二中ブログ

【言霊】060217

 日本には言霊(ことだま)という考えがあります。古代においては「言」と「事」は同じ概念と考えられていました。そのため、声に出した「言」葉は現実の「事」象に対して何らかの影響を与えると信じられており、良い「言」葉を発すると良い「事」が起こり、不吉な「言」葉を発すると凶「事」がおこるとされていました。

 自分の意志をはっきりと声に出して言うことを「言挙げ」と言い、それが自分の慢心によるものであった場合には悪い結果がもたらされると信じられていました。つまり言葉は、自分がどんな心を持っているかを外に現すものだという事です。

 SNS上には不快な言葉、人を傷つける言葉が飛び交っています。二中生も例外ではありません。教室や部活動ではどうでしょうか。言葉を発する時に一呼吸おいてみてください。