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届け!平和への祈り ~令和5年度七中修学旅行~

 先日12月5日(火)~7日(木)の2泊3日で、修学旅行に行ってまいりました。今年は、1日目広島、2日目大阪、3日目京都と、1日ごとに場所と学習内容を変えて学びを深めました。

 特に今年、学年で力を入れて取り組まれたのが平和学習でした。これまで、平和を自分たちのこととして捉える学習を重ねてきたからこそ、実際の爆心地に立ったときの思いは並々ならぬものがあったようです。生徒達の感想にも「実際に広島に来て、多くの人々の平和への想いが広島の復興につながったのだと感じた。」「平和は願うものではなく作るものだということを感じた。」などの言葉が聞かれ、今回の一連の平和学習が生徒達にとって、大いに価値のあるものであったことがうかがえました。

 2日目のUSJでは、集合時刻ギリギリまで楽しい時間を過ごしていました。そんな中にも、園内で働いておられるスタッフの方の手際の良い清掃作業や、お客さんに対する気配りの素晴らしさに気づく場面もあったようです。

 3日目は金閣寺と世界文化遺産でもある清水寺を訪問し、その歴史に触れることが出来ました。

 

表現力豊かに ~七中文化祭~

 11月10日(金)に、「七中文化祭」が多くのご観覧の皆様をお迎えし、盛大に行われました。

 ステージ部門では、各学年において工夫を凝らした学習発表や劇が披露されました。また、合唱コンクールでも各クラスの堂々とした演奏を見せてくれました。展示部門においても、沢山の素晴らしい作品が飾られ、ステージ部門と併せて、見応えのある感動的な文化祭となりました。PTAの皆さん方にも、生徒達のためにバザーを開催していただくなど、保護者の皆さんを始め、支えてくださった多くの方々に感謝いたします。ありがとうございました。

 

七中校区の農業の素晴らしさを

 10月20日(金)に、昭和地区で農業を営んでおられる、ファームたなべ代表の田辺正宣さんを講師にお招きし、本校の1,2年生を対象に農業講話をしていただきました。

 講話の中で、農園の台風による壊滅的な被害から再起を果たされたときのことを振り返り、「人は苦難の中では磨かれるが、安逸の中では堕落していく」という厳しい言葉も残されました。生徒達も郡築・昭和の農業の素晴らしさを感じていました。

 10月26日(木)には、1年生において農業体験学習を実施しました。1日だけの体験ではありましたが、生徒達は、作物を育てることの苦労や喜びの一端に触れることが出来ました。

 

平和の尊さを学びました ~平和教育講演会~

 10月11日(水)に広島市認定の被爆体験伝承者である水野隆則さんを講師にお招きし、平和教育講演会を実施しました。 ご両親が原爆の被爆者であり、若くして被爆した祖母(お母様の母)の遺骨がないことを悔やんでおられたお母様の思いに触れ、被爆体験伝承者になることを決意されたそうです。家族をはじめとする被爆者から受け継いだ被爆体験や平和への思いについて当時の写真などを交えてお話しくださいました。

 水野さんの、原爆の投下を「『戦争だったから仕方がなかった』で片付けないでほしい。」という言葉を、生徒達も真剣に受け止めていました。

 

立派な走りでした ~八代中体連駅伝~

 先日10月5日(木)に八代中体連駅伝大会が行われました。七中生は総勢約30人で参加し、参加校18校中、女子は10位(昨年14位)、男子は8位(昨年10位)という成績でした。選手一人一人が自分の持てる力を出し切った素晴らしい走りをしました。

 また、更に素晴らしかったのは、当日選手として走ることが出来なかった生徒達の姿です。メンバー発表後に補員となっても、最後まで、真面目に練習に参加することはもちろん、当日の選手のスケジュール管理などにも一生懸命取り組み、献身的に選手をサポートしていました。夏休みからコツコツ長い距離を走り、自分と向き合ってきたことによって、自然と仲間への思いやりの心も育ってきたようです。