校長室から(ブログ)

令和7年度 校長室から

薬物乱用防止教室(ダメ、ゼッタイ。)を開きました

 11月14日 薬物乱用防止教室を5校時に開きました。今年度も学校薬剤師 狩野壮太郎 様に講師をつとめていただきました。講話では、薬剤師の仕事をはじめ薬の飲み方や危険薬物の種類、そして、人体への被害、脳への影響等々たくさんの話題をあげながら、なぜ一度でも薬物を使ってはいけないのかを分かりやすく説明していただきました。
 また、子供たちにとってはゲートウェイドラッグになるタバコやお酒を子どもが摂取すると、発達途中の脳が気持ちいいを覚えてしまい、ニコチン依存症やアルコール依存症になる可能性が高くなることや麻薬等の薬物に手を出して止められなくなることなども話していただきました。
 子供たちも狩野様の話を自分事として真剣に聴いていましたので、なぜ、薬物を使うことは一回でもダメなのかを、是非ご家庭でも話題にしていただきたいと思います。
 講話の最後には、薬物を「ダメ、ゼッタイ」と断るロールプレイを先生と生徒でやってみて、断り方の3つのポイント「①はっきり・きっぱり」「②自分を守る」「③はやく立ち去る」ことを習いました。
 薬物との出会いが子供たちの日常にも近づいている今日、だれからの誘いであっても、すべての薬物は「ダメ、ゼッタイ」ときっぱり断る術を子供たちには身に着けてほしいと思います。

 「これを使うと、もっと~~できるようになるよ」と、薬物をすすめられても、「ダメ、ゼッタイ」「いりません」とはっきり、きっぱり断り、すばやく立ち去ることが自分を守ること。 

県中体連駅伝競走大会

 11月7日 天草市本渡町で熊本県中体連駅伝競走競技大会が開催されました。11月とは思えないほどの陽気でしたが、選手たちは天草の潮風に押されて一人一人が懸命に走り、襷をつなぎました。
 レースの結果は、男女ともに山鹿市大会の記録を1分以上縮め、女子が21位、男子が2位でした。走ったあと、選手たちは互いにチームメートの走りを讃える言葉をかけていて、その光景がとても素敵でした。
 21年ぶりに男女で県大会に出場するにあたり、保護者の皆様、地域の皆様にはたくさんのご芳心をいただきました。皆様のご厚情は選手をはじめ監督、スタッフにとってかけがえのない貴重なもので、一同心から感謝しています。
 男子は来る11月29日(土)に長崎県諫早市で開催される九州中体連駅伝競走競技大会に出場します。選手たちは次の目標達成に向かって早速走り始めていますので、引き続き駅伝チームの走りに期待ができそうです。今後も応援の程をどうぞよろしくお願いします。

駅伝の児らコースに向かい一礼す

※ 画像には加工を加えています。

 

駅伝チームを応援する物品販売を始めました。

 この度、県中体連駅伝大会に出場する選手を物心両面から応援するために、学校で物品販売をすることにしました。
 県駅伝競走大会は天草市本渡(天草市立陸上競技場(あましんスタジアム)付近)で開催されます。その準備で、選手たちは試走に出かけたり、選手をサポートし応援する生徒を送迎したりするために貸し切りバスを利用する費用が必要になります。
 物価高騰のため、貸し切りバスの料金などは上がっておりますが、選手がより良いコンディションで走るためには、試走やサポート生徒の移動は欠かすことができずませんので、貸し切りバス等の準備をしたいと思います。できましたら皆様に応援のご協力とご理解をよろしくお願いします。
 本趣旨にご賛同いただけます方は、学校までお問い合わせください。

上の注文書は学校にお問い合わせになるか、下のPDFをお開きください。

駅伝02.jpg

 

 

 

避難訓練を校内研修で考える

 10月15日 学校での火災を想定した避難訓練の在り方について、校内研修の中で先生方と一緒に考える研修と事前訓練をしました。
 火災発生時に消防署へ連絡する通報訓練、消火栓を使った消火の手順の確認、避難・誘導訓練など短時間の研修でしたが、先生方はそれぞれの内容を真剣に考えて訓練されていました。
 火災や自然災害はないのが一番いいのですが、まさかに備えての訓練を定期的に続けることで、本当に災害が起きた時に自分にできる役割を的確に判断し、被害をゼロに近づけることができます。ですから、今後も訓練や研修を積んで、改善を図っていく必要があると考えています。近くある避難訓練でも生徒たちと共に真剣に取り組みます。

備えあれば、憂いなし。

 

高校説明会を開きました

 10月15日、3年生が近隣の高等学校や陸上自衛隊少年工科学校の先生方や生徒から、学校の特色や学校生活について話しを聴きました。
 今回は、米野岳中学校卒業の先輩も来校して、学校の様子を分かりやすく説明していましたので、これから進路を選択する子供たちにとっては、進学を希望する場所がどんな学校なのか、先生や先輩から直接聴くことができる貴重な体験になったと思います。
 これまでにオープンスクールで訪問した体験も活かしながら、志望する学校では、自分の目標や夢を叶えるための指導や教育を受けられるか。自分の力や興味・関心に合っているか。3年間通い続けることができるか。本当にやっていけるかなどを、これからしっかり考えてほしいと思います。
 もし、迷ったときには自分で志望校や希望する職場を確かめに行くことも大切ですから、不安になったら、いつでも先生に相談して、学校訪問ができるようにしてほしいと思います。

山鹿市中体連駅伝大会優勝・準優勝! おめでとう

 10月7日 山鹿市中学校総合体育大会駅伝競走大会が開かれました。天候にも恵まれましたが、10月とはいえ気温は高く、長距離走の選手にとって少々暑い日になりましたが、選手たちは男女4チームとも熱いレースを展開しました。
 男子は、大会新記録で優勝しオープン参加のチームも全体の4位に入りました。女子は、準優勝をつかみ取りオープン参加チームも7位に入る健闘をしました。
 この結果、21年ぶりに男女で県中体連競走大会に出る出場権を獲得しました。
 子供たちの日頃の努力が結果として表れたことに感動し、大変嬉しく思います。
 次は、11月7日に熊本県中学校総合体育大会駅伝競走大会に出場します。

米野中祭「~笑う米野には克ち来る 笑顔満祭 2025~」

 10月4日 米野中祭を行いました。生徒会が、今年度の米野中祭テーマを「~笑う米野には克ち来る 笑顔満祭 2025~」としましたので、オープニングから笑いあり、感動ありのとっても素敵な学習発表会になりました。
 プログラムは、生徒会執行部のオープニング企画、音楽部の吹奏楽演奏と合唱から始まり、合唱コンクール、学年の創作劇発表と続きました。
 参観いただいたご来賓や保護者の方々から、好評をいただきましたことは大変嬉しく、ご多用な中にご来校いただいた皆様に心から感謝いたします。子供たちにとりましても、自分たちで創り上げる合唱や台詞から考える創作劇を観て、聴いていただくことで、人に思いを伝えることができたり、人の心を感動させることに気づき、大きな達成感を得たと思います。
 また、合唱コンクールでは、菊池市立菊池南中学校青木敦子先生に審査と講評をいただき、貴重なご示唆を得ることができました。創作劇では、転回社の皆様の的確なご指導のお陰で、子供たちに潜在している表現者としての力を引き出していただきました。
 この場をお借りして、ご協力をいただきましたすべての皆様に心から感謝申し上げます。

転回社からも演じること、表現することのお褒めの言葉をいただきました。

駅伝第1回試走

 9月16日 中体連駅伝競走大会に向けての練習を山鹿市スポーツカルチャーセンターで行い、それぞれのコースを子供たちが試走しました。
 天候がよく、大変暑い日差しの下で、子供たちは汗を流しながら走っていきました。選手たちの中には、今回初めて走る子もおり、子供たち一人一人がコースの感触を確かめながら真剣に走る様子と先生方が率先垂範と師弟同行する姿がとても印象的でした。
 これから、試走を2回くり返しますが、子供たちが走るコースを知り、自分のペースやレースプランを理解していくことを期待しています。
 頑張れ、チーム米野岳中‼

秋空や深紅のたすきかけ児はかける

大盛況の山鹿市PTA親善球技大会

 9月13日 山鹿市PTA親善球技大会が山鹿市スポーツカルチャーセンター総合体育館で開催されました。中学校からは1・2・3年生から1チームずつがエントリーし、他の小中学校PTAチームと4チームのリーグ戦を行いました。
 どのチームもこれまでの練習の成果が発揮され、和気あいあいとした中にも一球を追う真剣なプレーが随所に見られました。フライングレシーブあり、絶妙なフットプレーありの好プレイ、珍プレーが飛び出し、選手も応援もゲームを楽しむことができました。
 3年生チームはパート1位になり、2年生・1年生チームも大健闘されました。皆さんが、ゲームを楽しめたこととけがなく終えたことを嬉しく思いました。
 また、PTA原会長と角田副会長様は、大会運営に携わられ、素敵な市P親善球技大会を開かれました。そのご尽力に心から感謝申しあげます。

米野中タイム・生徒集会

 9月10日 今日の米野中タイムは生徒集会でした。集会では、保健委員会と文化放送委員会が、学校生活をより良く過ごすことができるように、スライドや動画を使って提案やお願いをしました。
 生活委員は、日頃の活動報告と2学期の生活を健康で安全に送ることがことができるように、熱中症やけがの予防、感染症予防対策、そして、歯と口の健康についてわかりやすく説明していました。
 放送文化委員は、放送室の利用の仕方や放送の仕方について、動画や掲示物も交えてとても丁寧に説明していました。
 どちらの委員会もタブレットPCを上手く使って、より分かりやすく伝えようと工夫しているところに、すごいなあと感心させられました。

 

本物に学ぶ

 9月8日 転回社の皆さんに各学年の創作劇の演技指導をしていただきました。
 子供たちが場面ごとに分かれて練習をする様子を見ていただきながら、より良くなるように指導や助言を受けたり、ものごとの見方、考え方も丁寧に話していただきました。
 ご指導の中には、「友達の演技や練習を見て考えることがとても大切だ」というお話もあって、とても印象に残りました。
 稽古事には、上手の稽古を拝見する見取り稽古というものがありますが、学ぶこと・まねることは上達の方法としてすべてに通じるように思いました。
 子供も先生も、本物から学ぶことができる時間を大切にしていました。
 また、全学年をご指導なさった後、転回社の皆さんから、子供たちの演技が前回訪問した時よりも良くなっていると、お褒めの言葉もいただくことができました。
 今週は、金曜日にも来校していただく予定です。

市P親善球技大会の練習2回目

 9月5日 山鹿市PTA親善球技大会の練習を体育館で行いました。今回は2回目でしたが、たくさんの保護者の皆様がお集まりになって、しっかり練習をされました。
 体育館にはまだまだ昼間の暑さが残っていて、少し動くだけでも汗がどっと出てくる感じでしたが、保護者の皆さんと先生方が和気あいあいとゲーム形式の練習を楽しんでいらっしゃいました。

授業拝見

 9月5日 3年生が数学の授業で二次方程式の学習をしていました。今日は解の公式も使って考えているようで、生徒が解の公式の証明をしていました。説明を聴いている子供たちも前のめりになって一緒に真剣に考えていました。

ダブル・レインボー

 9月4日 子供たちが部活動を終えて帰宅する時刻に、学校の東の空いっぱいにダブル・レインボーが現れました。加えて夕焼けの空はゴールドに包まれていました。
 きれいだなあと思いつつも、二重の虹のずっと先には、台風が通過していて大変な災害が出ていますので、どうか小さな被害ですみますように、早く天候が静まりますようにと祈りました。

山鹿市民医療センターと城北高等学校の包括連携協定看護科説明会

9月4日 山鹿市が、山鹿市民医療センターと城北高等学校とで結んだ包括連携協定の一環で行う看護科説明会を放課後にしました。
 説明会には、看護や医療の仕事に興味を持った生徒や総合文化部の生徒が参加していました。
 看護の仕事の説明は、城北高校看護専攻科赤星和美先生と山鹿市地域医療センターからおみえになった3名の看護師の方々が担当され、看護の内容や日常の業務、そして、ご自身の今の仕事の様子や看護のやりがいについて話していただきました。
 今回は、患者モデルの「のぞみさん」にも登場してもらいましたが、「のぞみさん」とはコンピュータをとおして会話をすることができ、自分の症状の変化にあわせて、声の調子や心拍数や呼吸も変化させることができる人形で、実によくできた優れものでした。後ろから見ると、人形と分かっていても見間違うほどでした。
 説明中、この人形の「のぞみさん」と先生が話をされていると、急に心肺停止を知らせる音が鳴り出しました。すると、看護師さんがすぐ駆けつけ、チームですばやく心肺蘇生法を行い、一命をとりとめるというストーリー仕立ての寸劇も交えていただきました。
 これを見ていた子供たちは、看護師さんに代わってバッグバルブマスクを使ったり、胸骨圧迫をしたりして心肺蘇生の体験をすることができました。また、聴診器で心音や呼吸する音を聴くこともできました。
 この包括連携協定は、地域医療を支える人材の育成を山鹿市全体で進めるためのものですが、将来の職業として看護師を考えている子供たちにとっては大変貴重な学びの場となりました。
 城北高等学校看護科の先生方や山鹿市民医療センターの看護師の皆様が、看護の仕事のよさや魅力、役割を率直に話していただいたことをとてもありがたく思いました。貴重なお時間をいただきましたことに心から感謝申しあげます。

表現することをプロに習う。

 9月1日 転回社の皆さんに来校していただきました。これから、子供たちは米野中祭で発表する創作劇の内容や表現について、演劇のプロの皆さんから直接指導を受けていきます。
 来る10月4日(土)の米野中祭学習成果発表会に向けて、子供たちは、それぞれの学年が1学期の総合的な学習の時間や人権学習で学んだことをまとめ、創作劇に仕上げて発表しようとしています。その創作劇の台詞やト書きの言い回しや仕草をより良くするために、プロの演出家と表現者(俳優)から直に指導や助言をたくさんいただいています。やはり本物はすごい!と感じることが多く、子供たちは本物の演技をモデルにしながら、自分たちの表現力をどんどん高めようとしています。仕上がりがとても楽しみです。
 転回社の皆様の的確なご指導に感謝いたしますとともに、今後のご助言もどうぞよろしくお願いします。

 

山鹿市PTA親善球技大会の練習

 8月28日 市P親善球技大会に向けてフラバールバレーの練習を始めました。

 保護者の皆さんは、はじめに準備運動をして、ルールを確かめた後、早速練習を始められました。
 夜の体育館は、昼間の暑さがまだ残っておりましたが、皆さんしっかりボールを追って、いい動きをされていました。
 本大会は、9月16日です。それまでけがなく練習ができ、3チームそれぞれのチームワークが深まり、いい勝負ができるようになることを楽しみにしています。

メッゾ先生就任

 8月27日 2学期からALTとして子供たちの英語の学習アシスタントを務めるメゾフォルテ=コザ(通称:メッゾ)先生が就任されました。
 メッゾ先生は、南アメリカ出身で14カ国の言語を操ることができ、音楽にも秀でた才能をもっていらっしゃいます。英語を通じて、子供たちの国際理解が深まることを期待しています。
 どうぞよろしくお願いします。

2学期の始業式

 8月27日 今日から2学期が始まりました。登校する子供たちの様子を心配しながら見ていると、元気に朝の挨拶をしながら登校してきましたので、ホッとして嬉しくなりました。
 始業式では、1年生、2年生、3年生と生徒会役員の代表が、それぞれに1学期と夏休みの生活を振り返りながら、2学期の目標や全校生徒で取り組んでいきたいことを伝えていました。
 発表の「お返し」の中には、部活動と勉強の両立に悩んだけれど、この夏休みに「何かに熱中すること」の経験がで嬉しかったと、自分の経験を語る子もいて、大変感動しました。
 教室では、早速夏休みの課題を提出したり、生活の振り返りや2学期の目標を立てることをしていました。
 担任の先生方が、子供たちの2学期が充実するように、そして、スムーズに切り替えができ、いいスタートができるように工夫してくださっていたのをありがたく思いました。

 始業式のあいさつで、子供たちの2学期が実り多い時間になることを願い、熊本の心に紹介されている「実るほど頭を垂れる稲穂かな」の句を紹介しました。この句は、小学生のときに担任の古庄先生に教わったもので、人の生き方として大切にしています。

吹奏楽コンクール熊本県大会

 7月26日 吹奏楽コンクール熊本県大会が県立劇場で開かれ、子供たちは大変立派な演奏を披露しました。
 今回のコンクールに出場するために、子供たちは鹿本中学校の吹奏楽部のなかまと楽団を組んで出場しました。
 コンクールまでは、平日も休日も鹿本中学校に出向いて合同練習をくり返し、演奏の上達に努めていました。合同練習の翌朝、重たい楽器や譜面台を抱えて登校する姿をいじらしく思いましたし、充実した練習ができているように感じていました。
 当日演奏した楽曲は、課題曲「祝い唄と踊り唄による幻想曲」(杉山義隆作曲) と自由曲「喜歌劇《ロシアの皇帝》よりセレクション(小編成版)(フランツ・レハール作曲・鈴木英史編曲)の2曲でした。
 単独校で出場し、2曲を仕上げて演奏し、受賞するのが難しいなか、2校合同でコンクールに臨み、銀賞を獲得することはとてもすごいことです。それでも、子供たちにとっては、十分満足とはならず、悔しさを残す結果だったようですが、見事にやり抜いた子供たちは、本当によく頑張っていました。改めて拍手を送り、その努力を讃えます。
 会場で演奏を聴いた方々からも、とてもいい演奏でしたと感想をいただきました。4月から演奏を始めた子供もいますが、2校で演奏する困難を乗り越えて、演奏技術を日々上達させるために努力していたことは、これからの自信と誇りに是非してほしいと思います。
 ご指導いただいた先生方や保護者の皆様、鹿本中学校の皆様のご協力とご理解に感謝いたします。

虫眼鏡ここには、後日写真を載せます。