二中ブログ

【清水寺】051204

「清水寺」の様子です。778年に賢心は夢のお告げで北へ向かい、音羽山に着きました。金色の水流を見つけた賢心がその源をたどっていくと、滝行を行い千手観音を念じ続けている行叡居士という年齢200歳になる行叡居士という修行者に会いました。彼は賢心に「あなたが来るのを長年待っていた。自分はこれから東国へ旅立つので、後を頼む」といい残して去って行きました。観音の化身であったと悟った賢心は、行叡が残していった霊木に千手観音像を刻み安置しましたた。これが清水寺の始まりだそうです。  

 後に征夷大将軍となった坂上田村麻呂が清水寺を建立し、東国の平定参拝をしたといいます。清水寺では行叡を元祖、延鎮(賢心)を開山、田村麻呂を本願と位置づけています。