました。第6分科会では、「多様化した教育課題に対応できる教員の育成」との研究テーマに沿って、大分と宮崎の先生の実践発表があり、その後、班別協議を行いました。福岡、大分、鹿児島、沖縄の校長先生方と時間を忘れるくらい活発に意見交換をしました。

 2日目は、大会宣言文の発表と記念講演が行われました。記念講演は、坪田塾塾長の坪田信貴先生「子どもやあなたの底力を圧倒的に引き出す5つのポイント」との演題でお話をしてくださいました。坪田先生は「学年ビリのギャルが1年で偏差値40上げて慶應大学に現役合格した話」の著者で、有村架純主演の映画「ビリギャル」で知られています。

 どうやって偏差値40も上げられたか、そのノウハウを5つの視点でくわしくお話してくださり、あっいう間に90分が過ぎていました。

 今までにない視点や発想、そして感性。驚きの連続でした。しっかりと持ち帰り実践に結びつけていきたいと思います。

 2日間研修に参加させていただいた分、学んだことを生徒や先生に返していきます。

【OJT】鹿北小中学校合同校内研修

 8月21日(水)午後1時30分より、鹿北小中学校合同校内研修会を行いました。今回は後藤先生、塚原先生を講師にお招きしての研修会です。

 後藤先生からは、インクルーシブ教育について、そして合理的配慮の実際についてくわしくお話をしていただきました。

 塚原先生からは、アサーショントレーニングやストレスを減らす呼吸法などについて活動を通して教えていただきました。

 2学期からの実践の方向性をみんなで確認するとともに、共通実践についても明確にすることができました。

 お二人の先生に教えていただいたことを、子どもたちに返していくことで、より一層鹿北の教育活動を充実させていきます。

 今日はご多用の中、私たちのためにありがとうございました。 

【OJT】市校長会教育講演会

 8月7日(水)14時より、山鹿市校長会教育講演会が行われました。地元の企業で、成長著しいLib Work(リブワーク)代表取締役社長CEOの瀬口 力様をお招きして、「山鹿から上場できた理由は?」~私が考えるリーダーシップ論~との演題で、お話をしていただきました。
 大学院在学中、社長に就任し、そこから、職人さんとの関係構築、理念の共有など一つ一つ自分が理想とする企業へと発展させていく過程について、ユーモアを交えてお話してくださいました。
そして、リーダーは、ビジョンを示し、そのビジョン達成に向けて絶対やり切るという信念を持つこと。また、ビジョンを達成する道筋をしっかりと示すことができることが大切であると感じました。
Lib Work(リブワーク)は、熊本県民にもリブワーク藤崎台球場の名前で広く知られ親しまれる企業となっています。
今回の講演を通して、瀬口CEOからたくさんの元気とアイデアをいただきました。ご多用の中、貴重なお話、ありがとうございました。

【地域復興】熊本城の復興

 8月5日(月)今日は、熊本市国際交流会館や熊本県民交流会館パレアにて、熊本県中学校研究協議大会が行われました。会場に行く途中、熊本城の長塀や熊本城南の入り口の馬具櫓(ばぐやぐら)周辺を通りましたが、まだまだ熊本地震の爪あとが残っています。

 復興に向けての道のりは長いと思いました。しかし、一歩ずつ前に進んでいます。

【ОJT】鹿北小中学校合同現地学習会

 7月30日(火)午後1時30分より、鹿本教育集会所にて、鹿北小中学校合同現地学習会を行いました。講師は、大津町立美咲野小学校の森山英治先生です。森山先生は、鹿北中にも勤務されたことがあります。そして、全国同和教育研究協議会「進路保障・自主活動」の専門委員や熊本県人権教育研究協議会副会長などを務められ、現在は、熊本県人権教育研究協議会顧問をされています。

 今日は、来民開拓団の真相、なかまづくりの取組についてお話をしていただきました。やさしい語り口の中に差別は絶対許さないという気迫が伝わってきます。

来民開拓団は決して過去の話ではないこと、自分にとっての来民開拓団とは、参加者一人一人が自分自身に問いかけ、見つめていきます。

なかまづくりは自分を語ることで、人と人とがつながっていく森山先生の実践に学ばせていただきました。子どもたちが安心して自分を語ることができる集団づくり、なかまづくりにこれから取り組んでいこうとの思いが集会所を満たしていきました。

その後、森山先生に、来民開拓団の慰霊塔などを案内していただきました。

森山先生、今日は元気が出るお話をたくさんしていただき、ありがとうございました。これからの実践につなげていきます。

【OJT】鹿北小中合同校内研修会

 7月3日(水)放課後、鹿北小中学校合同校内研修会を中学校ランチルームにて行いました。小中学校で実施した検証授業や様々な話し合い活動の成果と課題について確認しました。

 先生方の話し合いの中でたくさんの声が聞こえてきました。

 

「それぞれの発達段階で、どこまでできたらベストなのか? そのことを共有したい。」

「学級活動、期集会などでの話し合い活動で身につけたスキルをもっと活用したい。」

「話し合いのアイデアを共有したい。」

「身につけたものを土台として次へステップする意識を子どもにも持たせたい。」

「生徒の状況に応じて複数のワークシートを準備したのは効果があった。」

 

 話し合いの声をどう日常に生かしていくのかが私たちに問われています。