南小国町立南小国中学校 | |
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2023年10月の記事一覧
「大研」(数学の研究授業)
10月25日(水)、2年生数学少人数クラスで数学の研究授業を実施しました。
「図形の性質の調べ方を考えよう」の単元で「多角形の内角の和は、どのようにまとめたらよいのだろう。」というめあてをもとに授業が展開されました。
最初に、「四角形、五角形、六角形の内角の和は?」という問いから、授業が始まりました。
生徒達は、小学校での学習をもとにどんどん答えていきました。
「それでは、十二角形の内角の和は?」と発問すると「…」「六角形の倍」などつぶやいています。
それからめあてを確認していきました。
個人で考え、グループで協議し、多角形に補助線を引き、三角形をもとに導くことに気付いていきました。そして、その規則性に気付いていきました。180°×(n-2)です。
そして、補助線の引き方にはいくつかあり、それらの考え方や方法についても考えました。
授業後は、3人の生徒が授業研究会に参加し「今日の授業で分かったこと」や「難しかったところ」などを答えていきました。その後、職員で今回の授業について協議を行い、最後にスーパーティチャーの中川先生(阿蘇中)に指導、助言をいただきました。
2年生が積極的に授業に参加し、自らの考えを発表している姿が印象的でした。また、授業研究会では「多角形の内角の和だけでなく、外角の和などでも規則性を見つけていきたい。」と発表してきました。とても、頼もしく感じた時間でした。
ご多用中にもかかわらず、指導・助言いただきました中川先生、ありがとうございました。また、今回の授業に向けて、指導いただきました阿蘇教育事務所 松野指導主事、様々なご指導、ありがとうございました。
(教頭 髙田)
町指導主事授業参観
10月24日(火)、町指導主事による道徳の授業参観が実施されました。授業は、1年生です。
道徳的価値のテーマは「遵法精神、公徳心」であり、地域のごみ問題について「ゴミ箱を設置するか。」「設置しない方がいいか。」というテーマを考えることを通して、「よりよい町にしていくためには自分たちにできることは何か」について考えていきました。
生徒達は、真剣な態度でテーマを深く掘り下げていきました。
また、班活動や全体の場で、発表等も積極的に行いながら、自らの考えをアウトプットしていきました。
主体的な態度で授業を創っていくことが「南中の伝統」になりつつあると強く感じました。
今後も、積極的に授業に臨み、みんなで楽しい学校をみんなで創っていきましょう。
(教頭 髙田)
阿蘇郡市中学校駅伝競走大会
10月19日(木)、阿蘇郡市中学校駅伝競走大会が、阿蘇市農村公園あぴか陸上競技場周辺コースで実施されました。
選手たちは、学校の代表として夏休み前から、練習に取り組みました。
様々な部活動、部活動を引退した3年生と様々なメンバーで構成されていました。
結果は、女子が7位、男子が6位でした。
試合が終わり、学校で参加した生徒達が思いを述べました。
生徒達が口にしたのは、大会に参加し、タスキを最後までつないだなかまへの感謝でした。
選手のみなさん、たくさんの元気や勇気をもらいました。ありがとうござました。
また、これまで選手たちを支えていただきました保護者の皆様ありがとうございました。
(教頭 髙田)
写生大会
10月13日(金)、写生大会が行われました。
天候は良く、絶好の写生大会日和となりました。
朝から、開会式で担当者や教頭から諸注意をした後に、学校近隣の、事前に決めた場所に移動してスケッチが始まりました。
生徒の描く場所は、タブレットPCで確認できるようになっ
ており、職員はスムーズに巡回することができました。
生徒達は、限られた時間のなかで、一生懸命にスケッチや色塗りに打ち込みました。
自然豊かな南小国町を堪能しながらの写生大会は、なかなか
他の地域では味わえないものだと感じました。
ドローンで生徒の様子を遠隔で確認している担当職員もいました。
大きなトラブルもなく無事に1日を終えることができました。
(教頭 髙田)
視察
10月12日(木)午前中、町議会議員の総務文教常任委員会による学校視察が行われました。
総務文教常任委員5名、議会事務局長、町教育委員会2名の計8名が来校され、意見交換や授業参観をしていただきました。
前半では、学校経営の方針や具体的な取組、現状等の報告を行い、そのあと、質疑や意見交換を行いました。
生徒達の学校生活での頑張りや保護者、地域の皆様の協力のもとで南中の生徒達が、日々成長していることを伝えることができました。
授業参観では、生徒達が積極的に学習している姿を見せていました。
2年生理科の授業では、多くの生徒が挙手をして、黒板に問題の答えを書く姿がありました。
また、3年生の英語では、「選挙にいって投票するのか」という学習内容の流れで、参観さ
さてれいる委員さんに「なぜ、立候補しようと思われたのですか。」という投げかけが行われ、
それに対して丁寧に答えていただいた場面もありました。
生徒達は、主体的に学ぶいつも通りの姿を見せていました。
ご多用中にも関わらず、ご来校いただきました総務文教常任委員の皆様、議会事務局長様、
教育委員会の皆様方には心より感謝申し上げます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。 (教頭 髙田)
草原学習
10月5日(木)、午後2年生は草原学習のために、阿蘇グリーンストックの木部 直美 様を講師に迎え、押戸石で現地学習を行いました。
木部様から、阿蘇のカルデラや外輪山の成り立ち、草原の役割、維持する方法等詳しく話していただきました。
この日は、天気が良く阿蘇根子岳、高岳、中岳、杵島岳、九重連山もはっきりと見えました。
草原の中には、様々な植物や生物がみられました。
また、これらの草原や風景は、人間によって維持されてきた
ことを改めて確認することができました。
最後に木部様は、「この草原を今後、維持していくのか、別の風景にしていくのかは、その時に生きている人々が決めていくもの、決して〇〇しなければならないということはない。」
「私は、草原を維持していきたいという思いがあるので、このような活動をしている。」と話されました。
木部様の一言ひとことに、熱い思いがこもっていました。
今後は、今回の学習を受けて、学習したことをまとめたり、新聞にしたりして発信していく予定です。 (教頭 髙田)
環境保護に関する講話
10月6日(木)、2校時に町内小学5・6年生と南中生がさんかして「環境に関する講話」が実施されました。
講師は、有限会社イーズ代表取締役の枝廣淳子先生です。
演題は、「温暖化、どうやって止めればいい」です。
地球温暖化の原因は、主に二酸化炭素の増加が要因で、人間の経済活動によってその多くが排出されているとのことです。
そこで、温暖化を止めるために3つの提案をされました。
1…これから出す二酸化炭素を暮らして、ゼロにする。(ゼロカーボン、脱炭素)
2…植物などの力を借りて二酸化炭素を回収する。
3…回収した二酸化炭素を固定化(炭化)する。
具体的には…
1では、身近な暮らしのなかで、省エネなどで電気や燃料の使用を考えていくことで排出量を減
らす。
2では、森林や海中のアマモなどを再生し、大気中の二酸化炭素を吸収する。
3では、植物を炭化することによって、二酸化炭素が半永久的に大気中に排出されない状態にす
る。
という内容です。
近年の異常気象等の要因と言われている地球温暖化。
これらを止めるために自分たちに何ができるのか、考えるきっかけとなりました。
ご多用中にもかかわらずご講話いただきました枝廣先生、ありがとうございました。 (教頭 髙田)
修学旅行(9月27日(水)~29日(金))
9月27日(水)~29日(金)の2泊3日で修学旅行を実施しました。行先は、沖縄県です。
1日目は、熊本空港からひめゆり資料館、平和の礎、糸数豪の見学 や講話、平和集会を通して、沖縄戦や平和の意味について考える1日となりました。
「日本は戦争に負けるわけがない。」「米兵につかまったら…。」
という話を学校などで教えられ、それらを疑いもしなかった。
しかし、実際は…。日本は戦争に負け、米兵は投降した島民を手厚く保護した。真実を知っていたら、救われた命がたくさんあったはず…。
目の前の出来事や情報をそのまま信じるのではなく、様々な角度から吟味し、自分なりの判断をしていくことの重要性、そしてそれは、自分たちの命を守ることにつながることを強く感じました。
また、戦争は始まると悲劇しか生まないので、絶対に戦争
をしてはいけないことを改めて確認しました。
2日目は、沖縄の文化に触れながらのものづくり体験学習、美ら海水族館見学、平和大使との交流と充実した時間でした。
3日目は、復興中の首里城を見学した後、国際通りの自由行動です。班で行動しながら、お土産を買ったり、昼食を取ったり笑顔の絶えない時間でした。
集合時間もしっかり守ることができました。
今回の修学旅行にあたり、保護者様には様々な面でご理解とご協力をいただき、心より感謝いたします。
また、駐車場の確保、整理等でお世話になった教育委員会の皆様、朝早くから夜遅くまでありがとうございました。
今後は、学習してきた内容を様々な場面で発信していきます。 (教頭 髙田)