湯浦中ブログ

【2学期始業式】040829

 ちびまる子ちゃんは「夏休みは何日あると思ってんのさ。宿題なんていつでも出来るよ。それより今を大切にしなきゃ。」と言っていますが、宿題点検日に1・2年生の先生に確認したところ、まるちゃんの考えに同意して「今を大切にした」生徒は合計で15人程度のようでした。その後の進み具合はどうでしょう?スッキリして新学期を迎えることができたでしょうか。

 夏休みといえども、学習会、部活動、陸上練習、花の水遣り、池の掃除。湯浦中生は心と体と頭を「鍛える夏」になりました。特に、湯の香まつりのボランティア活動での頑張りには、地域の皆さんから多くの感謝の声を聞きました。地域のために自然に何かができる湯浦中生、素敵です。

 また、Sくんの県中体連大会総合優勝、九州中体連大会総合2位入賞の大活躍、両大会とも会場で応援することができましたが痺れました。

  さて、湯浦中学校は今年から2年間、防災教育の研究を依頼されています。先生たちは夏休みに熊本大学の竹内准教授をお招きして防災に関する研修を行いました。

 竹内准教授のお話を聞いて、大事なのは、

この場合はどんなことが起こるかをたくさん考えることができる「予測力」

多くの選択肢の中から、短い時間で最良を選ぶことができる「判断力」

これで行くと決めたら迷わず前に進める「実行力」だと考えました。

  今年の夏も雨が降り続く期間があり被害が心配されましたが、2学期は、いつ発生するかわからない予想を超えた自然災害に対し、自分と大切な人の命を守る力、将来、自分が住む地域で災害が起こった時にリーダーとなって活躍できる力を身につけさせたいと考えています。

  2学期は郡市陸上大会、駅伝大会、県民体育祭、職場体験学習、生徒会役員選挙、修学旅行、うたせ船体験、ふれあいカルチャーディ、部活動の新人戦、など皆さんの活躍の機会がたくさん待っています。

 日常生活や授業、さまざまな行事の中に、知識や経験を積み重ね、自分の、学級の、湯浦中の「予測力」、「判断力」、「実行力」を高める場面はいくらでもあります。

  今がそうだと意識するかしないかで身につく力の質と量は変わります。目標を持ち漫然と過ごさない2学期にしましょう。