2019年6月の記事一覧
【OJT】国語科検証授業
先週から始まった検証授業。木曜日は国語の検証授業が行われました。
(1)授業改善の視点
・こどもの言葉で「まとめ」が行われ、達成感が感じられる。
・習熟度に合わせた課題を選択できる。
(2)具体的な工夫
・まとめの書き方の指導の徹底
・ヒントシートの作成、活用
(3)工夫による効果・生徒の変容
・まとめを書くスキルアップ
・考えることが苦手な生徒の考える意識を高める。
授業は、鹿北版学習過程スタンダードに沿って進められ、生徒が次に何をするのかが明確になっているので、集中して取り組むことができました。
また、習熟に応じた課題ということで、ヒントカードを準備していました。ヒントカードを見なくてもよい生徒は見ずに要点などをまとめていました。また、ヒントカードを参考に自分の考えをまとめている生徒もいました。みんなが考えることに取り組む授業でした。
ヒントカードは生徒が自分で使用するかどうかを選択できて、多くの生徒が授業の理解ができる工夫になっていることがすばらしいです。
【OJT】音楽科検証授業
6月26日(木)5時間目 音楽の検証授業が行われました。
(1)授業改善の視点
・教材、教具の工夫
(2)具体的な工夫
・視覚教材の活用(生徒の興味を引く内容を入れる)
・動画や音源を活用する。
(3)工夫による効果・生徒の変容
・視覚的に働きかけることで理解を高める。
・クイズ等を入れて意欲を喚起する。
・本物の音に触れ、意欲を高める
授業は音階あてクイズから入り、生徒の意欲を引き出し、明るく楽しい雰囲気で授業が始まっていきました。そして、今日のめあての提示、「帰れソレント」を映像で紹介し歌を聴き、曲想をどうイメージするのかを考え、みんなで共有していきました。そして、そのイメージを思い浮かべながら歌の練習をしました。
その後、ゲストティーチャーの登場です。本格的な歌声を聴くことができる機会を授業に取り入れたと思っていると、何と登場したゲストティーチャーは「小島先生」でした。
音楽の先生のピアノ演奏で、小島先生が「帰れソレント」を熱唱していきます。結構上手で声量のある歌声に、生徒は満面の笑顔となり、歓声があがりました。
小島先生の熱唱につられて、生徒もさらに情景を思い浮かべながら歌っていきます。最初に歌った時よりもはるかに思いが込められています。
まとめを自分たちの言葉で行い、今日の授業の振り返りをして授業は終了。
授業終了後、生徒からは、参観されていた教頭先生に、「歌ってください!」のリクエスト。最初拒んでいた教頭先生もその気になり、「帰れソレント」を熱唱しました。生徒は大感激で大きな拍手が起こりました。
さらに、音楽の先生にもリクエスト。「しょうがないなあ」と言いながら、イタリア語で熱唱します。ピアノの周りに生徒が集まってきます。やはり音楽の先生。すばらしい歌声でみんなを魅了していきます。
こんな感動的な授業や交流が行われる鹿北中はすごいと思いました。