湯浦中ブログ

【湯浦中の皆さんへ4】050328

 豊臣秀吉がまだ足軽という下級の兵士だったころ、他の足軽たちと集まって「どんな望みがあるか」を互いに言い合うことになりました。

  足軽たちは口々に、「殿様になりたい」、「百万石(300億円くらい)の国をとりたい(肥後藩で52万石)」と言いましたが、秀吉はこう言いました。

「今より百石(300万円くらい)多くもらえる身分になりたい」。すると他の足軽たちは「なんて夢の小さいやつだ」と一斉に笑い出しました。

  そこで秀吉は、こう言ったそうです。「おぬしらは所詮かなえられない望みを言い合っているにすぎない。俺の目標は頑張れば必手に入るものだ。空頼みではなく手の届く望みなのだ」

  手を伸ばせば届く小さな夢をかなえ続ける事で、とてつもなく大きな夢に手が届くようになります。

 湯浦中学校の入り口には藤井瑞希選手の活躍を記念した「夢は叶う」の碑が建てられています。先の秀吉の話と重なるところがあります。

夢を持ち、志を高く、今日を大切に一日一日を積み重ね、「やり切った感」のある中学校生活を送っていきましょう。

  遠くから応援しています。