二中ブログ

【卒業式まで1ヶ月】060212

 卒業式まで1ヶ月となりました。登校日数は20日です。私が最後に3年生の担任をした平成18年度。卒業式前の学級通信にこんなことを書いていました。

 小さいころ何になりたかった?とクラスで聞いたところ「アンパンマン」、「セーラームーン」「〇〇レンジャー」などの答えが返ってきた。
 小学生のころは?と聞くと「ケーキ屋さん」「消防士」「警察官」などなど多彩。

 では今は? 一番多い答えは「まだわかりません。」

ここに有名な作文がある。 
「僕の夢は一流のプロ野球選手になることです。そのためには中学、高校と全国大会に出て活躍しなければなりません。活躍できるようになるためには練習が必要です。僕は3歳の時から練習を始めています。3歳から7歳までは半年くらいやっていましたが、3年生の時から今までは365日中、360日は激しい練習をやっています。だから、1週間中で友達と遊べる時間は5、6時間です。そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球の選手になれると思います。そして、その球団は中日ドラゴンズか、西武ライオンズです。ドラフト入団で契約金は1億円以上が目標です。僕が自信のあるのは投手か打撃です。
 去年の夏、僕たちは全国大会に行きました。そしてほとんどの投手を見てきましたが自分が大会ナンバーワン選手と確信でき、打撃では県大会4試合のうちホームラン3本を打ちました。そして、全体を通した打率は5割8分3厘でした。このように自分でも納得のいく成績でした。そして僕たちは1年間負け知らずで野球ができました。だから、この調子でこれからもがんばります。
 そして、僕が一流の選手になって試合に出られるようになったら、お世話になった人に招待券を配って応援してもらうのも夢の一つです。とにかく一番大きな夢は野球選手になることです。」愛知県西春日井郡とよなり小学校6年3組 鈴木一郎 

 作文の中に夢への揺るぎない自信と感謝の心がみえる。
 元ジャイアンツの桑田さんは18歳の頃、「清原と違い自分は天才ではない、自分にあるのは努力をする才能」と言い切った。そして今年、若い頃からの夢であるメジャーへの挑戦。 イチローさんの場合も桑田さんの場合も、夢への自信を支えているのは日々の努力。 
 最後にNBAのスーパースター、マジックジョンソン選手がアフリカ系アメリカ人の子どもたちへ宛てた手紙の一部を紹介する。
 卒業式を夢へ向かっての努力を始める日にしてほしい。
 「君には無理だよ。と言う人のことを、聞いてはいけない。もし、自分で何かを成し遂げたかったら………。
できなかったとき、他人のせいにしないで、自分のせいにしなさい。
 ~中略~
君の夢が何であれ その夢に向かってあがいていくんだ。なぜなら 君は幸せになるために 生まれてきたのだから。