日誌

防災の日

本日は、防災の日。1960年6月11日の閣議で了承されました。9月1日は、1923年関東大震災が発生し、十万人以上の方が犠牲になられた日であり、195 9 年の9月26日には「伊勢湾台風」によって戦後最大の被害が起き、地震や風水害等の対する考え方等を育成するために防災の日が創設されました。

 

6時間目、古賀先生によって「防災の日」に関する授業が行われました。

 

古賀先生は技術室で授業を行い、生徒たちは教室で話を聞くリモート形式で行われました。

 

様々な災害の情報を電子黒板に提示し、災害の状況やその状況にどう対応するのか、等について

考えました。

 

右の写真は、線状降水帯です。

「私たちがこれまで経験したことがない…」というフレーズを聴くことが多くなっていると思います。

 

 

 

 自然の前に人間は…。

 

 災害をなくすことはできませんが、様々な知識や備えで「減災」することはできます。

 

 例として鹿児島の人々と桜島の噴火や火山灰との向き合い方について話されました。

 

 

 

 右は南小国町のハザードマップです。

 

 減災は、まずは身近な地域のようすを知ることから始まると思います。

 

 

 

「東日本大震災」により被災し、避難所になった体育館で震災約10日後に

行われた中学校の卒業式で送辞を述べている卒業生の動画が流されました。

犠牲となった大切な人を思いながら絞り出していることばが胸に刺さりました。

 

「命の大切さを知るのにはあまりにも大きな…。」

「それでも自然を恨むのではなく、前を向いて進まなければならない…。」

 

私自身も今から8年前に訪れた気仙沼を思い出しました。

 

震災から3年経っていたのに、津波で押し流され、荒野になっていた大地。その中に時折みられる、人々が確かに生きていた証が垣間られたあの光景は忘れることができません。

 

最後に災害から守るのは、まずはあなたの命、そのことが友達や家族の命を守ることにつながる、と締めくくられました。

 

防災の日、身近な人と防災について話すきっかけになればと思います。

              南小国中学校 教頭 高田