2025年1月の記事一覧
食文化豊かなスペイン (1月30日)
今日の献立 パエリア 野菜のスープ煮 オムレツ キャベツのサラダ 牛乳
今日はスペイン編です。スペインはヨーロッパの南西端にある国です。イベリア半島の約80%を占めている国ではありますが、自治州と呼ばれる大きな権限を持っている自治体が17あります。西にはポルトガル、北にはフランス、海を挟んだ南側にはモロッコがあります。
パエリアは、スペイン東部のバレンシア地方発祥の米料理です。オリーブオイルとサフランで炒めた米に肉、魚介類や野菜などの具材を加えて煮込みます。パエリアという名前は、バレンシア後でフランスを意味する言葉からきています。
今日のパエリアは、お米を炊くときにカレー粉を入れているので、炊き上がったときに全体的に黄色い色がつきます。その後、いか、肉、野菜を炒めた具材をご飯と混ぜてつくっています。
今日はオランダの味(1月29日)
今日の献立 コッペパン トマトスープ キベリング フリット 牛乳
今日はオランダ編です。オランダの面積は、ほぼ九州と同じ大きさの平たんな地形で、国土の45%が農用地の農業大国です。農産物の輸出量は、アメリカに次いで世界第2位です。最先端の技術を取り入れたガラス張りの温室「グラスハウス」で野菜などたくさんの作物が栽培されています。また、世界的に知られたチーズ産地でもあり、オランダ全土でいろいろなチーズが作られています。
オランダでの主食はジャガイモが多く、夕飯は肉、野菜、ジャガイモの3点セットが一般的です。ジャガイモを茹でたマッシュポテトにしたり野菜と合わせて肉料理に添えたりして食べられています。朝食や昼食はサンドイッチが主流です。
キャベリングは、サクサクとした食感が特徴の白身魚のフライです。オランダの都市では、フリット(フライドポテト)専門店が多くあり、様々なトッピングやソースを楽しむことができます。
オランダの学校では、お昼ご飯は、家で作ったお弁当を持ってくるのが一般的です。パンにチーズを挟んだものやジャムやピーナッツバターを塗ったサンドイッチが多いようです。リンゴやバナナなどのフルーツを持参する人もいるようです。
今日は中国の味 (1月28日)
今日の献立 麦ご飯 酸辣湯 餃子 バンバンジーサラダ 牛乳
今日は中国編です。中国はアジア大陸の東部に位置する人口世界第2位の広大な国です。中国の歴史は長く、何千年も前にさかのぼります。歴史、文化、自然の世界遺産も数多くあります。
中国料理は、世界三大料理のひとつです。国土が広く、川や海、山や盆地などの地理的条件や南北の気温差も重なり、地域によって食べ物の味も違います。中国国土を東西南北4つに分け、それぞれの郷土の特徴的な料理を表している北京料理・四川料理・上海料理・広東料理は、中国四大料理と呼ばれています。
今日は四川料理のひとつである酸辣湯を作りました。酸辣湯は、酢の酸味と唐辛子の辛みを効かせたスープで年間を通して食べられているそうです。豆腐、鶏肉、しいたけ、ネギなどの具材を使ったスープを塩、醤油で味付けし、たっぷりの酢と唐辛子を加えます。今日は、ラー油を使っています。最後に片栗粉でとろみをつけ、卵を入れて仕上げています。
フランスの味便り(1月27日)
献立 バターライス 鶏肉のプロバンス風 人参ラペ 牛乳
今週1週間は大阪万博で展示を予定している国々の料理を紹介します。
今日はフランス編です。フランスは、日本からおよそ1万Km離れたヨーロッパの国です。エッフェル塔、凱旋門やルーブル美術館などを目当てに大勢の人々が訪れます。良質なワインの産地としても知られており、ボージョレ地区には、原料のブドウ畑が広がっています。
フランスでの主食はパンですが、その中でもバゲットは、フランス国内で購入されるパン全体の約80%占めるほどよく食べられています。また、各村に特徴的なチーズが1つはあると言われるほど、チーズの種類が豊富です。代表的なものは、カマンベールや青カビチーズです。
今日の給食では、鶏肉のプロバンス風が登場しています。プロバンス料理とは、フランス南部のプロバンス地方で食べられる伝統料理のことです。地中海の豊かな自然の恵を活かして、オリーブオイル、ニンニク、ハーブなどをふんだんに使って作る料理です。
今日のいただきます(1月23日)
今日の献立 食パン ガーリックスパゲッティ マセドアンサラダ 牛乳