学校生活

人権学習

 今週に入り、各学年人権学習が始まりました。

 1年生は、水俣病の問題について学び、差別の問題を考えたり、その差別をなくすための生き方に触れたりして、自分たちの身近に潜む差別や自分のことを語る意味について学んでいます。













 「話したいと思うようになりました。」…1年生の学習のタイトルです。

 長年、自分のなかで語ることができなかった(そうさせられていた)水俣病や水俣のこと、家族のことなどを、様々な人たちとの出会いや活動の中で、「話したいと思うようになった。」こと、そして、語ることの意味について考えていきます。
 













 
 2年生は、「今、いわなければ」という題材を通して、噂が予断や偏見のおかしさ気づき、それをなくしていく意味や行動していくことの素晴らしさについて学んでいきました。














 導入では、担任の先生方の実際に体験した話などを交えて、生徒達の関心を高められていました。














 人権学習は、自分たちの生き方を豊かにしていくための学習だと思っています。

 そして、学び続けていかないと、身近に潜む差別に自分自身が飲み込まれ、自分自身が苦しめられる。

 それまで当たり前と思っていたことが、実はそうではなく、世の中の人々の無関心や無理解によって、苦しんでいる人々が数多くいます。

 
 人権学習では、学べば学ぶほど、新しい発見や新たな出会いがあります。そのことで自分の生き方がより豊かになっていくものだと私は思います。