南小国町立南小国中学校 | |
校訓『自主 礼節 健康』 |
2021年9月の記事一覧
工夫しながら…。
新型コロナウイルス感染症拡大防止に努め、様々な工夫をしながら生徒たちは、学習を行っています。
8時10分からの「基礎学」では、3年生が学習用ソフトの英語をタブレットPCを使って学習をしています。
英語の長文の学習を、イヤホンから流れてくる音声を聞きながら取り組んでいました。
午後の1年生の技術では、「ベビーリーフ」の栽培の準備と植え付けを
郡内の中学校とリモートでつないで行っていました。
直接会えなくても、遠くにいる中学生達と同じ内容を学習し、お互いの様子を見たり、意見を交流したりすることは、とても有意義だと思いました。
鉢に植えるための土と肥料の攪拌の際に、袋が破れて焦っている班もありました。
6校時は、運動場で2年生の体育が行われていました。
人との距離をとりながら、一生懸命に取り組んでいました。
途中から2年部の井島先生や山田先生も参加して
大盛り上がりのソフトボールとなりました。
これからも感染対策を徹底しながら、教育活動に取り組んでいきます。
合同通学路点検
町教育委員会、警察署、阿蘇地域振興局、役場建設課、各小中学校代表者が集まり、合同通学路点検が行われました。
各小中学校から上げられた通学路の危険箇所20カ所ほどを実際に行き、確認していきました。
9:30に中原小に集合し、中原小の通学路の危険箇所を確認しました。
写真の道路は、工事関係の車両も多く通る児童が横断する場所です。
児童の横断場所であることを知らせ、注意喚起のために道路に色をつけてあります。
児童の通学状況等を各学校の教頭先生が説明し、参加者が質問等をしていきました。
他の通学路を見に行きましが、学校までのアップダウンの激しい道を登校班で通っているという話を聞き、そのたくましさに驚くと危険と隣り合わせであるということを改めて感じさせられました。
つづいて、市原小、南小国中付近の交差点。小学生も中学生も数多く通ります。
9月1日からは、JA阿蘇小国支所の施設解体作業もは始まり、危険度は更に高まっていくと感じました。
写真は、波居原の交差点です。黄色の点滅信号は設置されていますが、通過する車両が多く、横断するのには危険が伴います。
カーブが間近まで迫っており、道路を横断する際の安全確認が難しいと感じました。
最後にりんどうヶ丘小学校の校区です。
押しボタンを押して渡る横断歩道です。
安全確認ために、付近に防犯カメラが設置されていました。
押しボタン時の横断歩道と入っても交通量は多い場所です。
朝9:30から始まった合同点検は、13:00頃に終わりました。交通量の多さや、昨今の集中豪雨の影響受け、崩落しかけている場所もありました。
今後、今日の点検を基に対策会議が開かれていく予定です。
給食委員会の仕事
給食前、給食委員会は、給食当番の身なりを確認したり、給食メニューを書いたりと大忙しです。
今日のメニューは看板の通りです。
(実際のメニュー撮影し忘れました。申し訳ありません。)
今日は大好きな洋風きんぴらドックをはじめ、冷やしうどん、ココアピーンズ、牛乳と
大満足でした。
協力しながら、メニューと栄養素の看板を書いています。
カラーペンを駆使しながら
看板をみるだけでも美味しそうです。
給食センターの皆さん、そして給食委員会の皆さん、毎日ありがとうございます。
毎日、給食が楽しみで仕方ありません。
教頭 高田
防災の日
本日は、防災の日。1960年6月11日の閣議で了承されました。9月1日は、1923年関東大震災が発生し、十万人以上の方が犠牲になられた日であり、195 9 年の9月26日には「伊勢湾台風」によって戦後最大の被害が起き、地震や風水害等の対する考え方等を育成するために防災の日が創設されました。
6時間目、古賀先生によって「防災の日」に関する授業が行われました。
古賀先生は技術室で授業を行い、生徒たちは教室で話を聞くリモート形式で行われました。
様々な災害の情報を電子黒板に提示し、災害の状況やその状況にどう対応するのか、等について
考えました。
右の写真は、線状降水帯です。
「私たちがこれまで経験したことがない…」というフレーズを聴くことが多くなっていると思います。
自然の前に人間は…。
災害をなくすことはできませんが、様々な知識や備えで「減災」することはできます。
例として鹿児島の人々と桜島の噴火や火山灰との向き合い方について話されました。
右は南小国町のハザードマップです。
減災は、まずは身近な地域のようすを知ることから始まると思います。
「東日本大震災」により被災し、避難所になった体育館で震災約10日後に
行われた中学校の卒業式で送辞を述べている卒業生の動画が流されました。
犠牲となった大切な人を思いながら絞り出していることばが胸に刺さりました。
「命の大切さを知るのにはあまりにも大きな…。」
「それでも自然を恨むのではなく、前を向いて進まなければならない…。」
私自身も今から8年前に訪れた気仙沼を思い出しました。
震災から3年経っていたのに、津波で押し流され、荒野になっていた大地。その中に時折みられる、人々が確かに生きていた証が垣間られたあの光景は忘れることができません。
最後に災害から守るのは、まずはあなたの命、そのことが友達や家族の命を守ることにつながる、と締めくくられました。
防災の日、身近な人と防災について話すきっかけになればと思います。
南小国中学校 教頭 高田