学校生活(ブログ)

2021年11月の記事一覧

笑う 生徒総会

 本日(12日)の6校時、生徒総会を行いました。体育館に中学生全員が集まるのは、6月の郡市中体連夏季大会の選手推戴式以来です。
 今回の生徒総会では、生徒会規約の制定が主議題でした。事前に規約の案を提示し、各学級で質問などを整理していたので、やや儀式的な運営になったようにも思います。しかし、実際の国会や地方議会でも、総会(議員が全員出席し、法案や予算を議決する会)はそんな感じです。むしろそこに至るまでの過程で生徒全員の参加があり、民主的な手続きがとられたかが大事ではないでしょうか。
 話が前後しますが、総会の始めに校長から「生徒会活動は民主主義の政治に参加する練習の場である。日本は民主国家であり、民主国家とは『誰一人(特に弱者を)見捨てない国』であると校長は考える。合志楓の森中学校の生徒会は『誰一人見捨てない生徒会』をめざしてほしい。」と話をしました。その実現のための一歩を踏み出すと言う意味で、及第点をあげられる生徒総会になったと思っています。

喜ぶ・デレ 合志教育委員会の学校訪問(経営訪問)

 昨日(10日)、合志教育委員会の学校訪問(経営訪問)があり、、中島教育長や池頭教育長職務代理者をはじめ教育委員の皆様、教育委員会事務局の皆様が本校(中学校)にお見えになりました。
 1校時に別室で、合志市の「学校教育努力目標及び具体的実践事項」の達成状況について管理職より説明した後、2・3校時は授業の様子を参観していただきました。
 4校時の学校訪問のまとめ(指導・助言)では、参加者の皆様から概ね好評価をいただきました。特にICTの活用については、9月の分散登校時のオンライン学習の状況等について感嘆の言葉が数多くありました。本校は現在、特に文部科学省や県教育委員会等の研究指定を受けている訳ではありませんが、「先進校」あるいは「モデル校」としての位置づけをされているとのお話もあり、校長として誇らしさを感じる一方で、その責任に応えうる学校教育を今後も継続・発展しなければならないと、背筋が伸びるような気持ちにもなりました。

期待・ワクワク 校長へインタビュー(1年総合)

 8日(月)の5校時、1年1組の生徒4人が総合的な学習の時間の活動として、私(校長)にインタビューするため校長室を訪れました。
 1年生はSDG'sをテーマに、探究学習を行っていますが、今回訪れたグループは、SDG'sの目標の1つ「すべての人に包括的かつ公平で室の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」に沿って調査をしています。
 私は以前、アメリカ合衆国(テキサス州・エルパソ)の教育事情を視察・研修した経験があるので、主にその話を聞きに来ました。そういうこともあり、質問の多くはアメリカと日本との教育の違いについてのものでしたが、後半に質問があった「世界中の人々が教育を受けるためにはどうしたらよいと思いますか?」や不登校・いじめ問題に絡めた「どんなことが日本の教育の課題だと思いますか?」という直球かつ難しい質問には、正直驚きました。。それに対しては、私も「相手が中学生だから」ではなく、35年間教育に携わった者として、真剣勝負で回答させていただきました。
 インタビューの最後に、リーダーの生徒から「本日はお忙しいところ、僕たちのために時間を作っていただき、ありがとうございました。」との言葉。どういう育て方をすると、こんな垢抜けた言葉が出る生徒に育つのでしょう? 「こちらこそありがとう。」と言いたくなりました。 

驚く・ビックリ 黒石原飛行場についての学習(2年総合)

 本日(8日)の5・6校時、2年生は総合的な学習の時間として黒石原飛行上についての講話を聞きました。
 これは、11月29日(月)、30日(火)に鹿児島方面へ赴く修学旅行で、知覧特攻記念館を見学することから、その事前学習として設定されたもので、今回は地域の文化(戦争)遺産を研究されているサークルのメンバーで、合志市議会議員でもあられる 上田 欣也 様を講師にお招きし学習しました。
 本校区には、旧黒石原飛行場(逓信省熊本航空機乗員養成所)の跡地があり、その面影を残す遺跡として黒石原奉安殿が保存されています。場所は、本校から南に進み、セブンイレブンの交差点を右斜めへ折れ、約100m先の左側(GoogleMapはこちら)です。上田 様には、黒石原飛行場の歴史に加え、戦時中の社会の様子や人々の考え方などを含め説明いただきました。平和で豊かな時代に育った生徒たちには、すぐさまにはピンとこない内容があったかもしれませんが、修学旅行までに本日の内容を整理し、予備知識をしっかり持って当日の見学をしてほしいと思いました。

笑う ソフトテニス部コーチの委嘱

 本日(5日)の放課後の部活動の時間に、男女ソフトテニス部の外部コーチの委嘱を行いました。
 今回委嘱するコーチは宮尾さん(お若いので「さん」と呼称させていただきます)で、合志市役所にご勤務されています。宮尾さんは学生時代、西合志南中学校及び熊本工業高校のソフトテニス部で大活躍された先輩で、この度、ソフトテニス部の後援会からのご紹介で委嘱の運びとなりました。
 私(校長)からの委嘱状交付、宮尾さんからの言葉、代表で男子キャブテンからの挨拶を行った後、デモンストレーションとして男子キャプテンとのラリーをしてもらいました。「10年ぶり」とおっしゃっていましたが、さすがに足の運びやラケットの振りが違います。部員の皆さんはどんどん技を伝授してもらい、うまくなってほしいと思いました。
 文部科学省は、令和12年(2030年)を目途に、中学校部活動の社会体育化を検討しています。有望な人材を積極的に外部コーチに委嘱していくことは、その流れに叶っていると考えています。他の部活動においても、「この人は」という人材を知っておられる場合、学校に情報提供いただければ大変助かります。