二中ブログ

【ミツバチ】070808

 今日のテーマは画像の「ヒマワリ」にとまっている「ミツバチ(ニホンミツバチ)」です。花粉を体にいっぱいつけて花と同化しています。私が子どもの頃は田浦の実家では、祖父が趣味で養蜂をしていました。動画共有サイトを見ると、趣味の養蜂がたくさんあがっていますが、実家の最初の群れは祖父が若い頃に、人吉から担いで田浦まで歩いて運んだそうです。地方ではまだ車が普及していない昭和の始めの話です。

 ミツバチの群れは、1匹の女王蜂と約5万匹の働き蜂(雌蜂)、繁殖期には全体の1割ほどの雄蜂で構成されています。働き蜂のエサとなるのは集めてきた花の蜜や花粉で、一度に40mg(自身の体重のおよそ半分)の蜜を運びます。私が45㎏を抱えて飛ぶのと同じです。一匹のミツバチが一生で集める蜜の量はスプーン1杯(5g)程度だそうです。

 スズメバチと違い、ミツバチはおとなしく人を刺すことは滅多にありませんが、子どもの頃は洗濯物についていたりした蜂に年に数回は刺されていました。慣れていた頃は蚊に刺された程度にしか感じませんでしたが、最近では刺されたところやはり痛いですね。ミツバチは刺すと針(一緒に内臓ごと)がとれてしまい、興奮物質が周りに広がります。その興奮物質によって他のミツバチから攻撃されることがあるそうです。特に巣を攻撃されたと感じた時はガンガン攻撃してきますので、巣の傍を通る時は用心しましょう。