二中ブログ

【スズメバチ】050626

 先週、埼玉県幸手市の河川敷で、除草作業をされていた50代の男性がスズメバチに刺され、救急搬送されたが亡くなられたという報道がありました。暑いとスズメバチも早い時期に増えます。私は湯浦中の3年間で植え込みの中にあったスズメバチの巣3つを駆除しました。二中はもっと林の中の学校です、見つけたら刺激せずに先生へ連絡してください。

 ハチによる死者の数は平成29年13人、平成30年12人、令和元年11人、令和2年13人、令和3年15人となっています。なかなかの数です。私の母は落ちていたスズメバチの腰から下をゴミだと思って素手で触ったところ刺され、病院行きでした。二中のとある先生も同じ経験をしているそうです。死骸も危険です。

 スズメバチは外敵が巣に近づく(約10m)と、「相手の周りをしつこく飛ぶ。相手に狙いをつけて、空中で停止する。最後の警告としてあごをかみ合わせてカチカチという音を立てる。」などの行動を行います。攻撃態勢に入ったスズメバチは、黒いものに向かってきます。(巣を攻撃して幼虫や蜜をとる熊が黒だからという説あり。)白や黄色がより安全な色のようです。もし巣に近づいてしまったらすばやい動きに対して攻撃してくるため手でふりはらったりせず、頭などの黒い部分を隠し、低い姿勢で静かに後ずさりするのが得策だそうです。また、スズメバチが近づいてきたらじっとしておくのが良いようです。

 3年生のNさん、校長室のフィギュアを見て「キイロスズメバチですね。」と一言。驚きました、正解です。