2022年11月の記事一覧
本校初の合唱コンクール
学習発表会の記事は前に掲載しています(ここをクリック)が、ここでは合唱コンクールの部分だけ取り出して掲載します。
プログラム4番の合唱コンクールは、審査員に本校校歌の作詞・作曲者で、市町村立学校の校長を退職後、現在、大津高校の講師をされている 赤星 先生をお招きし、課題曲の校歌と各学級で選んだ自由曲で実施しました。学習発表会はオンラインながら令和3年度も開催できましたが、合唱コンクールについては新型コロナウイルスの感染防止のため実施できなかったので、本校初の開催でした。
県の警戒レベルが「2」に引き上げられたことを考慮し、マスクを着けたままの合唱とはなりましたが、どのクラスもこれまでの練習の成果を発揮しようと一生懸命歌ってくれました。審査員講評でも、赤星 先生から、コンクールに臨んだ生徒たちの姿勢について、お褒めの言葉をいただきました。あとは声の質について、更なるレベルアップのためのアドバイスもいただいたところです。私(校長)としては、とにかく合唱コンクールが実施できたこと、さらにその練習の過程で、各学級の絆が強まったことを嬉しく感じています。
なお、審査結果については、金賞は1年2組、2年3組、3年2組、指揮者賞は、守永君(1年)、山川さん(2年)、冨永さん(3年)、伴奏者賞は、多久島さん(1年)、米村君(2年)、森本さん(3年)でした。
また、参観の保護者の皆様には、人数制限に加え、学年の入れ替わりにもご協力いただき、誠にありがとうございました。
令和4年度 合志楓の森中学校 学習発表会
◎開会行事
12日(土)、令和4年度の学習発表会を、体育館での参観とオンライン配信のハイブリッドで開催しました。まず、開会行事を学習文化委員会を中心で進行しました。その後、オープニングで生徒会執行部の3年生が登場し、体育大会の赤団団長の 木村君 や選挙管理委員長の 坂口 君らとの掛け合いがありました。なかなか粋なスタートです。
◎1年生発表「伝えよう 私たちのふるさと 合志」
1年生は7月に行った芦北、水俣で集団宿泊教室での学びをきっかけに、SDGsの数項目について調べ、ふるさと合志ではどんな取組が行われているか、また、自分たちにできることは何か発表しました。1年生と言えども、タブレットを片手になかなかスマートなプレゼンテーション。また、調べた事柄が自分たちのものになっているので、発表の言葉に力があります。本校1年生の学力の高さを感じさせる発表でした。
◎2年生発表「命どぅ宝 ~過去を未来へ、語り継ぐ~」
2年生は、12月に実施する沖縄への修学旅行へ向け、総合的な学習の時間を通して、戦争の悲惨さを通して、平和の大切さについて学習を重ねてきました。そして、この学習発表会では、沖縄戦についての学習で学んだことを、劇と構成詩で発表しました。台本、背景、動画の全てを、構成詩担当の生徒たちの手で作ったそうです。本番の沖縄修学旅行での学びに更なる期待を抱かせる発表でした。
◎3年生発表「『 いのち 』~人として輝く生き方を~」
3年生は、合志楓の森中学校が開校して以来、総合的な学習の時間に取り組んできた「ハンセン病問題」についての学び「KAEDE’S PRIDE PROJECT」の集大成を発表しました。東門にある石碑に込められた思いや、ハンセン病問題の歴史、そしてその中で生きてこられた方々の思いを、劇・構成詩・歌の三部構成で発表しましたが、さすが3年生。そのクオリティの高さには目を見張るものがありました。発表の後半は感動しまくって、私(校長)は目に大粒の涙を浮かべてしまいました。今この時期でこんなにも込み上げてくるものがあるのですから、卒業式は式辞をちゃんとできるだろうか心配になってきました。
◎合唱コンクール(別掲:ここをクリック)
◎吹奏楽部発表「Enjoy Music!!楓の森ブラス!」
学習発表会の大取は、吹奏楽部の発表でした。多方面から絶大なサポートをしていただいたおかげて、楽器を購入することができ、本年4月から音楽部は吹奏楽部として再スタートしました。創部3ヶ月で吹奏楽コンクールにも挑戦し、その演奏力は日々進化しています。この日は、「青と夏」「ドラえもん」「風になりたい」の3曲を披露し、会場を楽しい雰囲気に包んでくれました。
FANガー(熊本県発明工夫展入選)
第57回熊本県発明工夫展に、本校2年生の 米村 君の作品が、見事「優賞」に入選しましたので、紹介します。
その名も「FANガー」。なかなか洗濯に出せない制服のジャケットが、いつもサラサラで着られるようにと開発した作品です。風が下からだけでなく、横からも出るようになっており、消し忘れないよう赤いLEDライトもついています。その上、配線も圧縮チューブで隠し、見た目も綺麗です。
ちょっとした工夫や発明ですが、その中にキラリと光る才能を感じますね。日本の産業を支えてきた技術力が、このような知恵や工夫によって発展してきたことを思うと、将来がとても有望で楽しみな生徒だと思います。
Padlet(パドレット)を使った道徳授業(3年)
すでに何回か学校生活(ブログ)に記事を書いている「ローテーション道徳」ですが、現在、第3学年も実施しています。本日(9日)の4校時、3年2組の道徳の時間は、喜納 先生が、Padlet(パドレット)というオンライン掲示板ソフトを使って、興味深い授業をしていましたので、紹介します。
Padletとは、Webブラウザ上で対話的・協働的な授業を実現しようする際に有効ではないかと、最近流行りだしたソフトです。この手のオンラインソフトは、Google Jamboard(グーグルジャムボード)はじめ、たくさん出回ってはいますが、このソフトのいいところは、投稿にしてもコメントにしてもとても直感的なので、生徒はすぐに使える上、自然に対話が成立するように設計されているところだと言われています。
私(校長)が見に行った時、生徒たちはすでに多くの投稿をしていました。道徳的価値に対する互いの考えを、一目瞭然で見合えるだけでも、すでに対話的な学習になっていると思いますが、互いの投稿に「いいね」を返す機能も付いています。中には自分の考えを表現することが苦手な生徒もいますが、そういう生徒は、友達の意見に「いいね」を返すだけでも立派に授業に参加したことになりますね。
ただし、このようなオンラインソフトを利用した授業は、「荒れた」学級ではなかなか成立しにくいと言われています。なぜなら「汚い言葉」や「ふざけた言葉」が飛び交うからです。その点、本校の3年生は、とても理性的で大人なので、そういう投稿は少ないです。むしろそれとは真逆で、ただ共感する意見を探すだけでなく、洗練された言葉や文章、価値の高い意見などを見つけ、それらをロールモデルにしようと試みている生徒もいるように感じました。
熊本県教育功労(優秀教職員)表彰式
昨日(8日)、菊池総合庁舎で、令和4年度(2022年度) 熊本県教育功労(優秀教職員)表彰式が行われ、マスター部門で優秀教職員に選ばれた本校の 光永 教諭が表彰を受けました。所属の校長としても、大変嬉しくまた誇らしく感じているところです。なお、県教育委員会からの通知に添付されていた同教諭の功績の概要は次のとおりですので、ご紹介しておきます。
● 壁新聞作成を通した国語教育の優れた指導力 長年、国語指導及び研究に真摯に取り組み、国語教育の一環として壁新聞制作の指導に取り組んでいる。前任校では、熊日新聞コンクール中学新聞の部(壁新聞の部)において、4年連続で熊日賞(第1席)を受賞し、本校でも5年連続となる熊日賞に加え、最優秀賞、優秀賞と第1~3席を受賞する快挙を達成した。この取組及び作品は、ハンセン病問題に係る人権教育・啓発の上でも意義が大きく、制作に取り組んだ生徒たちの自己有用感はもとより、生徒たちの「学校に対する誇り」を高めることにつながっている。 |
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(~ 2027年3月31日)
熊本県教育情報システム
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