湯浦中ブログ

校長のブログ⑳ 1年間お世話になりました。よいお年を!

 2025年もあと数日で終わります。みなさんにとってどんな年でしたか。私は、変化が大きく、初めてのことが多い一年でした。4月から校長として湯浦中に赴任し、頑張る先生、素直な生徒、協力的な保護者、応援していただける地域の方々に囲まれ、いろいろな「One Step」が見られ幸せな一年となりました。

2週間程度の冬休みに入りますが、事故・病気等に気をつけて新しい年をお迎えください。1月8日には、新たな気持ちで元気に学校に登校してください。待っています。

保護者・地域の皆様、来年もよろしくお願いします。

 

2学期 終業式の校長講話 (一部略)

2学期はみなさんにとってどんな日々でしたか?ONESTEPできましたか?

教育反省を見るとみんな頑張っていたようです。

「部活・駅伝を頑張った」「合唱を頑張った」「朝練を頑張った」「ロードレース」「生徒会に立候補した」中には「大きな行事とかではなく、日頃友達のことを考えたりすることで、より良い人間関係を築いた」などがありました。それぞれOneStepできたようですね。

今日は「氷山の一角」という話をします。

「氷山の一角」という言葉は、海面に現れている氷山が全体の8分の1から9分の1程度に過ぎず、大部分が海中に隠れている様子に由来しています。

この言葉は、あまり良い例で使われる言葉ではありません。

例えば、中高生がSNSトラブルで性的被害にあい警察が事件として取り扱うことが増えています。これはあくまでも警察が認知した数で「氷山の一角」と言えます。表に上がってないトラブルはもっと多いはずです。という使い方です。

 しかし、私は、ちょっと違った視点でこの言葉を捉えていました。高校の時の教科書に載っていたと思いますが、こう書いてありました。「今自分が思っている自分は、氷山の一角で、まだまだ未知の自分が海面の下には隠れている」という文章がありました。

 私は、「氷山の一角」という言葉をプラスに捉えました。自分にはもっと可能性があるのではないかと思い、取り組んだことのないことに挑戦してみようと行動に移しました。

・・・(私の経験談)・・

 みなさんに何を言いたいかというと、今の自分が全てではない。それは「氷山の一角」で、もっと違う自分が隠れている。ということです。知識も才能も性格も、もっと隠されている自分がある、もっと輝くものがある、と思って欲しいです。そして新しいことに挑戦していってください。今の自分のままで良いのか。自分が本当に好きなものはなんなのか、何をすべきなのか。考えてください。「どうせじぶんは・・・」と諦めたり、親や先生に言われたことを忠実に守り、準備され、与えられた道を進むのではなく自分の道は自分で切り拓いてください。今見えている自分は、隣の友達はほんの一部「氷山の一角」なんですよ!

14日の冬休みに入ります。事故やSNSでのトラブル等に合わないようにくれぐれも注意してください。そして2026年は何か新しいことに挑戦する目標を立て行動に移してください。