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避難訓練

 1月10日(水)に不審者対応の避難訓練を行いました。元日には、能登半島地震があったため生徒たちの防災に対する意識は高くなっており、いかに自分のこととして訓練を行うかを考えながら取り組んでいました。今回、講評を多良木警察署の方に行っていただきました。今回の避難訓練は全体を通してよかったという言葉をいただきました。その中でも特によかった点を2つ紹介します。

 1つ目は、不審者が見えた時にすぐに鍵を閉めたことです。鍵を閉めることで簡単に不審者は入ることができなくなるため、非常に有効です。そして、周りの人たちと協力して安心安全を守ろうとすることが大切であることを言われました。

 2つ目は、とても静かに行動ができたことです。学校に侵入する人は大きい音に敏感になるため、騒いでいるとそっちの方に意識がいきやすいとのことでした。また、静かにすることで教師の指示も聞きやすいので継続してほしいと言われました。
 過去には、他県の中学校で定期考査の実施中にカッターを持った不審者が入ってきたことがあったそうです。そのような時に、教師のみで対応するのではなく、生徒も相手と距離をとる等の対応をとることが大切であることを熱心に伝えていただきました。距離の取り方としては、教室に机と椅子があるので、それらを使って相手と距離を取ると非常に良いとアドバイスをいただきました。「全体的に非常に冷静に取り組むことができていました。これからも真剣に訓練に取り組んでほしいです。」と講評をいただきました。

 非常事態がいつどこで何が起きるかわからないので、今後の避難訓練も一生懸命取り組んでほしいと思います。

 多良木警察署の皆様、本当にありがとうございました。

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