二中ブログ

【能登半島地震】060105

 別の学校の修学旅行で、一休さんが修行をしたお寺で座禅体験を行いました。説法で、「今日、昼ご飯を食べる人。」という問いかけがありました。当然、みんな手が挙がりました。説法は「本当にそうでしょうか。この後、突然大地震に見舞われるかも知れない。大病に見舞われるかも知れない。寺を出た途端に事故に遭うかも知れない。自分の努力ではどうにもならない事もある。」と説法は続きます。

 1月1日16時10分、令和6年能登半島地震が発生しました。正月番組が全て臨時ニュースに切り替わり、強い口調で津波からの避難が呼びかけられました。コロナ禍後の4年振りの行動制限なしのお正月です。帰省されていた方も多いかと思います。大地震で多くの人命が失われるなど誰が考えたでしょうか。

 説法は「何があっても、そういうものだと思う事」で終わりました。私は修行が足りないので、今回の地震は「そういうものだとは思えない」という心情です。