学校生活

鉛筆 2月5日(水)道徳の研究授業を実施

2月5日(水)に、本校にて道徳の研究授業が行われました。今回の授業は、4時間目に1年生と2年生の学級でそれぞれ実施され、本校職員もそれぞれ参観を行いました。

1年3組では、橋崎 教諭が「ゆうへ―生きていてくれてありがとう―」を教材に、「つながる生命」をテーマにした授業を行いました。阪神・淡路大震災を背景にした物語を通して、生徒たちは命の尊さや、自分たちが多くの人に支えられて生きていることについて深く考えました。授業では、映像資料を活用したり、活発な意見交換を行うことで、生徒一人ひとりが「命の大切さ」について改めて向き合う時間となりました。

一方、2年2組では、岩崎 教諭が「足袋の季節」を教材に、「強く気高く生きる」をテーマにした授業を行いました。物語の中で、主人公が貧しさの中で道徳的な葛藤を抱えながらも成長していく姿に触れ、生徒たちは「人間の弱さとどう向き合うか」について意見を交わしました。班活動では、自分の経験と重ねながら考えを深める場面も見られ、道徳的価値観をより多角的に捉える機会となりました。

生徒下校後には研究協議を行い、授業の意図や展開について活発な意見交換がなされました。指導方法や生徒の反応を振り返ることで、今後の授業づくりに向けた新たな学びを得る貴重な機会となりました。

また、生徒たちの様子を見ていると、積極的に授業に参加する様子が見られ、大きく成長を感じました。来年の西南中を担う生徒たちとして非常に心強く感じました。