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【伝えよう】3年修了式

これまでを振り返って

 3年 松房 実佑

 これまで、長い人では12年間以上、短い人でも7年間、同じ月日を過ごしてきました。私は、このクラスで、そしてみんなと出会えて幸せ者だなと思います。

 岩野の人とは小さい時から一緒の時間を過ごしてきたけど、岳間と広見の人とは小学校3年生の時に出会いました。

 初めの頃は、違う校区だった人に話しかけるのは勇気が必要で緊張していました。それでも友だちがどんどん増えていくのが嬉しくて、家に帰ると「今日はね、〇〇君、〇〇さんとしゃべったよ。」と家族に話していたのを思い出します。

 そんな頃もあったけど、今ではみんなと緊張せずに話せるようになったし、友だちと話すと笑顔になれるし、学校にいって友だちと話すのが、私の一番の楽しみでした。

 私は、このクラスの良いところは雰囲気だと思います。「頑張っている人はみんなで全力で応援する。」このクラスには、そんな雰囲気があります。だからこのクラスは一致団結することができます。

 クラスの団結を特に強く感じたのは、かほくまつりの時です。風船飛ばしや神輿、人文字等中学生が主体となって参加しました。私は、勇くん、嘉来くん、ゆりさんと一緒に、サポーター会議に何度も参加しました。クラスで決まったことを市民センターの方に提案し、サポーター会議で決まったことをクラスのみんなに伝えました。準備を進めていく中で、みんなが協力的で積極的に参加してくれて嬉しかったです。

 また、みこしは、本当にクラス、地域の方々、先生たちが一つになった瞬間だったと思います。重い神輿を担ぐのは大変だったけど、みんなで声を掛け合うことで心が一つになっていくのを感じました。かほくまつり本番。神輿を担ぎ終わってみんなで撮った集合写真は、みんなの顔が充実感でいっぱいで、みんな最高の笑顔でした。あの写真は、何度見返してもいい写真だなと私は思います。

 7年間、このクラスで過ごしてきて、たくさんの楽しいことも、大変なことも経験してきました。とても仲がいいクラスで、これから先はこんな居心地の良いクラスはないんじゃないかなと思います。

 中学校生活最後の2週間をみんなと一緒に過ごすことができなくて本当に残念でした。だけど、その分、大人になってからもみんなで集まりたいです。

 私はこのクラスが大好きです。このクラスの一員として鹿北中学校を卒業できることを誇りに思います。これからの高校生活や、大人になってからもこの鹿北中学校で学んだことをいかしていきます。今までの楽しい日々をありがとうございました。