二中ブログ

【平成28年1月24日大雪】070203

 大雪の予報が出ています。教頭として田浦中に勤務していた令和28年1月24日を思い出し、しっかり対応したいと思います。画像はその時の田浦中の様子です。皆様もご用心を。

 「なぁ~ん、そぎゃんな降らんよ。」前日の天気予報は大雪。台風や大雨は信じるのに、大雪に関してはみんなバイアスがかかっているようです。人吉勤務の頃、吹雪の中の帰宅で大変な思いをしています。津奈木太郎は越えられません。もしもの時の対応のために前日から実家に泊まりました。
 24日(日)の天気予報は見事的中、大雪です。大岩出身の母は子どもの頃にはかまくらを作ったこともあるとのことでしたが、「こぎゃん降ったとはいつね。」と聞くと、「田浦に嫁いできた頃。」との答え。50年ぶりの大雪でした。実家に車を置き、施設管理と連絡のため歩いて学校まで行きました。(7分の距離ですが)
 雪の中、最初は駐車場に大の字になって跡を写真に撮ったり、先生方にラインで実況報告を行ったりとまだ雪を楽しむ余裕がありました。昼頃は駐車場の雪を定規で測ると24㎝!夕方には30㎝!とつけみにゃー降り方でした。午後には奄美大島で115年ぶり、久米島で39年ぶり、沖縄本島の名護市では観測史上初の初雪を観測しました。夕方まで学校で過ごし、校長に状況報告をして帰宅しました。
 25日(月)は臨時休校。雪は降りやみましたが、タイヤチェーンをつけていない車が3号線をふさぎ、全く動くことができない状態。田浦にいるのは校長と私の2人。生徒には今日、私立高校一般入試の受験票を渡す予定でしたが難しく、対象の家庭に私が電話を掛けて対応。担任の西原先生は列車を乗り継ぎ昼頃なんとか出勤、学年主任の椎葉先生と2人で各家庭を回り受験票を渡しました。
 また、午後には生徒玄関の水道管が破裂。前年まで田浦中の教頭だった新立先生に来てもらましたが水を止める栓は厚く降り積もった雪の下にあり、位置は分かりませんでした。業者による応急処置をするもそれから1週間の断水。時間断水の地域もありました。
 26日(火)の私立高校入試は無事に実施されましたが、小中学校は給食の準備ができず、水も出ないため臨時休校。雪に慣れていない地域の大雪は、やおいかんです。