2学年
学年人権集会(R4.6.24)
3時間目に学年人権集会を行いました
周りの友だちの個性を尊重したり、相手のことを考えた発言をしたり、思いやりをもった行動をするなど子どもたちそれぞれが大切にしたいスローガンを胸に掲げ、堂々と思いを発表しました。人権学習でも子ども達に伝えていますが「今もなお差別に苦しんでいる方々がいる」これは紛れもない事実です。差別をなくしていくためには、私たち一人ひとりの人権意識を高めていくことが大切です。おかしいことはおかしいと声を上げること、悩んでいるなかまに寄り添い声をかけることなど、自分が差別をなくすためにできることを考え、行動することがみんなが暮らしやすい世界をつくることにつながります。
かつて大津北中学校の子ども達が、福島の差別に対して、「福島をひとりぼっちにしないことは、となりの人をひとりぼっちにしないのと同じこと」という発表をしてくれました。まさにその通りだと思います。身近な差別に気づき行動することが、離れた他の地域の差別やおかしさに気づくことにつながってきます。そうした目は、磨かなくては育ちません。心が成長していく今だからこそ、真剣に差別について考えて欲しい。自分の心を見つめて欲しい。自分の身の回りにおかしいことはないかを考えて欲しい。そして、行動に移す勇気をもって欲しいのです。
大津中学校から、そして大津町、熊本県から、ひいては日本や世界から差別で苦しむ人が一人でも少なくなるよう人権感覚を磨き続けられる人であってください。
(写真がとれなかった学級はすみません)