二中ブログ

【明日から定期テスト】070604

 私たちが中学生の頃、社会科などはほとんどが一問一答形式の内容で、教科書丸ごと暗記で対応できていました。授業で使うワークテストなどをそのまま切って貼り付けて印刷したテストもありました。高校では達筆すぎる崩した文字の先生や、特徴的なくせ字の先生もおり、問題文を解読するのに苦労した覚えがあります。
 初任の頃はワープロ専用機で問題を作成していました。資料のスペースを考えて文字を打って、後から貼り付け。調整に苦労していました。
 そして今は、観点別の工夫した内容で出題。文章で答えさせる問題も多く、問題作成にも採点にもとても時間がかかります。パソコンが導入されたのが帰って大変、画像を取り込み、統計資料は数値を確認して、社会科は1学年作るのに丸一日かかっていました。当日、生徒がすぐに解くのをあきらめるとショックでした。FK先生もそんな感じでしょうか。
「正解を『ア』にすると、他の選択肢を読まないから『イ』か『ウ』にしよう。」、「出題したけど詳しく説明していなかったから、今日の授業でそこだけもう一度説明しておこう。」、「今、『べらぼう』を放送しているから、喜多川歌麿や田沼意次を出題しておこう。」、「採点しやすいように、記号問題には自分だけにわかる規則性をもたせよう。」…問題作成者のあるあるです。