2025年11月の記事一覧
ようこそ先輩!「元パラリンピックゴールボール日本代表 浦田 理恵 さん」
11月27日(木)、元パラリンピックゴールボール日本代表選手の浦田 理恵 様に来校していただき、第2学年の生徒がゴールボール体験会を行いました。
浦田さんは、南関町出身で、南関中学校の卒業生です。二十歳のときに徐々に視力を失い、目が見えなくなられたそうです。
最初のお話の中で、「見えないけど、工夫すれば見えるようになる」と話されました。話す相手の声や空間を認識することで、相手がどこにいるのかを判断し、「見えているかのように」お話をされました。
ゴールボールの説明では、パラリンピックの試合の映像や、ボールを使って教えてくださいました。
パスの練習では、代表の生徒が「普通に投げていいんですか?」と尋ねると、「相手のことを気遣うことが大切ですね」「ゴールボールでは『思いやり』と『声かける勇気』が必要です」とゴールボールだけでなく、生活の中で大切なことも教えてくださいました。
生徒たちはアイマスクをつけてゲームをしました。
見えないからこそ、声や音でのコミュニケーションが大切です。
楽しいひとときを過ごしました。
とてもポジティブな浦田さんですが、見えなくなった頃は「どんなに頑張っても、見えないものは見えない」「生きている意味がない」とネガティブになられていたそうです。
何度も死を考えられていた頃、勇気を出してご両親に告白されたのが、1年半の引きこもりから抜け出し、もう一つの未来への一歩を踏み出した瞬間だったそうです。
「どん底にあった私を救ってくれたのは、家族・友だち・先生でした」と勇気を出して「自分の心の内をちゃんと伝えたことで、次のステージの可能性が広がった。」「助けてといったらちゃんと助けてくれる人がいた。」と話されました。
「自分から先に壁を作っていた。自分で作った壁は、自分から取り外さないと前へ進めない。」「自分の中で抱えているものがあると思いますが、周りには仲間・先生・家族など、きっとみなさんの力になってくれる人がいます」と私たちにとって日常生活を送る中でとても勇気づけられるお話をいただきました。
お忙しい中、ご来校いただいた浦田理恵さん、このような機会をつくっていただいた、A-lifeなんかんの皆様、本当にありがとうございました。今回学んだことを、子どもたちは今後の人生に生かしてくれると思います。
令和8年度生徒会役員選挙
先日、「令和8年度生徒会役員選挙」が公示され、11人が会長・副会長・書記会計に立候補しました。
昨日(11月25日)から選挙運動が始まり、登校時に立候補者と責任者等が投票のお願いをしていました。
この日は、霧が立ちこめ、スッキリしない朝でしたが、立候補者たちの元気な声で、正門や昇降口付近が明るくなりました。
投・開票は12月3日です。立候補者の熱い思いを受け止めて、令和8年度生徒会役員をみんなで選んで行きましょう。
みんなでウォークラリーin三小校区への協力(南関中学校喜ばせ隊)
11月23日(日)に南関町子ども会連合会主催の「みんなでウォークラリーin三小校区」が南関三小校区で開催され、「南関中学校喜ばせ隊」がチェックポイントの担当として協力しました。
今年は南関第三小学校校区に全行程10.37㎞のコースを作り、約3時間かけて校区内を周り自然に親しみ、仲間との絆を深める催しです。
チェックポイントでは、南関中学校喜ばせ隊が考えたご当地クイズやゲームなどを参加者は楽しんでいました。
コース各地には、南関町子ども会連合会のスタッフの皆様が安全確保のために交通整理をされていましたし、当日実施のためにたくさんの方々が準備をされてきたと思います。
南関町の子どもたちのために、たくさんの人たちが尽力されていることを改めて感じました。
ボランティアとして、協力してくれた喜ばせ隊のみなさんも、町の子どもたちのために貢献できたと思います。ありがとうございました。
自学(自主学習)頑張ってます!
あるクラスの廊下に、ノートが並べてありました。
これは「自学」といわれる、生徒が毎日取り組んでいる家庭学習ノートです。
どのノートも小さな字でびっしり書き込んであります。
各班の班長が中心となって班員に声をかけ、取り組んでいるそうです。
頑張った班には、担任の先生からこんなご褒美が!
子どもたちは、お互いに声を掛け合って、みんなで取り組んでいます。
このような毎日の積み重ねが、子どもたちの力になっていきます。
「ふるさと関所まつり」に協力しました!
11月16日(日)に、南関町役場周辺で開催された「ふるさと関所まつり」にボランティアとして参加しました。
スタッフの人たちです。(全員の写真は撮れませんでした。申し訳ございません。)
吹奏楽部も式典の前に演奏を披露しました。
小原地区の神楽の舞です。
大名行列にも出場?しました。
ボランティア以外にもたくさんの生徒が祭りに参加していました。
地域の方々との交流もできたと思います。
秋晴れの一日、町の歴史を思い起こし、「ふるさと」を感じる時を過ごすことができました。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 正川 公一
運用担当者 教諭 福島 賢亮