二中ブログ

【PTA総会校長あいさつ4】050502

 3点目。文科省から教職員の月の超過勤務時間は45時間以内、年間360時間以内というガイドラインが出ています。

 私の妻は土日出勤の仕事でしたので、人吉勤務の頃は金曜の夜に子どもを預けに田浦の実家に行き、土日に部活をして、日曜の夕方に迎えに行く生活。

 以前二中に勤務していた頃、年に360日出勤、超過勤務が150時間を超えるような月が何度もある年もありました。二中の電話番号「3651」は「365日と後1日働けということ」、午後10時頃退勤しようとすると「年休届出した?」というような自虐的な冗談を言って過ごしていました。

 3年生担任の頃は隣のクラスのM先生と「じゃあ6時間後に」と言って帰宅。家族よりもM先生と過ごした時間の方が長い1年間でした。 

 でもこれでは「元気に生徒に向き合えない。」学校行事、部活動などスリム化できるところはスリム化する。学校がすることか、家庭がすることか、地域がすることか、本来の役割を問い直す。

 何のために。それは「元気に子どもたちに向き合うため」、保護者の皆様のご理解とご協力をお願いします。

 子どもたちは中学校3年間で心も体も大きく成長します。3年間という時間は振り返ると一瞬です。すべてが貴重な貴重な時間です。子どもたちに、水俣二中が将来に亘って、心の拠り所となるような時間を過ごさせたいですね。

※文字だけ読むときつい内容もありますね。ぜひ来年は会場へ。