2022年11月の記事一覧
藤山先生の道徳(R4.11.22)
藤山先生が1-1で道徳の授業を行われました。今回は、公平、不公平について学ぶ授業でした平成29年3月改訂の学習指導要領では、道徳が教科化され、「考え議論する道徳」を目指して授業を行っています。
あるテーマについて考え議論するためには、個人個人がどのように考えを持つのか、その考えをどのような言葉で表現するか等が問われます。これはきっと社会に出てからも必要となる能力です。簡単なことではありませんが、日々、努力を積み重ねていくことが大事だと思います。子どもたちには、中学校生活を通して未来を切り拓く力をつけてほしいと願っています。
<感想紹介>
今まで考えもしなかった場面でのことを考えて、自分は公平・不公平だと思っていても、周りはそうでもないという意見もあり、驚きでした。自分が思っていることすべてが正しいわけではなく、それぞれの気持ちや意見も大切だと思いました、自分だけ得する方が公平ではなく、互いに得する方が公平だということを知れました。
→ まさしくその通りだと思います。自分の考えを確かめようと思えば、必ず人との対話が必要になってきます。周りとの共通点や相違点に気づいたり、友だちの感想等をフィードバックしてもらうことで、客観的に自分の姿(考え方)を見つめることができます。『考え、議論する』本当の目的は、自分を知る、他人を知る、よりよい生き方を探るということだと思います。
自分だけ得する方が公平じゃないという考え方、本当に素敵です。SDGsの考え方もみんなの幸せ(ウェルビーイング)に根差したものです。この実現を目指して一人ひとりできることを積み重ねていくことが大切ですね☆
認知症サポーター養成講座(R4.11.15)
昨日11月15日(火)の5、6時間目、1年生において「認知症サポーター養成講座」が行われました。子供たちは、講師の方々から話を聞いた後、グループに分かれて認知症の方に対する声掛けや対応を話し合う「ワークショップ」を行いました。
認知症は、脳の病気や障害など様々な原因により、認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態です。日本における65歳以上の認知症の人の数は約600万人(2020年現在)と推計され、2025年には約700万人(高齢者の約5人に1人)が認知症になると予測されており、高齢社会の日本では認知症に向けた取組が今後ますます重要になります。
また、認知症は誰でもなりうることから、認知症への理解を深め、認知症になっても希望を持って日常生活を過ごせる「共生」(認知症の人が、尊厳と希望を持って認知症とともに生きる、また認知症があってもなくても同じ社会でともに生きるという意味)の社会を創っていくことが重要となります。
ますます進む高齢化社会の中、社会全体でこの問題を考え、一人ひとりが力を合わせていかなければなりません。今日の学びもしっかり振り返って、これからの生活に生かしていきましょう。
ご協力いただいた皆様に、この場をお借りして深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました