二中ブログ

【県中社研大会に向けて】060731

 今日も二中に郡市の社会科担当者が集まり、11月に開催される熊本県中学校社会科教育研究会の人吉球磨・水俣芦北大会の授業づくりを行いました。水俣芦北は水俣一中のI先生が、公民的分野で地方自治の公開授業を行いますが、ゴミュニケーション(二中で言うところの「地域ゴミ分別収集」)を取り上げます。授業を通して、参加されるたくさんの先生方に水俣市の今を知ってほしいと思っています。

 ここからは水俣市以外にお住いの皆様への内容です。

 先日は私が住んでいる区の分別収集の日でした。
水俣環境クリーンセンターでは、最初は「燃えるもの」と「燃えないもの」に分けていたのですが、平成5年の3月に燃えないゴミの中に黒い袋に入れられた中身の残った小型プロパンガスボンベが入っており、そのまま破砕処理施設に運び込まれて、作業中に爆発、機械は破壊され、屋根も破壊されるという大事故が起きました。人身事故にはなりませんでしたが、何千万円もの費用が修理にかかり、このような危険なものを出してしまう市民にも責任があるのではないかという意見が出たそうです。
 20種類の分別は、モデルの7地区からスタートし、全地域で実施されるようになりました。2種類から20種類へ、大変なご苦労があったかと思います。平成13年からは生ゴミの分別が始まり24種類、令和2年度以降は23種類に分別しています。
 私の息子たちも生まれた時から分別が当たり前なので、子どもの頃は「コンビニはゴミ箱が燃えるゴミ、ペットボトル、カンの3つしかないと困る。」と言っていました。
 私が生徒会を担当していた頃は、「生徒会長と環境委員長は同格」という位置づけをして、環境教育先進校として多くの視察や取材に対応していました。