二中ブログ

【秋分の日】070923

 今日は「秋分の日」、秋の彼岸の中日で「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日。」ことを趣旨とした休日です。祝日法により、天文観測による秋分が起こる9月22日から9月24日ころのいずれか1日の秋分日が選定され休日となります。

  春の彼岸の頃に「牡丹の花」に見立てたのが「牡丹餅」、変化して「ぼたもち」。秋の彼岸の頃に「萩の花」に見立て、丁寧な言い方をしたのが「おはぎ」だそうです。「おはぎ・ぼたもち」が登場するお話を紹介します。

『ぼたもちと観音様』:ある寺に、だん家からぼたもちが送られてきました。和尚さんは小僧に自分が帰るまで観音様にお供えしておくよう伝えて出かけました。小僧は我慢できずにそれを一つ残らず食べてしまいました。叱られると思った小僧は観音様の口の周りにあんこを塗って誤魔化しました。和尚さんが帰って来ると小僧は「観音様がぼたもちを食べてしまった」と言い訳をしました。~。

『かえるになったぼたもち』:嫁と姑が、田植えの後にぼたもちをつくって食べました。腹いっぱい食べて、残りは4つ。これを翌朝独り占めして食べようと思った姑は、「嫁の顔を見たらかえるになれ。」と言って、鍋の中に隠して寝ました。~。

『首ひねり』:菊池を旅した行商人が、一軒の民家に泊りました。疲れて眠っていると、隣の部屋から「今晩は手打ちにしようか?半殺しにしようか?」という声が聞こえてきました。~。

さて、どんな結末でしょう。