校長ブログ

新米校長の独り言

ようやく一息・・・

本校へ赴任して、早いもので20日経ちました。「あっ」という間を、あらためて実感した3週間でした。

先週は、ほぼ毎日何らかの出張が入っていて、学校で一日過ごすということがなかったように思います。先週金曜日(4月17日)には、生徒会主催の歓迎行事も行われ、私を含む新転任者をネタにしたクイズも作られていたようでなので、とても楽しみにしていただけに残念です・・・(給食のイチゴジャムも・・・)

さて、今日はようやく学校で一日過ごすことができました。

家庭訪問は明日まで続きますが(引き続き、お世話になります)、学校行事もありませんでした(ということは、これといったネタもありません)ので、私の今朝の不思議(おもしろ?)体験をつぶやかせてもらいます。

今朝、学校へ向かう途中に、散歩中の「イヌ」に出会いました。まぁ、それくらいはよくあることですね。そして、しばらく進んでいくと、今度は「キジ」に出会いました。これはちょっとレアですね。そして、さらに進んでいくと「サル」に・・・は、残念ながら出会えませんでした。

今度出会ったときのために、車の中に「きびだんご」を偲ばせておこうかなと、ふと思った今朝の出来事でした。

(ドラレコの映像より)

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もう10年、まだ10年

今日(4月16日)は、あの「平成28年(2016年)熊本地震」の本震の発生から、ちょうど10年の節目の日となりました。本校の校区でも、阿蘇大橋の崩落を始めとする甚大な被害が各所で発生しました。

当時、村内の3中学校が統廃合し、南阿蘇中学校として新たにスタートをきったばかりの本校も、被災直後から避難所の1つとなり、一時は最大で1300人もの方々が避難されていたとのことでした。

その頃の私は、阿蘇市内にある中学校に勤務していましたが、熊本市内の自宅から勤務先へ向かうための道路(国道57号線)が寸断されたため、毎日二重の峠を越えて通勤していました。それから4年後の10月、私は高森町の中学校に転勤していましたが、北側復旧ルート(二重峠トンネル)と国道57号線が同時に開通し、さらにその5ヶ月の翌年3月には新阿蘇大橋が開通して、一歩ずつ、でも、着実に地震からの復興を感じていました。

さて、あれからもう10年も経ったのかと思う一方で、まだ10年しか経っていないのだという現実と出会うことになります。赴任して初めて知ったのですが、本校では、昨年まで熊本地震(本震)で被害に遭われた方を悼んで行われる「黙祷」を全校一斉には行っていなかったそうです。それは、こうした行動がきっかけとなり、当時の記憶がフラッシュバックしてしまう生徒が少なからずいたからだそうです。同じ阿蘇地域の学校に赴任していながら、そうした子供たちの存在に気づけなかったことを反省しています。

ところで、本年度は、熊本地震から10年という節目であったこともあり、そうした子供たちへの配慮を行った上で、また、少しでも心身の負担が軽減されるように、着座による黙祷を村の防災無線に合わせて実施しました。

「まだ10年」という気持ちも忘れずに、11年目を迎える南阿蘇中学校の新たな歴史を創っていきたいと改めて考えることのできた一日となりました。

 

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授業開き

村学調も終わり、いよいよ時間割に教科の授業が入ってきました。大抵、どの中学校でも、新年度が始まっての最初の授業では「授業開き」が行われています。

ご存じの通り、中学校では教科ごとに担当の先生が変わります。大きな授業の流れについては全ての教科でそろえていますが(そのことについては、別の機会にお話しします)、教科の特性や先生の個性によって、当然異なってくる部分もあります。そうした細かな授業のルールなどを確認し、生徒と先生が一緒に授業を作っていくために行っているのが「授業開き」なのです。

今日(4月15日)も廊下を巡視(さんぽ)しながら教室を眺めていると、各クラスでは各々に趣向を凝らした「授業開きが行われていました。「授業開き」にはその先生の色が顕著にあらわれるものなので、端で見ていてもとても楽しいものです。

そういえば、私も「授業開き」の度に鉄板ネタを披露して、教室を凍らせていたなぁ・・・と少し懐かしく感じた、そんな時間を過ごしました。

・・・あれ、教室を凍らせるほどの鉄板ネタの紹介はしないの?と思っていただいた方、ありがとうございます。そのうち、(ネタに困ったら?)必ず登場してきますので、これからも、この「独り言」にお付き合いくださいね。

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テスト回顧録(其の一)

昨日(4月13日)から本日(14日)にかけて、南阿蘇村学力調査(通称:村学調)が実施されました。

静まりかえった校舎の廊下を歩きながら、ふと教室をのぞき込むと、淡々とペンを走らせる生徒や、両手で頭をホールドして気力を高めている生徒、少し遠くを見つめ長考(瞑想)している生徒など、いろいろな子供の姿を見ることができましたが、どの子供たちも、真剣にテストに取り組んでいることが伝わってきました。

ところで、そんな子供たちの姿を見ていると、テストにまつわる思い出話がいくつも浮かんできました。本校では、定期テスト、実力テスト、○○学調など、年間でかなりのテストがありますので、その都度、思い出話を綴っていくことにしました。そして、記念すべき(?)第一回として、私が教頭時代に出会ったある先生の思い出を綴ります。

テスト中に校内を見回っていた時でした。その先生は、テスト監督として教卓に座っていましたが、顔を上げては机上で紙のようなものにメモをとり、また顔を上げてはメモをするといった行動をくり返していました。そのときは、授業のアイデアでもまとめているのかなと通り過ぎていったのですが、その日の昼休みに、あの不思議な行動の謎が解けました。「教頭先生、チェックをお願いします」と持ってきた学級通信を読んだときには、そのおもしろさにおなかをかかえて笑ったのと同時に、「この先生はすごい」と感心しました。小さな文字でびっしりと書かれたその通信には、テスト時間中の子供たちの様子が、おもしろおかしく実況中継されていました。もちろん、クラスの子供全員がその中には登場し、それぞれ輝く瞬間が、ユーモアを込めて切り取られていました。この先生は、本当に一人一人の子供をしっかりと見ているんだなぁと感動したの今でも覚えています。

さて、今回の村学調の結果ですが、子供たちにとっては自分自身に身についた学力を確認するためのものです。しかし、私たち教職員にとっては、「私たちが、一人一人の子供たちにどれだけの力を身に付けさせる事ができたのか」をはかるものさしなのです。ですので、テストが終わった今、一番ドキドキしているのは、私たちなのかもしれません。全ての南中生が、自身の夢を叶えるために必要な力を身に付けることができるよう、私たちも授業力向上に努めていかなければならないと、改めて考えることのできたこの2日間でした。

 

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素晴らしいスローガンに感謝!

先週の金曜日(4月10日)に行われた生徒会オリエンテーションで、本年度の生徒会スローガンが発表されました。

本校ホームページのトップページにもアップしましたが、「桜梅桃李(おうばいとうり) ~個性を集めて花束に~」です。

桜梅桃李には、「桜(さくら)、梅(うめ)、桃(もも)、李(すもも)がそれぞれ独自の花を咲かせるように、人もまた、自分らしさや個性を大切にし、それぞれの特性を活かして生きるべきである」という意味があるそうで、この言葉(と意味)を聞いたときに、とっさに『世界に一つだけの花』の「もともと特別なオンリーワン」という歌詞が思い浮んだのは私だけでしょうか・・・?

ところで、私がこのスローガン(を考えた生徒会役員の子どもたち)を素晴らしいと感じたのは、その先の部分です。「個性が違って当たり前、その違いを否定するのではなく、認め合い、支え合うことが大切」だと考え、「みんなの夢や個性が集まって、南中という素敵な花束を作っていきたい」という思いから、「個性を集めて花束に」と言葉を添えてくれました。これは、それぞれの夢を叶えるために、一緒に(ともに)夢中になってほしいという私の願いでもあります。こんな素敵な言葉を紡いでくれた子どもたちに、ただただ感謝です。

さて、ここからは蛇足の時間です・・・

ちなみに、桜、梅、桃、李は、実はすべて同じバラ科(サクラ属)の植物です。つまり、もともと同じ仲間の植物が、それぞれの個性を生かして、別々の魅力を持つ花を咲かせている(そして、それぞれにおいしい実を結んでいる)とも言えます。それぞれに夢を持ち、ともにそれぞれの夢を叶える、そんな学校にしましょう。

バラ科だけにバラバラになるのではなく、みんなで大きな花束をつくりましょうね。

 ※桜の時期は終わってしまいましたので、我が家の庭に咲いていた「芝桜(しばざくら)」を添えてみました・・・

 

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教科書のはなし

本日(4月10日)、全ての学年の子供たちに教科書が配付されました。

本校では、年度初めに教科書を配付するにあたり、全てのクラスで「なぜ、教科書は無償(ただ)なのか」についての授業を行います。そう言えば、自分も中学生の時、そんな話を聞いたなぁ・・・と思い出された保護者の方もいらっしゃるかもしれませんね。

ご存じの通り、教科書は最初から無償で配付されていたわけではありません。今から約65年前、教科書は各家庭でそろえるものでした。古い教科書を譲ってもらったり、使えないものや無いものを買いそろえたりと、多くの人々が苦労していたそうです。

こうした中、「全ての子供たちの学びを保障したい」という保護者や地域の思いや願いから、「教科書を無償にする運動」が立ち上がり、全国的に広がって、ついには国を動かし、法律(義務教育諸学校の教科用図書の無償に関する法律)が制定されました。そして、現在のように、中学3年生までは、教科書は無償で配付されています。

だからこそ、教科書を大切に使って、来週からの授業に励んでほしいと願っています。 

 

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校長ブログ、始めました~♪

令和8年4月1日付で本校着任しました、校長の古川健一です。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、昨日(4月7日)は、1学期の始業式を終えることができました。新3年生77人、新2年生76人の生徒が、大きな事故やけが等もなく無事に進級できたことを感謝するとともに、大変嬉しく感じています。

また、本日(4月8日)は、太田村長様、山室村議会議長様をはじめ、たくさんのご来賓の皆様にご臨席いただき、第11回入学式を挙行することができました。誠にありがとうございました。

84人の新入生を迎え、全校生徒237人、職員29人を合わせると、総勢266人での令和8年度(シン・)南阿蘇中学校がスタートしました。

新米校長の私としては、しばらくは(もしかすると1年間・・・)慌ただしい日々が続きそうですが、子供たちの「夢の実現」のため、先生方のウェルビーイングの向上のため、尽力して参ります。どうか、ご支援とご協力をお願いいたします。

ちなみに、このブログでは、学校での出来事はもとより、「新米校長の独り言」のタイトルどおり、独り言をつぶやいていくつもりです。どうか温かい目で見守っていただけると幸いです。

※ここまで読んでいただいた方に、最後のお願いです。今後の励み(やる気)や反省(負けん気)につながりますので、ページ下部のグッドボタンやバッドボタンを押していってくださいね。

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