校長室から

校長室

星 新しい年の始まりにあたって(1月16日)

 令和も7年、西暦では2025年となりました。昭和世代にとっては、ついこの前、「世紀末」「ミレニアム」「21世紀」と言っていた気がしますが、はや四半世紀が過ぎました。令和も気がつけば7年。月日の経つのは早いなと改めて感じます。今年も、皆様方にとって、また日本や世界にとって平和で穏やかな一年であることを願いたいと思います。

 さて、連日、寒い日が続いており、先日から積雪や凍結の心配も続いておりますが、朝から寒い中、徒歩や自転車で頑張って登校してくる生徒もたくさんいます。便利な世の中になり、車で来たいと思っている生徒も多いことかと思いますが、自分の力で歩くことは体力面でも精神面でも大切なことです。中学生期は、心身ともに成長する大切な時期です。この時期に困難やきつい事に負けず、「我慢すること」「乗り越える力」をつけることは、社会に出るうえで必要なことであると考えます。青少年期の生活や意識が社会人になって活きてくるし、中学校は社会に出る前段階としての力をつけるところでもあります。大人でも難しい事ですが、「したい、したくない」「楽、楽じゃない」だけではなく、「すべきか、すべきではないか」、自分を律し行動する力をつけてほしいと思っています。

 学校では、先日から本格的に入試もスタートしました。いよいよ9年生にとっては進路決定の正念場となります。体調管理を万全にし、ベストの状態で受験できることを願っています。本年も、何卒よろしくお願いいたします。(校長 真嶋)

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