学校生活
再開!くま川鉄道 ~くま川鉄道部分運行再開イベント~
列車「田園シンフォニー」が、湯前駅を発車しました!
力強く進んでいく列車とともに、沿線で小旗を振り、歓喜する生徒たちの姿は、豪雨災害からの復興の象徴です。この列車とともに、生徒たちが自らの進路を切り拓いてほしいという願いを持ちました。
11/28(日)に行われた「くま川鉄道部分運行再開イベント」では、生徒たちが様々な場面で活躍しました。
沿線旗振りに生徒16名がボランティア参加
吹奏楽部は、列車の出発を祝してファンファーレを披露。また、午後からのミニコンサートでは、「銀河鉄道999」等の曲をビッグバンドスタイルで演奏
湯前駅の展示体験施設の愛称「ユノレール」を命名した 永濵碧空さん(2年)の表彰
那須良輔風刺漫画大賞を受賞した 春日ひなおさん(3年) 他6名の表彰
赤い羽根共同募金の街頭募金に生徒10名がボランティア参加
「継承 ~地域に学び 共に生きる~」 令和3年度文化祭
11/13(土)スローガン「継承 ~地域に学び 共に生きる~」のもと、本年度の文化祭を開催しました。
本年度は、伝統芸能継承活動を再開することができました。スローガンに掲げた「継承」という言葉には、生徒たちの力強い決意が示されています。
「継承」とは、受け継ぎ、伝えていくこと。「伝える力」は、本校が重点的に育成を目指す資質・能力の一つです。
文化祭を通じて、生徒たちは、ふるさとの伝統を継承し、次の世代に伝えていく「縦(時間)」のつながり、
各学年が、総合的な学習の時間を中心に探究した学びを伝える「横(空間)」のつながりを実感しながら、学びの成果を発表しました。
また、英語科や吹奏楽部も、これまでの練習の成果をしっかりと伝えました。
生徒たちは、文化祭を通して、学びを共有し、未来へ向けて自分の生きる方向を見つめることができました。
文化祭の開催にあたりまして、伝統芸能をご指導いただいた関係各位、活動を支えていただいた保護者の皆様、教育行政の皆様に心より感謝を申し上げます。
令和3年度文化祭ポスター
開会行事(伝統芸能リーダーあいさつ)
伝統芸能「求麻神楽」(国指定無形民俗文化財)
伝統芸能「浅鹿野棒踊り」(町指定無形民俗文化財)
伝統芸能「東方組太鼓踊り」(町指定無形民俗文化財)
学習発表「SDGs新聞こぼれ話」
1年生は「環境」をテーマに、「水の大切さ」、「SDGs」について学び、実践していくことを、新聞での発表や劇を通して伝えました。
学習発表「夢実現プロジェクト」
2年生は、「働くこと」をテーマに、様々な仕事について調べ、働く意義について考え、ポスターセッションや劇を通して伝えました。
英語科発表「ある日の New York City」
吹奏楽部発表「ビッグバンドデビューステージ」
学習発表「湯前カンパニーは大騒ぎ ~ふるさとが教えてくれたこと~」
3年生は、ふるさとの魅力をポスターで伝えたり、ふるさとの「未来」を思い描き、自分たちの生き方を考え、劇を通して伝えました。
記念撮影(全学年)
職場体験学習 「働く」自分を振り返る
【2年学級通信から】
(食品製造・飲食関係チーム)
◆まずラジオ体操をしました。おじちゃんおばちゃん達と元気に踊りました。着替えて工場に入りました。その時、衛生面にかなり注意されていて、服のほこりをとったり、30秒間手を洗ったりしました。仕事は3種類しました。栗のペーストを5㎏計って運ぶ・サツマイモの皮むき・運搬です。おばちゃん達のサツマイモをむくスピードがとても速かったです。一日中立ち仕事で、同じ作業の繰り返しだったので疲れました。従業員さんは、とても優しくておもしろかったです。
◆林酒造では、社会「焼酎の歴史」理科「お酒の造り方」数学「アルコールの計算」がありました。計算は難しくて1時間もかかりました。協力して教えてもらいながら頑張りました。
(販売チーム)
◆販売所の掃除をして、ハロウィンの飾り付けをしたりしました。すみずみまで掃除や花壇の整備をずーっとしました。していくうちにどんどん楽しくなってきて、最後終わったときにはとてもすっきりしました。しっかりと時間を守ることができ、自分から仕事を率先して礼儀正しい態度でできました。
◆「湯〜とぴあ」は湯前町、水上村、多良木町、西米良村などの周辺地域のPR、湯〜とぴあと周辺の管理、町の特産物の販売などたくさんの仕事をされていることを初めて知りました。今までのイメージでは「お菓子とか飲み物を売っているお店」だったので、仕事の内容を聞いてびっくりしました。お店の方が「このお店は、スーパーや他のお店に比べて、お客様との距離が近い」とおっしゃっていたのが印象に残りました。買い物に来られた近所の方々がお店の方と楽しそうにお話していて、地域の方々に愛されているお店なんだなと思いました。実際に「お仕事がんばってね!」「お疲れさま」などと声をかけられたときはとてもうれしかったです。
◆開店して掃除が終わったら花だんに花を植えるために石とりをしました。「どうして花だんに花を植えるのかな?これもお仕事?」と思っていたら、局長さんが「これもお客様に喜んでもらうために植える。きれいなお花を楽しんでもらうためにお花を植えるのも仕事だよ。」と教えてくださいました。くま川鉄道の復旧セレモニーのためにもきれいなお花を植えると聞いてとてもうれしかったです。みんなに楽しんでもらえるように花を植えたり、飾り付けをしたりするのもお仕事と聞いて、とても素敵なお仕事だと思いました。
◆職場体験は心配と不安の気持ちがありました。でも、仕事ややり方がわからないときは、わかりやすく説明してくださったのでうれしかったです。そのおかげで、僕も早く仕事の手順を覚えて順調に進めていくことができました。
◆車の構造や種類などはくわしくないので、初めて知ることが多くてとても勉強になり視野が広がりました。自分ができることをやったことが、人に役立つと考えたら、やりがいをとても感じました。工場で使った、おがくずが入った工場用石けんが洗い上がりがとてもすべすべして感動を覚えました。
(保育体験チーム)
◆保育園に行く前から、園児たちとふれあえるのがすごく楽しみで、夜もぜんぜん眠れませんでした。園児は、少しケンカ
が多かったり泣いている子がいたりしましたが、他の友達が譲ってあげたり、なぐさめてあげたりしてやさしい一面も見えました。そんなところを見ていると、なぜか勝手に笑顔になってしまいましした。僕がお父さんになったら、この保育士さんたちのようになりたいなぁと思いました。
◆0歳児を担当しました。まだ話すことができないので、自分から話しかけることがとても難しかったです。ご飯をあげたり、寝かしつけたりオムツを替えることをしました。難しかったけど上手にできたと思います。小さい子とのコミュニケーションは大変なので保育士さんはとても参考になりました。
◆園児がかわいいのは前提で、「子どもの成長は早い」という親の言っていることがわかった気がした。3歳児と5歳児はまったくの別人。とてもしっかりしていた。先生を見ていると園児への愛がとても感じられた。今日も尊敬の一日だった。こんなに尊敬したのは初めてだ。働く大変さと働く人への感謝を忘れずにこれからも頑張りたい。
◆お外遊びで楽しく遊んだり、お昼寝の時間には子どもたちの背中をポンポンしてあげたり、たくさんふれあうことができました。子どもたちが寝いている間では、担当の先生がオリエンテーションを行ってくださり、私たちが体験する組の子ども達の年齢ではどういった発達をするのか、それに合わせた接し方を教えていただきました。
(製造・工場・機械関係チーム)
◆僕たちがした仕事は、タイヤの空気入れ、オイルと水入れ、洗車、ネジはめで、オートマとマニュアルの違いを見せてもらいました。見せるだけではなくて、実践もさせてもらいとても優しかったです。ボンネットや車の下も見て、複雑な構造になっていて、どこに何があるかを覚えるのが難しかったです。車検の手伝いでは、車をピカピカにしました。車を拭いているとき、社長や職員さんに車の整備士のことについて話してもらい、整備士のつらさや大変さを知りました。インタビューで、整備士の一級を取れたらすごいと聞いたので、これから勉強を頑張って一級をとりたいと思いました。
◆家や建物をつくるときの構図と、木の水分を抜く乾燥前にする木材を並べる作業をしました。思っていたよりも難しかったけど楽しかったです。パソコンを扱うのは苦手だったので、無事構図が完成してうれしかったです。大工さんの現場作業の見学に行ってきました。プレカット工場では、プレカットしてある木材の確認をしました。
◆CAD作業では、依頼された設計図面を基にデータ入力をしました。細かい寸法も書いておいたり、表にまとめておいたりすることで顧客とスムーズに話し合いも進むと教えてもらいました。休憩時間では、担当してくださった方が「(学生時代)もっと勉強したらよかったと思った」など詳しくお話をしてくださいました。作業の中では、どれだけ相手を思えるかという話もありました。ひとつ間違うと、すべて間違えてしまう大変な仕事ということがわかりました。
◆ガソリンスタンドの基本の仕事ではお客様の車の窓拭きをしました。自分がお客さん側の時は意外に楽なのかと思いましたが、窓も拭いて、声を出してお客様に時間を待たせないようにするのがとても難しかったです。
職場体験学習 実際に「働いて」考えてみました
【2年学級通信から】
20日〜21日の職場体験学習での振り返りです。実際に「働く」ことをどう感じたでしょうか。
(農業体験チーム)
◆今日は朝からオクラときゅうりの収穫をし、オクラが上向きにはえていえるのを初めて知りました。昼からは、小松菜を入れる袋に会社のシール500〜600枚くらい貼りました。3時間くらいしたのでとてもきつかったです。JAに見学にも行きました。箱につめる作業の仕方や他にもたくさん教えてもらいました。普通に食べている野菜でも、とても大変な作業をされていることがわかりました。
◆農業は作るだけではなくて事務作業もあることがわかりました。晴れの日は外でする作業が多く、雨の日も作業がたくさんあることにびっくりしました。あらためて農業は大変だけど、しっかりとやりきれば、その分頑張りが返ってくる職業だと思いました。
◆お米には検査があって、消費者に届く米は、すべて検査をされている安心・安全に配慮してあるんだと初めて知ることができました。米の選別は、食味コンクールというものに送るために、見た目を均一にきれいになるようにする作業でした。色形など見極めないといけないところが大変でした。こんな大変な作業でも、コンクールに出品して評価されることに意味があるとおっしゃっていました。今は米を買う人が少ないから「うちの米は安全で、プラス、評価を他の人にしてもらうことで(消費者に)手にとってもらえる」のだそうです。売り方や宣伝を考えることも農業をされる方の大切な仕事なんだなと気づきました。
(食品製造・飲食関係チーム)
◆下村婦人会さんでしょうがの皮むきをメインに仕事をしました。ほとんどの作業が機械でされているのかと思っていたら、「ほとんどが手作業なんだよ〜。」と教えてもらったときにはとてもびっくりしました。8人くらいでたくさんの商品を作っているのがすごいなと思いました。休憩時間にはみんなで集まってお茶会をしたのが楽しかったです。仕事だけではなく、交流を深めていくことも大切なんだなと思いました。めあての「自分から率先して仕事をし、わからないところは聞く」を積極的に取り組めたので明日もがんばろうと思います。
◆食器洗いは、下洗いをしてから機械で洗い、拭いて片付けるという簡単な作業だけど、洗い終わった食器はやけどするほどとても熱く、でも、冷ます時間なんてなかったし、その作業を一日何回も何回もするので、午前中だけでもとても大変でした。空いた時間はひたすら割り箸の補充で段ボール1箱分がんばりました。トイレ休憩はもちろんひと息つくひまもないくらいの立ちっぱなしは本当にきつかったです。でも、店員のみなさんはそんな顔一つもせず、テキパキされていてとてもすごいなと思いました。忙しいのに丁寧に話してくださったり、気遣いもしてくださってとてもよかったです。お昼ご飯を一緒に作らせてもらいました。店員さんの手際の良さに「さすがプロ・・・」と思いました。
◆仕事をする上でのアドバイスをもらいました。例えば、せまい場所を通るときは、「通ります。」と言って、ぶつからないようにスペースを確保したり、台の上で作業するときは立ちっぱなしなので、血流が悪くならないように足踏みしたりなど工夫してお仕事されているだなと感じました。2日間を振り返ってみて、仕事をすることで、ほんの少しだけでも役に立てたらいいな・・・と思いました。校長先生が言われていた「誰かの役に立つこと」は簡単ではないなと改めて思いました。
◆浴室清掃や窓拭き、料理仕込み、食器洗いなどをしました。インタビューしたとき、「裏方があるからこそ表がある」と聞いて、こういう地道な作業をすることで、お客様が快適に温泉に入れたり、過ごせたりできることを知ってとても大切な仕事なんだということがわかりました。私が将来なりたい客室乗務員やグランドスタッフも裏方が会ってからこその表なので、たくさん経験することが大切だと思いました。また、お父さんお母さん達は毎日仕事をして私たちにおいしい物を食べさせてくれたり、欲しいものを買ってくれたりしているので感謝しようと思いました。
◆職場体験緊張しました。焼酎について楽しく学びました。焼酎を瓶に詰めました。計算をして焼酎を水で割り、25%アルコールに調整して瓶に入れました。計算が思ったより難しく、何度もやり直して確かめました。ラベルに貼るデザインをしました。ラベルは20歳になる6年後に見ても大丈夫なようにできればいいです。そのデザインは自分が酒を飲んでいるときをイメージして「四季」をイメージしたイラストにしました。
1年集団宿泊教室(2日目:焼き杉創作活動)
・杉板を焼いて、貝殻や絵の具でデザインを施していきます