二中ブログ

【モス日通信②】070507

 モス日通信②070507.pdf

 モスクワ日本人学校の吉田先生から「モス日通信」の第2号が届きました。

 皆様、こんにちは。私がモスクワへ赴任して1カ月がたちました。今回は、モスクワ日本人学校のことを知っていただきたいと思い、通信を作成しました。本校は1967年にヨーロッパで最初の日本人学校として創立されました。日本大使館の附属学校であり、小学部と中学部を併設しています。R7年度の在籍生徒数は小学部・中学部合わせて24名です。私は中学3年生(3名)の担任をしています。文部科学省が認定した日本人学校94校の中で最も北の学校です。

 また、本校がある同施設は1階がフィンランド校、2・3階がイタリアン校、4・5階が日本人学校になっています。そのため、同じ建物の中にさまざまな国の子たちがいて、学習を行っています。さらに、昼休みには日本人学校対イタリアン校でサッカーの試合を行いともに遊ぶこともあります。言語の壁はあっても、子どもたちは相手に思いを伝えようと工夫したり、同じ遊びの中でともに楽しんだりする姿を見ることができます。

 少人数で授業を行っているため、一人一人に合わせて学習を進めています。私が担当している中学部の子どもたちは学習意欲が高く、疑問点や間違った部分は積極的に質問をし、1時間の授業内で理解できるように粘り強く学習しています。今年度は多くの行事を予定していて、今は5月に実施予定の修学旅行の調べ学習を進めているところです。