二中ブログ

【進路講話】060213

 2年生に向けて進路講話を行いました。私からは敢えて厳しい話だけをしましたが、みんな集中して聞くことができました。感想にはたくさんの人が入試に向けて気持ちが高まった事を書いてくれていました。2年生は個々はもちろん、集団としての表情が良いですね。

 来年度以降は推薦入試や前期選抜受検者の面接時の入室の仕方、返事の仕方、礼の仕方、話し方等、小中学校の9年間で身に付けておくべきことについては学校では指導をしないことを伝えています。あいさつは毎年1050時間の授業×2回行っています。朝の会や帰りの会、部活動を入れるともっと増えます。これだけ時間を使ってきたのに面接前に練習するのは滑稽ですらあります。

 相手の聞きたいことをきちんととらえ、短い時間で自分の考えをまとめて伝える訓練は、日々の授業が一番です。文章にまとめるのは、日々のやりとり帳や、行事の感想。一つ一つを丁寧にやるだけで力が付きます。授業中は内容と関係のないことをしゃべらない、人の意見を傾聴する、自分の考えと比較する、整理して述べる。文章にまとめると言ったことに真剣に取り組みましょう。

  子どもたちはよく「中身を見てください。」と言いますが、5分程度で初対面の人に自分の良さを伝えるのは困難なことです。が、中学校生活で頑張ってきたことがあるんだなという事は、熱の入った話し方や表情で伝わります。

 残り1年間をどのように過ごしたかで、自分の人生が変わります。

 最後にもう一つ。当日、歯が痛くなり実力を出せない人もいます。今度の春休み中に歯医者に行っておくのは絶対です。